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大学入試の国語・小論文
  に関するワンポイント・アドバイス
大学入試直前講座 『古文のツボ』 其の二十一
「物語話型」 〈歌徳譚(かどくたん)〉
『古文のツボ』で和歌についてさんざんノーガキを書きましたので、和歌にまつわる譚(=おはなし)のパターンをまとめておきましょう。国立大学の二次試験など、典型的な「歌徳譚」出してくれますから、試験直前の方、ぜひ一度目を通してみてください。読解の時間は、知らない人の半分、しかも高配点の要約系の問題ゲット!おいしすぎます。
 
「歌徳譚(かどくたん)」とは、「和歌の徳によって幸せになる譚(はなし)」
 
歌徳譚 其の一
事件 … 疑いをかけられる。
    ・失敗して叱られる。
  ↓
 「歌つかうまつれ(自敬表現)。さらばゆるさむ」
  ↓
和歌 … 当意即妙に詠む。
       当意即妙=すぐに詠む。
             その場の状況、与えられた題を巧みに詠みこむ。→掛詞になることが多い。
※だから「やがて」「すなはち」「間もなく」(すぐに)ときて、→「和歌」のパターンが多いですね。
(ろく=ほうび)
着ている衣などを脱いで与える。
※「かづく(四段・下二段)」「たまふ」「たまはる」といった動詞がよく用いられます。
 
 
「和歌の徳」は、男女の恋物語でもよく展開します。
 
歌徳譚 其の二
 
男女が愛し合って暮らす。
 ↓
男がよそに新しい女をつくる。
 ↓
和歌…昔の女が当意即妙和歌を詠む
 ↓
男は和歌に感動してもとの女のところに帰ってくる(幸せ)
 
 
「歌徳譚」の話型は、
・連歌 …上の句/下の句を別の人が詠みあう。
・贈答歌 …和歌を詠みかけられたら返歌をかえす。
・題詠 …与えられた題を詠む。
のいずれのパターンでも同じです。
ポイントはすぐに詠むこと。「えーと、えーと」はマヌケなのです。
掛詞が問われたら、連歌の場合は先に詠みかけた「上の句(下の句)」を、贈答歌の場合は先に詠みかけた和歌を、題詠の場合は、まっ先に「題」を疑ってみてください。あるいは、文脈で頻出する語、事件の核心となっている物事をほじくってみてください。けっこう注釈にヒントがあったりしますので、注もよく読んでくださいね。
 
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【2008/02/21 18:48】 | 古文のツボ | トラックバック(4) | コメント(0)
大学入試直前講座 『古文のツボ』 其の二十
「文学史7」   〈中世・近世文学史をおさえよう〉
大学入試でいちばんつっこまれる「平安文学史」「和歌集」をひととおりたどってきましたので、文学史のラスト、「中世・近世」の文学史のツボをおさえて文学史をシメましょう。
 
 
中世
 
説話
〈 平安 〉『日本霊異記(にほんりょういき)』(八二二)…最古の説話集
       → 『今昔物語』(一一二〇)
〈 中世 〉『発心集(ほっしんしゅう)』(一二一六)
       → 『宇治拾遺物語』(一二一九
       → 『十訓抄(じっきんしょう)』(一二五二)
       → 『古今著聞集(ここんちょもんじゅう)』(一二五四)
       → 『沙石集(しゃせきしゅう)』(一二八三)
【ポイント】これらは、「説話」というジャンルをしっかりおさえましょう。ジャンル分けの問題によくなります。『日本霊異記』が最古の説話であること、『今昔物語』が平安時代の説話であることくらいはおさえておくとよいでしょう。たまに時代区分が問題になりますからね。ちなみに「説話」とは、書いて字のとおり、「説(教)話」です。「不思議な、面白い出来事→教訓」といった構成になっています。だから、本文全体の要約が求められたら、だいたい、最後の部分をまとめればOK。
 
軍記物語
〈 平安 〉『将門記(しょうもんき)』…軍記物語の祖
〈 中世 〉『平家物語』『平治(へいじ)物語』『保元(ほうげん)物語』
                               ゴロ … しょーもないよ、へいへいほー
【ポイント】これらも問題になるのはジャンルでしょう。
 
鴨長明
随筆…『方丈記』
歌論…『無名抄(むみょうしょう)』
説話…『発心集(ほっしんしゅう)』※「発心」とは出家すること。
【ポイント】鴨長明はホントによく出ます。『方丈記』は出してもしょうがないでしょ?『無名抄』『発心集』がきかれます。『無名抄』と『無名草紙』をまちがえないように。
 
『無名草子(むみょうぞうし)』…作者不明。鎌倉時代に成立した最古の物語評論です。『大鏡』と同じ「聞き書き形式」で書かれています。
『無名抄』は長明の歌論、『無名草子』は物語評論。どちらも文学史頻出事項ですが、イジワルな問題は選択肢に両方入れてきますよ。中世文学史のアナ場です。
 
藤原定家
歌論…『近代秀歌(きんだいしゅうか)』『毎月抄(まいげつしょう)』
日記…『名月記(めいげつき)』
【ポイント】定家は『新古今和歌集』の選者の一人。『新古今』まわり、歌論などで定家が出てきたときに設問になります。早稲田大学など、現古融合文を出題する大学を受験する人はおさえておきたいですね。
 
阿仏尼(あぶつに)
日記…『十六夜日記(いざよいにっき)』
【ポイント】とにかく出ます。「女流日記」というと、受験生は「平安」といきたくなる、そこがヒッカケどころです。○の選択肢にもよくなりますし、×の選択肢にヒッカケとしてよく入っています。「次の中から、一つだけ時代の異なる作品を選べ」という設問の指示で、平安の作品群にまじって『十六夜日記』というのがよくあるパターンです。
 
吉田兼好
『徒然草』
【ポイント】言わずもがな。もし出題するなら、漢字で書かせます。選択肢問題にするわけがない。
 
世阿弥(ぜあみ)
能楽論…『風姿花伝(ふうしかでん)』
【ポイント】古文、現代文、いずれにしろ、能が話題にのぼると設問にしたいところです。
 
飯尾宗祇(いいおそうぎ)
西行を慕って全国を行脚(あんぎゃ)、連歌(上の句、下の句を別々な人がつけあう)の完成者です。
【ポイント】作品はともかく、「連歌の完成者」として人物をおさえておきましょう。
 
 
近世
 
松尾芭蕉
紀行…『野ざらし紀行』『笈の小文(おいのこぶみ)』『更級紀行』『奥の細道』
 
井原西鶴
好色物…『好色一代男』…「好色」ときたら西鶴
町人物…『日本永代蔵(にっぽんえいたいぐら)』『世間胸算用(せけんむねさんよう)』
 
近松門左衛門(ちかまつ もんざえもん)
『曽根崎心中(そねざきしんじゅう)』『冥土の飛脚(めいどのひきゃく)』
 
上田秋成(うえだ あきなり・しゅうぜい)
『雨月(うげつ)物語』『春雨(はるさめ)物語』…「雨」ときたら秋成
 
本居宣長(もとおり のりなが)
国学
研究…『古事記伝』
『源氏物語 玉の小櫛(たまのおぐし)』…『源氏物語』を「もののあはれ」の文学と位置付ける
随筆『玉勝間(たまかつま)』
…「タマ」ときたら宣長 略して「ノリタマ」
 
【ポイント】近世はどれが出るかわかりませんが、「西鶴」「秋成」「宣長」、特にも、国学「宣長」はいちばん聞かれるところでしょう。
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【2008/02/20 15:29】 | 古文のツボ | トラックバック(0) | コメント(0)
大学入試直前講座 『古文のツボ』 其の十九
「文学史6」   〈和歌集のテストをしてみよう〉
『八代集』まわり、特にも『古今和歌集』まわりはよく出ますから、直前に力だめしをしてみたい方はやってみましょう。早稲田大学を受ける方、ぜひやってみてください。
 
〈和歌集に関する文学史テスト〉
八代集に関する以下の問いに答えよ。(完全解答)
 a 千載和歌集   b 新古今和歌集   c 拾遺和歌集   d 詞花和歌集
 e 後撰和歌集   f 後拾遺和歌集   g 古今和歌集   h 金葉和歌集
 
  イ 山部赤人   ロ 藤原公任   ハ 大伴黒主   ニ 紀友則 
  ホ 文屋康秀   ヘ 柿本人麻呂  ト 小野小町   チ 大伴家持  
  リ 喜撰法師   ヌ 壬生忠岑   ル 凡河内躬恒  ヲ 藤原定家 
  ワ 藤原俊成   カ 山上憶良   ヨ 僧正遍昭   タ 紀貫之
  レ 在原業平
 
問一、 八代集a~hを、成立順に並べかえて記せ。
(   →   →   →   →   →   →   →   )
問二、清少納言の父、清原元輔が撰者となった和歌集をa~hから選べ。       (    )
問三、『古今和歌集』の撰者を四人、イ~レからすべて選べ。 (             )
問四、六歌仙と呼ばれる歌人をイ~レからすべて選べ。    (             )
問五、「延喜の帝」と呼ばれる『古今和歌集』撰集の勅を発した帝の名を漢字で記せ。
                                       (        )天皇
問六、『和漢朗詠集』を撰んだ人物をイ~レから撰べ。       (   )
 
問七、後白河院が編集した『梁塵秘抄』に主にとりあげられている七五調四句構成の歌謡をなんというか、漢字で記せ。                       (         )
問八、家集に『山家集』がある、『新古今和歌集』を代表する歌人の名を漢字で記せ。
                         (         )
   ↓
   ↓
   ↓
【解答】
問一、( g → e → c → f → h → d → a → b )
問二、( e )
問三、( ニ・ヌ・ル・タ … 順不同 )
問四、( ハ・ホ・ト・リ・ヨ・レ … 順不同 )
問五、(  醍 醐 )天皇
問六、( ロ )
問七、( 今 様 〈歌〉 )
問八、( 西 行 )
 
全て完全解答。問を三つ以上落とした人は、前回の記事をもう一度復習してみてください。ホント、出ますよ!
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【2008/02/12 18:31】 | 古文のツボ | トラックバック(0) | コメント(1)
大学入試直前講座 『古文のツボ』 其の十八
「文学史5」   〈和歌集をおさえよう〉
  
上代
『万葉集』(七六〇)
【主な歌人】
・柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)
・山部赤人(やまべのあかひと)
・山上憶良(やまのうえのおくら)
・大伴家持(おおとものやかもち) など
【ポイント】
現存最古の和歌集です。注意するべきは、『万葉集』は勅撰和歌集ではない、ということです。江戸期の国学者が絶大に賛美していきます。もし、入試で国学が出題されたら「日本人よ、古代に帰れ、万葉集サイコー!以上、おしまい」といった論調が多いかも。
 
 
中古
【ポイント】とにかく、出ます!難関大学を受ける人は必修事項。特にも早稲田大学を受ける人はしっかり、ですよ。
 
『和漢朗詠集(わかんろうえいしゅう)』(一〇一二)
【撰者】
藤原公任(ふじわらのきんとう)。
古文ではよく「四条大納言」として出てきます。『拾遺和歌集』(一〇〇五)の中心的歌人。和歌、漢詩、管絃に優れた才をもち、「三船の才」などと呼ばれた平安時代のスーパー教養人。
【ポイント】
一〇〇〇年の同時代性がつっこまれるといいましたね。
 
千年ごろの同時代人
清少納言・紫式部・和泉式部・藤原公任
 
ということは、
『拾遺和歌集』『和漢朗詠集』『源氏物語』『枕草子』『和泉式部日記』『紫式部日記』
って、だいたい一〇〇〇年ごろの作品なのです。
なぜそんなにつっこまれるかって?
『枕草子』の中に四条大納言・藤原公任はよく登場します。で、文学史をつっこむなら、何をききますか。清少納言の父、清原元輔が選んだ『後撰和歌集』をつっこんでもよいですし、公任にからめて『和漢朗詠集』をつっこんでもよいわけです。
また、四条大納言・藤原公任は歌論などにもよく顔を出します。だから、よく出題されるんですね。文学史のアナ場なのです。
 
『梁塵秘抄(りょうじんひしょう)』(一一六九)
【撰者】
後白河院
『千載和歌集』の勅を発した帝。
【ポイント】
主に「今様(七五調四句の歌)」を集めたものです。たまに、和歌ではなく「今様」が出題されたとき、ほぼまちがいなくつっこまれるところです。「今様」って、何のことはない、皆さんの学校の校歌に多いですよ。七五調四句じゃありませんか?阪神タイガースの「六甲おろし」とかね。
「このような歌の形式を何というか?」→「今様(歌)(いまよううた)」
「今様を主に集めた歌集」→『梁塵秘抄』
とか、必ずつっこまれると考えてください。特に、早稲田大学受ける人、しっかりです。
 
『千載和歌集』(一一八七)
【撰者】
藤原俊成(ふじわらのとしなり・しゅんぜい)
五条三位(入道)(ごじょうのさんみにゅうどう)と呼ばれました。貴族は名前で呼びません。住んでいる地名、役職で呼ばれました。仏道に入れば「入道」と付きます。とにかく、出る!
【ポイント】
平安末期、「幽玄(ゆうげん)」(静寂な中にそこはかとなくただよう情趣)、という革新的な美の理念をうちたてた人です。『古今和歌集』みたいにゴテゴテに和歌の修辞でデコレートした和歌はもうダサい。「霧で見えないけれど鴨の鳴き声がするようだよ」といったものを「美」ととらえていきます。だから、
・「鳴くなり」
・「衣(ころも)打つなり」
などの表現が多用されていきます。「なり」は、どちらも四段の動詞に接続していますが、「断定」か「伝聞・推定」かわかりますか。答えは「推定(~ようだ)」です。なぜなら、どちらも「音」がしているから。「伝聞(~そうだ)」でもありません。「聴覚による推定」なんですね。
五条三位入道は『新古今和歌集』をはじめ、能や俳諧など、中世の美意識に絶大な影響を与えたカリスマ。『平家物語』や歌論などにしょっちゅう顔を出します。で、『千載集』がつっこまれるって筋書きです。実は、『古今和歌集』と並んで、『八代集』でいちばんつっこまれるところです。
 
『山家集(さんかしゅう)』(一一九〇)
【撰者】
西行
【ポイント】
西行法師は『新古今和歌集』でいちばん歌数が多い、日本詩歌のアイドルなのです。諸国を旅してまわりました。後の俳諧に影響を与え、その足跡をたどって松尾芭蕉も『奥の細道』に旅立って行きます。現古融合文をはじめ、本文中に登場すると、ほぼまちがいなく『山家集』がつっこまれるでしょう。
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【2008/02/05 18:40】 | 古文のツボ | トラックバック(1) | コメント(0)
しり上がり通信 其の十四

亀戸浅間神社 節分 豆まき

〈節分〉
亀戸 浅間(せんげん)神社の節分の豆まきにお手伝いにあがりました。
よりによって、今年、東京ではじめての本格的な積雪、
トーホグ生まれの、雪国育ちのわたくしには心なつかしい風景なのですが、
ここは東京、
誰も来ないかと思っていたのですが、
三三、五五、お子様たちが集まってきて、
この寒い中、モリモリに盛り上がったのでした。
われわれ北方モンゴロイドの末裔(まつえい)は、
プレゼント、というか「贈与の文化」を大切にしてきました。
まもなくバレンタインデー、
それが中国由来だろうが、西欧由来だろうが、知ったこっちゃない、
なんだって「贈与の文化」に取り込んでしまいます。
 
アイヌ、マタギ、における「熊」「鹿」は自然からの贈与、
けだものたちが、自らすすんでわれわれにその身を与えてくれているのだと、
思考してきました。
ですから、彼ら、けだものたちに対する感謝を決して忘れることはありませんでした。
宮崎駿のアニメが描こうとし続けてきた当のものです。
 
「ありがとう」
 
という言葉が子どもたちの口から自然に発せられる風景とは、
ほんとうに美しいものです。
 


 

 

 

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【2008/02/03 18:58】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
大学入試直前講座 『古文のツボ』 其の十七
「文学史4」   〈歴史物語の成立順序をおさえよう〉
 
〈歴史物語〉
成立順序をおさえましょう。
 
(中 古)
栄花物語』(一〇二八) → 『大鏡』(一一一五) → 『今鏡』(一一七〇) →
(中 世)
→ 『水鏡』(一一九五) → 『増鏡』(一三六八)
               ゴロ … 栄花・大今水増(えーが、ダイコンみずまし)
 
※作品内で述べられている時代もほぼ成立順序と同じです。ただし『水鏡』だけは最古の内容(上代前後)をあつかっています。
・『栄花』『大鏡』、ともに藤原道長を歴史叙述の対象としている、ということは、当然、源氏と枕の後です。
 
〈主な内容〉 
『栄花物語』…仮名(かな)で書かれた最初の歴史物語。編年体(へんねんたい=歴史年表どおりの歴史叙述)で書かれています。おもに藤原道長の繁栄を賛美し、『大鏡』のような批判的側面は見られません。
『大鏡』…雲林院(うりんいん)の菩提講(ぼだいこう)に詣でた百九十歳の大宅世継(おおやけのよつぎ)と百八十歳の夏山茂樹(なつやまのしげき)が若侍を相手に昔語りをするのを、そばに居合わせた作者が聞き書きをするという形式をとっています。中国の『史記』にならい、紀伝体(きでんたい=人物中心の歴史叙述)で書かれています。藤原氏の繁栄を描きながらも、策略をめぐらすような側面にもスポットをあて、批判的・客観的に歴史をとらえています。
『今鏡』…『大鏡』にならい紀伝体で書かれています。
 
※「大今水増」、いわゆる「四鏡(しきょう)」の成立順が問われます。
・とにかく問われるのは『大鏡』です。『大鏡』を答えさせるフリネタとして「紀伝体」「聞き書き形式」がよく用いられますから、おさえておきましょう。
・『水鏡』は内容が最古、シブイところで問われます。
練習してみましょうか。
 
練習問題
次の作品を成立順に並べかえ、記号で記せ。
イ、『水鏡』
ロ、『大鏡』
ハ、『増鏡』
ニ、『今鏡』
 
 
解答
ロ → ニ → イ → ハ
 
解説
「だいこんみずまし」ですよ。
「水増しダイコン」とまちがえる人がいますが、それでは食品偽装になってしまいますよ。
(って余計なことを言うと、ホントにまちがえる人がいるんですよね)
 
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【2008/02/01 19:09】 | 古文のツボ | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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