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しり上がり通信 其の十八
『セクシー考』 … 添削担当者「薬師寺展」に行く  

雨もよい、仕事の合い間に上野の国立博物館、「国宝 薬師寺展」に行ってまいりました。
慈愛にあふれた日光菩薩さま、月光菩薩さまのご尊顔は、
「よく来てくれましたね」
と言っているようでした。
日本国民なら必見ですな。


国宝 薬師寺展



展示に工夫がこらされていて、あらゆる角度から日光菩薩さま、月光菩薩さまを拝顔、
ただでも目にすることのない秘仏、それを手の届きそうな距離から眺められるのです。
しかも、薬師寺の僧さえ見ることのない後ろ姿をまじまじと見させていただいたのです。
そのバックショット、一言でいえば、
「セクシー」
失礼かな、とは思うのですが。
そのセクシーさはどこからくるのだろう、と考えながら展示室を歩き回りました。
それは「対称性」であり、「均衡性」であり、
それがまさしくプロポーションに具現化されていたのです。
「日光」も「月光」も、貴賎貧富の別なく、遍(あまね)く衆生(しゅじょう)を照らす、
その「偏(かたよ)りのなさ」が究極の「バランス」として表現されています。
その「遍く衆生を照らす」ことを、仏道では「慈愛」と言っているのではないでしょうか。

「セクシー」だからといって、「慈愛」があるとはかぎりませんが、
「慈愛」の究極は「セクシー」のカタチとなって現れる。
「うなじ」から「背中」から「ヒップ」まで、
その曲線美はもう一生涯、拝見することはあるまいと思うと、足がすくんで動けませんでした。

仏教は信じるものではない、愛するものだ、といった中沢新一先生の言が思いおこされます。
チベット問題しかり、
世界が混沌を極めている今日、人々の心の癒しになれば、と、菩薩さまを東京におくりだしてくださった薬師寺高僧の先生方のご英断には、ただただ頭を垂れずにはいられませんね。
とりあえず、わたくしは十分癒されて帰ってまいりました。

追記
陽気のよい日は入場制限がかかってしまうそうなので、今日みたいな雨の中、しっぽり鑑賞して、帰りに蕎麦でもたぐってお帰りになってはいかがでしょう。
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【2008/04/24 19:34】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の十七
〈ロジックと不条理〉
今年もまたサムシング ブルーな季節がやってきました。
全国の消防団でも行われていましょうが、
春のポンプ操法大会の訓練が始まったのです。
昨年に引き続き、わたくし、一番員、筒先をおおせつかりまして、
日々、訓練にはげんでいるわけです。
が、その「訓練」が…。

初日の訓練から、
「オマエ、なんだ、そのへっぴり腰は!『田吾作』じゃねえんだからよー」
と、仕事が終わって訓練に出ているこっちもカチン、とくるわけです。
「えー、どうせ百姓あがりの『田吾作』ですよ、ってんだ、ったくよう」
なんて、上席に憎まれ口をきいたりして。

初日から、ケンカですか。
トホホ…。

日常的に「論理」というものを「なりわい」にしているわたくしにとって、
訓練は、「不合理」「不条理」「非論理」、
「ロジック」のひとかけらも通用しない世界なのです。
でも、つらつらおもんみるに、ですよ、
親子、兄弟、友人、隣近所、をはじめとする人と人との「縁」って、
そもそも「論理」なんかまかりとおらない、
あたりまえといえばあたりまえなのですが、
「なんで?」
が通用しないのです。

受験生を相手にしていると、
特に現代文とか小論文とか「能書き」をたれていると、
まるで「論理」が金科玉条であるかのように語りがちです。
でも、論理がまかりとおる世界って、
世界の一部をお玉ですくい取ったようなもので、
それが世界の全てだと思ったら大きな誤解であるよ、と、
自らをいましめつつ、
「オマエ、そりゃ、『へ理屈』だよ」
と言われて、またカチン!
「『へ』だけ余計ですよ」
と口にしてしまう、
まだまだ訓練が足りないようです。

城東消防団第二分団 春のポンプ操法訓練

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【2008/04/21 18:12】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の十六
亀戸西六丁目町会春の消防訓練


〈祖父の思い出〉

この前の日曜日、
桜散るうららかな午後のこと、
町会のみなさまの消防訓練のお手伝いにあがりました。
わたくし、筒先の指導をさせていただきました。
結局、日曜日は午前中も午後も消防団の活動でつぶれてしまったのです。
が、
つらつらふりかえるに、
それがあたりまえ、という声も遠い記憶から聞こえてくるのです。

わたくしの祖父は、
岩手の矢幅町という、小さな町の首長を長くつとめておりました。
そして町の消防団長も兼任していました。
とにかく、休日、家でゴロゴロしている姿を見たことがない。
冠婚葬祭やら行事やらで、一年中、休みはつぶれてしまうのです。
そのことでグチを言うでもなく、二十年以上つとめあげた、
いかにも明治人らしい人でした。
平日だって、田舎の消防団ですから、
夜中に火事があると消防団長は駆けつけなければならない。
それでも、次の日は普通に出勤していきました。
わたくしはもの心ついたころからそのような祖父の姿を目にしてきました。
予備校の講師が消防団に入って、
職場でも消防署でも珍しがられましたが、
おそらくわたくしをかりたてたのは、
遠い祖父の記憶だったように思います。
わたくしも、世間的に「いい年」になって、
一人前に、人さまのお役に立つ仕事がしたいなどと、
考えるようになりました。
で、心の中で、今は亡き祖父に問うてみるわけです。
すると、祖父はこう言います。
「まず、われのごど(自分のことを)ちゃんとせ!(しっかりやれ!)」
さもありなん。
自分のこともままならぬ人間が、
人さまのために働くなどというのは、百万年早いよ、
ということなのでしょう。

そこで、こう考えるようにしました。
平日は己がメシを食うために働く、
土日は地域共同体のために汗を流す、
休日は盆、正月のみ。

自分で書いておいて言うのも何ですが、
「休日がつぶれる」
というもの言い自体が、わたくしにはひどく不遜なものに思えるのです。

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【2008/04/07 19:02】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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