大学入試の国語・小論文
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「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」の真髄 其の十
〈 総論5 〉
なぜに「2-way」なのか?
単純素朴に「受信/発信」は等価だから。
大切なのは、コミュニケーションにおける「バランス」なのです。

自分のことばっかり話す人、ってだいたい嫌われますよね。
かといって、自分のことを何にも話さないモジモジくんじゃ、なかなか友達もできない。
「フムフム、なるほどね。キミの言うこと、もっともだとおもうよ」
「でも、自分はカクカクシカジカだと思うんだよね」
なんて言って、私たちは普段、コミュニケーションをしているのではないでしょうか?
「受信/発信」、コトバのキャッチボール、すなわちコミュニケーションが成り立っていきます。
「他者を理解すること」と「自己を理解してもらうこと」とは等価なのです。
「オマエの言うことなんか聞いちゃいねえ、オレの言うことを聞け!!」
って、必ずケンカになりますよね。

つまり、「2-way」というのは、コミュニケーションの本質なのです。
世の中の人間関係の不具合の多くがここに起因しているのではないでしょうか。

子どもが言うことなんか全否定、お子さんが何か失敗すると「だから、お母さんいったでしょ!」なんてしかりつけている。
「ワタシって~、こういうヒトだから~、」って自己定義を他者におしつけてくる。
夜中に暴走族が「パラリラパラリラ~」ブォン!「うるさ~い!」って言ったところで聞いちゃいない。
のと、同じことをやっていないか?
ある意味、コミュニケーションにおけるコトバの暴力ですね。

ほんとうのコミュニケーションとは、
他者を受容することで、自己理解を深める。
自己を他者に理解してもらうことで、自己を相対化する。
と、結局は「己を知る」ということにいきあたるのだと思います。
一国の総理大臣が「ワタシはアナタとは違うんですっ!」なんていってトンズラしましたっけが、総理である以前に、人間としてどうよ?と思ってしまうわけです。

「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」の小論文のノーガキで、
「小論文はヒトと違ったことを書けばいいんだ!というのはマチガイ」
と述べていますが、
それは「他者とちがう」という前提に立ってしまうと、「独善」におちいってしまうからなのです。
「独りよがり」の文章を読まされるほうは、タマッタもんではありません。
大学入試なら、真っ先にボツでしょ?

他人の意見をしっかりふまえた上で、自分の意見を述べる。

それがコミュニケーションにおける基本の「キ」、
だから、普段から現代文を読んだら「要約」するクセをつける必要があるのです。

自分の意見を組み立てて、他者にしっかり伝えることができれば、その一方で他者の意見をしっかり理解することもできる。
だから、「現代文」と「小論文」は並行してやったほうが、はるかに効率的なのです。
「小手先のテクニック」の問題じゃない、「バランス」の問題なんですね。

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「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト
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早稲田慶応上智(法)合格!!!


フットプリンツ卒業生
      グランドスラム達成の「全足跡」!!

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早慶併願 第二回現代文添削答案早慶併願 第二回小論文添削答案
早慶併願 第三回現代文添削答案早慶併願 第三回小論文添削答案
早慶併願帰国子女生第四回現代文早慶併願帰国子女生第四回小論文
早慶併願帰国子女生第五回現代文早慶併願帰国子女生第五回小論文
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早慶併願第十六回現代文
joe


読んだら要約×立論して論述
答案を提出×添削して返却

ホラ、
えんえんと「やりとりやりとり」しているでしょ?
目には見えませんが、
そこには「ダイアローグ(対話)」があります。
けっして「独りよがり」の「モノローグ(独り言)」ではない。

「実力はノーミソでかいた汗に比例する!!」

だからこそ、「わかったつもり」で終わらない、
「深い理解」が可能なのです。
                               

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受講生を限定、プロの講師が少数精鋭で徹底的に添削をしていきます。
現代文・古文・漢文・小論文 オール・イン・ワン!
会員にかぎり、古文、漢文、すべてフットプリンツが請け負います。
                                 
現代文/小論文の
   相互補完的実力養成
「2-way method 
   現代文/小論文」


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【2009/07/05 20:45】 | 「2-way method 現代文/小論文」とは? | トラックバック(0) | コメント(0)
「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」の真髄 其の九
〈 総論4 〉
「勉強する」、すなわち「まなぶ」の語源は、
古文をしっかり勉強している人ならわかりますね?
そう、「まねぶ」です。
歌舞伎や落語などの古典芸能が典型なのでしょうが、
師匠のマネをすることで学んでいくのです。

で、
「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」について、
添削担当者、動画でノーガキを述べてみました。
「小論文は人と違ったことを言えばいいのだ、というのはマチガイ!
独創的な意見というのは、結果としてあるのであって、前提とされるものではない」
みたいな。
でも、難関大学のAO入試とか、国立の後期試験とか、やはり独創性は重んじられるでしょうね。
それでは、「独創的な意見」とは、どうすれば論じられるようになるのか?
答えは、多様な意見を身につけることです。
何かをテーマにして論じようとする際、「一つしかいうことがない」、
それで「独創的な意見」が言えるのか、ということです。
言うことが「それしかない」ということなんですね。
自分のノーミソの中に、意見のストックがたくさんある、
その中から選んで論じられる人は、「独創的な意見」を言えるでしょう。
いくつかの候補の中から、いちばんいいネタをチョイスして、論じきっていくわけです。
「一つしか言うことがない」人の向こう側に立てるわけです。

では、ノーミソのなかにどうやって「ネタ」をストックしていくか?
「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」がなぜに効率的なのか、わかりますね?
「国語が不得意なんですけど、やっぱ、読書をしたほうがいいですか」
って、聞きにくる受験生がいますが、
大学受験は一年(実際にはないけど)と、時間が限られています。
読書、ったって、やっているヒマがない。
でも、「コンパクトな読書」なら、いくらでもやっているでしょ?
そう、「現代文」なんです。
現代文の演習量をワシワシかせいでいく。
でも、
せっかく現代文を読んでいるのに、設問解いてオシマイ、
それが「もったいない」というのです。
ただ読むだけ、設問を解いただけ、では、ネタとして身にならない、
ノーミソにストックされないのです。
設問といて、解説聞いて、
「やった~!できた!」
「トホホ、まちがえた…」
で終わってしまう。
そこできっちり要約しておけば、自分の意見として血肉になるじゃないですか。
それが、「まねぶ」ということ。
何でもかんでもマネすりゃいいんだ、
「ネットからコピペ」
ったって、それは自分の「ノーミソに汗」していないから血肉にはなりえませんね。
肝心かなめの「自分のノーミソ」にコピーしていない。
筆者が述べている意見を、自分でもう一度、組み立てなおす作業をしていく、だから自らの血肉となっていく、同様のテーマが小論文で出されたとき、自分の「ネタ」として自由に使いこなせるようになっていくわけです。
その結果にあるのが、「独創的な意見」というわけです。
「現代文だけ」で完結しない、「小論文にまでひらかれた現代文」、
それが「2-ウェイ メソッド」の真髄なのです。
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【2009/07/04 22:43】 | 「2-way method 現代文/小論文」とは? | トラックバック(0) | コメント(0)
「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」の真髄 其の八
〈 総論3 〉
国語学習の基本として、なぜに「現代文/小論文」を置いているのか?
古文、漢文は、ラクチンなのです。
もちろん、それなりの努力は要します。
「ラクチン」というのは、やるべきことが明確、なおかつ限られているからです。
「何をやればいいのかわからない」ということはない。
わからない人は、左のカテゴリーの「古文のツボ」「漢文のツボ」に目をとおしてみてください。
って、こんなものなのです。
もちろん、難関大学を受験する人は、これらをベースにして、膨大に読解量をかせぐ必要があります。

ところが、現代文と小論文は明確なマニュアルがあるわけではない。
「何をやればいいのかわからない」
という受験生が多いですね。
ですから、「現代文の神様」みたいな参考書をやって、それで満足してしまう。
典型的なやったつもり、「つもり病」ですね。
秋になって、模試を受けはじめるとわかってくるのですが、その時には、
「時間が…ナイ!」
とね。

なぜ、このようなことになってしまうかというと、
「何をやればいいのかわからない」という疑問に対して、
「マニュアル=明確な答え」がどこかにあると「錯覚」してしまうからなのです。
「答え」なんか他のどこにもない。
その「答え」は「自分のアタマの中」にあるからです。
「現代文/小論文」は実践、すなわち「ノーミソに汗」してナンボ!
悩んで悩んで、ノーミソの中に思考回路を作っていく作業です。
それなのに、「外」に安易なマニュアルを求めてしまう。
他者から「ホラ、こうすれば解けるんだよ!」とマニュアルを与えられて、
「ナルホド~」って、ナットクしておしまいにしてしまう。
決定的な何かが欠落しているでしょ?
そう、「自分で思考していない」のです。
ですから、カリスマだろうが、神さまだろうが、他者から与えられた「答え」は、「わかったつもり」になりたい人には安心感を与えてくれますが、応用がきかないのです。
現代文と小論文の実力をつける近道は、

実践=自分のノーミソに汗する

しかありません。

A…ウンウン悩む、考える、わからん!
B…パッと見てわからん!解説見て(聞いて)ナットク!


同じ「わからん」でも、AとBとでは雲泥の差があります。
「その時、その場」では大差ないでしょう。
ところが、やはり「時間の流れ」という「全体」においた時、大きな開きになっていくのです。

・Aパターン
わからん→→(限界)
わからん→→→→→(限界)
わからん→→→→→→→→→→→→(限界)


・Bパターン
わからん→→(考え抜かない)
わからん→→(考え抜かない)
わからん→→(考え抜かない)


結果だけ見ればどれも同じ、「わからん」ですよね。
でも、レベルが全然ちがっているでしょ?

Bパターンが、多くの受験生、特にも安易にマニュアルにたよる受験生にありがちな「やったつもり」学習です。
そうならないために、添削担当者が考え出したのが、

Aパターン…「実践=ノーミソに汗」

すなわち、「2-ウェイメソッド 現代文/小論文」なのです。
受講生が「自分のアタマで考えること」から逃れられないシステムなのです。
「現代文を読解して、自分で要約して、根拠を書きながら解答」
って、普通の受験生なら、かなりシンドイはずです。その上、
「現代文の要約をふまえて、立論して、論述」
と、さらにシンドイ。
でも、課題文一つを裏表から徹底的に「考え抜いている」でしょ?
だから、「現代文だけ」「小論文だけ」やるより、はるかに効率的なのです。
グングン、「限界」を押し上げていくんですね。

スポーツでも、音楽でも、「限界を超える」というのは同じじゃないですか?
やって、ダメ
やって、やって、ダメ、
やって、やって、やってもダメ
ホラ、同じ「ダメ」でも少しずつ「限界」が上がってきているでしょ?
で、ある時、フッとできる。
誰でも経験があるのではないでしょうか。
あれだけできなかったのに、ある時、フッとできる。
でも、それは偶然ではない、「やって、ダメ」が積み重なった結果、必然的にできるようになったのです。
その「フッと」を図で表せば、「しり上がり」図式の「転換点」になるんだな。
しり上がり

「限界状況で実践」、だから、限界を超える!!

先の例にもどれば、Bパターンの「やったつもり」って、「限界」まで考え抜いていない。
つまり、いつも自分の「限界内」で演習しているから、時間と労力、お金もかけている割には、「限界」自体、何も変わっていない。
つまり、実力は変わっていないのです。
それに対して、Aパターンはシンドイ、
でも、なぜシンドイかというと、自分の「限界いっぱいいっぱい」で演習しているからなのです。

現代文の勉強法で悩んでいる受験生、安易なマニュアルばかり追い求めて、参考書の山を築いている受験生のほとんどに欠落しているのが「実践」という視点、
だから、

・現代文は読んだら必ず要約する。
・現代文は必ず根拠づけして解答する。
・現代文を精読したら、それをもとに自分で意見文を書いてみる。

と、徹底的に「実践」するようにこしらえた方法論が「2-ウェイ メソッド」だったわけです。

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続いて『小論文』も監修予定!

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ホラ、
「ノーミソに汗」してるでしょ?
断言しましょう。
この「実践」の中にしか「答え」はありません。

「実力はノーミソでかいた汗に比例する!!」

ラクして難関大学合格、
そんな受験生、フットプリンツはお断り!
ノーミソに汗して、考えぬく!
そんな生徒さんは大歓迎、
添削担当者もともに汗して「しり上がり」の坂道をかけてゆきます。
シンドイ!
でも、
そこに最速最短の合格へのルートがあります。                                


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   現代文/小論文」


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【2009/07/03 18:44】 | 「2-way method 現代文/小論文」とは? | トラックバック(0) | コメント(0)
「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」の真髄 其の七
〈 総論2 〉
「2-way method 現代文/小論文」のノーガキの総括をしております。
前回、「国語の勉強が楽しい!っていう人は要注意、『勉強したつもり』になっていないかな」なんて、ちょっとおどし、入れてみました。
しか~し、
ものごとは、常に「全体」的な視点からとらえなおしてみる、というのは何度も述べてきたとおりなのです。
で、「時間の流れ」という「全体」に添削という行為をおいてみると?

フットプリンツの「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」は
「しり上がりフラクタル構造カリキュラム」
「しり上がり」に難しくなっていきます。
全16回の課題のうち、ちょうど半分を過ぎたあたりがムチャムチャ難しい。
昔の戦仲間(いくさなかま)の国語科の講師にテキストをみてもらった時、
「谷ヤン(添削担当者のあだ名)、これは…ムリだろう!」
ってアドバイスされました。
それは、添削担当者自身、百も承知でこしらえました。
だって、「第三項の読解」とか、「記号論の読解」とか、
やっている受験生なんていない!
まして、それを小論文で論じるなんて、ムリ!
でも、やるのです。
なぜか?
練習でシンドイ思いをすれば、試験本番でラクチンだから。
誰のためでもない、受講生のためなのです。
生徒さんもシンドイ、添削担当者もシンドイ、
じゃあ、お互いにただシンドイだけなのか、というと、そんなことはない。
生徒さん、ひっかけの選択肢、自分で洗い出せるようになる、
すなわち、「受験生の視点」ではなく、「講師の視点」に立つことができるようになると、
問題が難しくなればなるほど、答案が「ウキウキ」言っている。
別に答案に「ウキウキ」と書いているわけではありませんよ。
答案全体の雰囲気が「ウキウキ」言っているわけです。
そうすると、不思議と添削担当者も「ウキウキ」してきます。
「そうきたか!」
みたいな。
「講師の視点」と「講師の視点」のガチンコ勝負!
それは、もう「教える人」と「教わる人」との関係ではない、
「やるか」「やられるか」のハードなスパーリングになってきます。
たまに、添削担当者が予想もしていなかったアプローチから正解を導き出してきて、
「マイッタ!」
その「やられた~!」っていう感じが、なんとも快感なんですね。
教え子に乗り越えられるカイカン!
その一瞬は、なんともうれしいものです。
真剣勝負で一流の剣客にズバッと斬られるような爽快感とでもいいましょうか。

むむむ…?

カリキュラムは「しり上がり」にシンドイはず、
それなのに楽しんでいないか?
ということなのです。
しり上がり
そう、
「シンドイけど楽しい!」
みたいな逆説(パラドクス)が生じてくるのです。
そうなると、もうしめたもの。
ほうっておいても、オートマティックにしり上がっていきます。
もう誰にも「しり上がり」の勢いを止めることなんかできません。
「時間」という全体の流れの中においてみると、

「しり上がり」の後半は「シンドければシンドイほど楽しい!」

みたいになっていきます。
それが、目標に向かって努力する「本当の楽しさ」だということです。
「ラクチンなうえに楽しい!」
って、ホントの楽しさじゃない、というのは、クラブ活動とか一所懸命やってきた人ならわかるはずですよ。
合唱部で、剣道部で、サッカー部で、みんなで一所懸命努力する、
うまくなる、
うまくなるほど、練習のハードルも上がっていく、
「シンドイ!」でも、気持ちは「楽しい!」でしょ?
「しり上がりフラクタル構造カリキュラム」って、ことさらに名づけてみましたが、
やはり、なにも目新しいことをやっているわけではない。
スポーツ、音楽、芸術、すべてにわたって、上達するためのトレーニングに通底する基本の「キ」なのです。それを「現代文/小論文」で体系化してみただけなのです。
すべての能力において、上達の秘訣は「シンドイけど楽しい!」なのです。

ちなみに、糸井重里大先生は、それを「ツラ楽しい」と表現していましたな。
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【2009/07/02 19:12】 | 「2-way method 現代文/小論文」とは? | トラックバック(0) | コメント(2)
「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」の真髄 其の六
〈 総論1 〉
と、
「2-way method 現代文/小論文」の一連のノーガキを書いてきました。
あらためて、全体として見わたしたとき、なぜに「現代文」と「小論文」を並行してやるべきなのか?

カラダから考えてみましょう。
肉体のシステム、って、必ず「拮抗」するようにできているじゃないですか?
上腕二頭筋に対する上腕三頭筋、
腹筋に対する背筋、
とか、「裏表」の関係で、あいせめぎあいつつ、われわれの直立歩行をささえている。
この「あいせめぎあう関係」というのが、とても大事なのです。
マッチョ志向の若い衆によく見られるのですが、
「夏→露出→上腕二頭筋→モテル男」
みたいな短絡的思考をして、重たいダンベルをウンウン持ち上げている。
で、その結果、待っているのは関節障害だったりして…。
ほぼ、まちがいなく、関節をこわします。
バランスがわるいんですね。
「部分」を鍛えるのは、わるくない。
まちがっているのは、「部分だけ」という思考なのです。
鍛えるなら、「全体のバランスのなかで部分」という思考をしなくてはいけません。
バランス思考を欠くと、一所懸命ひたいに汗して、自分で自分のカラダをこわすという愚をおかしてしまうわけです。

同様に、「現代文だけ」って、とってもバランスがわるい。
さらに、せっかく現代文を演習しているのに、要約もせず傍線部のあたりをほじくって、正解の導き方を演習するのって、きわめて「非効率」なのです。
でも、「わかったつもり」になりたい受験生には、とってもオイシイ。細分化して、図式化すれば、きわめてシンプルな解法がえられますからね。
でも、応用がきかないのです。その問題をやって、わかったつもりになって、オシマイ。
本当に実力、応用力をつけたいなら、
「書いたら読む、読んだら書く」
たがいに拮抗する、全体のバランスのなかにおいて、「部分」を鍛えていくのが近道なのです。
ボクシングでも、野球でも、テニスでも、「打撃系」のスポーツをやっている人は、直観的にわかるはずです。
腹筋…10  背筋…5の選手と、
腹筋…7   背筋…7の選手と、
戦ったら、さて、どっちが勝つでしょう?
答えは当然、後者です。
数値だけみれば、両者はそんなに変わらんでしょ?
でも「ゲーム全体」という時間の流れにおいて考えれば、大きな開きになっていきます。
テニスの試合なんか顕著に「時間」のなかに表れますし、ボクシングの試合なんか、非情なまでに顕著です。

「常に全体をみわたして部分へ!」

という、フットプリンツの指導法、なにも目新しいことを言っているわけではないのです。スポーツ、音楽、そして受験勉強、あらゆる「トレーニング」において通底する基本の「キ」を、あらためて実践方法として組み立てただけなんですね。

上腕二頭筋、ムッキンムッキンに鍛え上げて、夏に見せびらかすもよし。自己満足の方法としては正しい。でも、もしそんなアホなボクサーがいたら、実戦でリングの上をのたうちまわることになります。ボクサーにとって、余分な筋肉って、自分のスタミナを奪うだけですからね。
そうならないためにも、
「全体のバランスのなかで部分」を鍛えねば、なのです。
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【2009/07/01 20:57】 | 「2-way method 現代文/小論文」とは? | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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