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![]() 〈 「二項対立」の作り方 〉
センター試験も近づいてまいりました。 そこで、センター試験後の慶応大学、国立二次、後期にむけて、小論文のカンタンな小論文マニュアルを書いていこうと思います。 今回は、意見文のロジックの王様、「二項対立」です。 現代文でこの論理が出たら、ラッキー! なぜなら、自分で「二項対立」の枠組みをしっかり組み立てて小論文を論じきることができる人、 読解するのは、メチャメチャ速い、なおかつ、正確。 だから、受験で小論文がない人も、自分で組み立てられるようにしておくとよいですね。 【二項対立】 1. まず、二項対立の枠組みを作ります。 比較、対照する「二項」を決めます。課題が与えられているなら、それにしたがえばいいですね。 次に、「どのような点」について比較、対照するのか、キーワードを決めます。 キーワードとは、 「西欧…Aである」⇔「日本…Aではない」と、対立項を他色分けする働きをする語、「A」です。 「A」というキーワードで二項を比較検討して、それぞれの分析をします。 表にしてみるとわかりやすいですね。 _______________________________________ | 西欧 ⇔ 日本 (二項) |_______________________________________ |アイデンテンティティー … 明確 ⇔ 不明 (分析1) |_______________________________________ |コミュニケーション … 自己主張 ⇔ 相互配慮 (分析2) |_______________________________________ (キーワード) 2. 第一段落に「導入」をおく。社会のニュース、身近な体験など、本文の「問題点(テーマ)」を導き出す糸口、前フリです。課題文が与えられている場合は、課題文の要約をおきます。そして、それを糸口として、「問題点(テーマ)」を明示します。 例 「グローバル社会において、日本人はどのようにするべきか。」 3. 第二段落で、上の表をもとに批判する対象を分析していきます。 例 「日本人はアイデンティティーが不明、コミュニケーションが相互配慮的。だから、閉鎖的で親密なグループを形成しがち。」 4. 第三段落で、「それに対して」「しかし」など、対立関係の接続を明示し、上の表をもとに肯定する対象を分析していきます。 例 「西欧人はアイデンティティーが明確で、コミュニケーションにおいて自己主張をはっきりする。だから、開放的で、誰ともつきあう。」 5.第四段落で、要約して結論。「以上のことから」「したがって」「つまり」など、接続を明確にすること。 例・「グローバル化がすすむなか、日本も明確なアイデンティティーをもつべきだ。」 これで、600字ぐらいならカンタンに書けます。800字以上なら、上の「日本⇔西欧」の分析の後にそれぞれ具体例を入れてやるだけです。 【小論文のコツ】 ・接続を明示する。 ・指示語で前後をつなぐ。 ・「二項対立」を展開する場合、上記のように「明確⇔不明」「自己⇔相互」と、対照(コントラスト)を明確にすること。 「主観⇔客観」 「特殊⇔普遍」 など、対義語を意識的に用いるとよいでしょう。 ・「問題点」と「結論」をきちんと対応させること。 ねっ、カンタンでしょ? ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 部活と勉強の両立で悩める全国の現役生集まれ!! キミの答えはココにある! →→→ 田中十督先生の「猛ダッシュ!」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ![]() 『ここからがわからない』 入試基礎 古文・漢文40題 添削担当者、現在監修中! 旺文社『ここからがわからない 古文・漢文』 「O-sys」(オーシス)という、旺文社独自の教育システムで解説付き。 2月末 発売!! 続いて『小論文』も監修予定! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト ![]() 早稲田政経合格(予定)レベルの第五回小論文の答案です!! ![]() ![]() 接続の明示、よいです。 「AまたB」 という並列グセがありましたが、卒業! 弱点を一つ一つ、乗り越えています。 「長所をのばし、欠点をピンポイントで修正!!」 一人一人にしっかり手をかける、 添削だからできる演習なのです。 その利点を十分にいかしていますね。 あとはゴール目指してラストスパート、突っ走るだけです。 ![]() 現代文/小論文の 相互補完的実力養成 「2-way method 現代文/小論文」 みなさま、応援 ありがとうございます。 「添削」とは静かな「対話」、 そして、思考を深く耕していきます。 受講生の皆さんと対話を重ねつつ、 フットプリンツは「しり上がり」の坂道を駆け上がります。 m(_ _)mいっそうのご支援 よろしくお願いいたします!m(_ _)m 人気blogランキング ただいま41位 ↓ ↓ ↓ ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
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