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大学入試の国語・小論文
  に関するワンポイント・アドバイス
しり上がり通信 其の二十六
〈 フットプリンツからミャンマー・中国災害復興支援!! 2 〉
わたくし、現代文だろうが古文だろうが漢文だろうが、おかまいなしに大学受験の現場で指導させていただきました。
その中でも、実は、いちばん漢文が好きです。
なぜかというと、予習がいちばんラクだからです。(笑
こんなこともありましったっけ。
本人は日本国籍なのですが、お父さんが中国出身、という生徒さんに漢文を教えていたことがあります。まったく、おこがましいとは思うのですが。
で、上智の漢文を予習していた時のこと。四者択一の選択肢で、句法がわかっていれば答えは簡単に出てくる問題でしたが、わたくしは講師ですので、×の選択肢もすべて消しておかなくてはいけません。でないと、「何でこれ×なんですか?」と質問された時、「アウッ」となるからです。
「以」で言い換えている選択肢なのですが、どうしても×の根拠づけができませんでした。国語の漢文のレベルではムリッ!
そこでその生徒さんに、家に帰ったら、この言い換えは可能かどうか、お父さんに聞いてくれないか、とお願いしました。翌日、その生徒さんに、
「お父さんは文化大革命の頃に教育受けたから、古典はわからないって…」
と言われました。
そうか、自分らが読んでいる漢文は「中国の古文」だったのか、と、いまさらながら気づかされたのでした。
イデオロギーをのりこえて、わたくしたちは同じ「文章」を読解している、そのような親近感が中国を応援したいような気にさせるのかもしれません。
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【2008/05/29 18:30】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(6)
しり上がり通信 其の二十五
〈 フットプリンツからミャンマー・中国 災害復興支援!! 〉
さる五月二十五日、日曜日の大雨の中、城東消防団のポンプ操法大会が行なわれました。
われらが二分団、わたくしが一番員(筒先をもって放水する係り)を勤めさせていただきましたが、堂々のビリ、しかも二年連続で。トホホ…。

とはいえ、災害援助、救急救命の訓練は積み重ねているわけで、つくづく、日々のニュースを見るたびに、いてもたってもいられない思いに駆られるわけです。お手伝いに上がりたいのに、お役に立てないこの歯がゆさ…。

そこで、みなさまからいただいた当フットプリンツの収益の一部をミャンマーと中国の義援金に役立てたいと考えました。「学校建設」など、用途がなるべく明確なものを支援したいと思います。支援状況は追って拙ブログでお知らせしていきます。

講座を立ち上げて一年半、まだまだヨチヨチ歩きですが、微力ながらもお役に立ちたい、わたくしは筒先を赤ペンにかえ、添削をすることで、極東アジア東京亀戸のかたすみから復興支援をしていこうと思います。
誠心誠意、添削をすすめてまいりますので、みなさま、どうかご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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【2008/05/27 17:14】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(3)
大学入試 基礎講座 『現代文・小論文の基礎』
かつて、大学入試が始まる直前に、早稲田大学、慶応大学受験者向けに『早慶併願講座』をやっておりました。早稲田の現代文を精読して、それを要約。それをもとに立論、論述して、慶応の小論文対策をするというものでした。その講座をたたき台にして「2ウェイ メソッド 現代文/小論文」という講座を開講いたしました。
その講座の中で演習していく事項をかいつまんで解説しています。



其の一「現代文・小論文」〈そもそも〉…
     意見文て、ナンダ?
其の二「『論』とはナンダ?」…
     接続関係
其の三「接続関係」〈逆接〉…
     「しかし」「だが」「けれども」「~のに」「~が」
其の四「接続関係」〈逆接2〉…
     逆接の先を類推する
其の五「接続関係」〈逆接3〉…
     逆接を用いた立論の練習




其の六「接続関係」〈順接(原因・理由)〉…
       「だから」「よって」「したがって」
       「~ために」「~ゆえに」「~ので」
其の七「接続関係」〈順接と逆接〉…
       「仮定条件とは?」「確定条件とは?」
其の八「接続関係」〈原因遡及(そきゅう)表現〉…
       「なぜなら」
其の九「接続関係」〈原因・理由/結果の応用〉…
       古文・漢文における仮定条件・確定条件      
其の十「接続関係」〈否定/肯定〉…
       「AではなくてB」




其の十一「接続関係」〈いいかえ・要約〉…
      「つまり」と「すなわち」のビミョーな違い   
其の十二「接続関係」〈並列〉…
      「また」
其の十三「接続関係」〈添加〉…
      「さらに」
其の十四「接続関係」〈抑揚〉…
      「Aでさえ~、ましてBはなおさらだ」
其の十五「接続関係」 〈例示〉…
      「例えば、(具体例)」




其の十六「接続関係」 〈話題転換〉…
      「ところで」
其の十七「接続関係」 〈一方/他方〉…
      矛盾・逆説の説明で使える「一方~、他方~」
其の十八「接続関係」 〈単純接続〉…
      「連用中止法」「~て」「そして」
其の十九「接続関係」 〈単純な指示〉…
      「それ」「これ」の使い方
其の二十「接続関係」 〈複数の指示〉…
      「前者~後者~」
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【2008/05/26 17:32】 | 現代文・小論文 関連〈目次〉 | トラックバック(0) | コメント(2)
大学入試 直前講座『小論文のツボ』 〈目次〉
かつて、大学入試が始まる直前に、早稲田大学、慶応大学受験者向けに『早慶併願講座』をやっておりました。早稲田の現代文を精読して、それを要約。それをもとに立論、論述して、慶応の小論文対策をするというものでした。その講座をたたき台にして「2ウェイ メソッド 現代文/小論文」という講座を開講いたしました。
その講座の中で演習していく事項をかいつまんで解説しています。



其の一 「国立大学後期小論文 やってはいけないシリーズ1」
     〈問題点と結論〉…問題点一点→結論一点
其の二 「国立大学後期小論文 やってはいけないシリーズ2」
     〈論証〉…コトバで語るな!論で語れ!
其の三 「国立大学後期小論文 やってはいけないシリーズ3」
     〈連体修飾句〉…考えながら書いてはいけない。
其の四 「国立大学後期小論文 やってはいけないシリーズ4」
     〈主述の対応〉…最初に立論ありき!




其の五 「国立大学後期小論文 やってはいけないシリーズ5」
     〈ユニークな意見〉…小論文は論証で勝負!
其の六 「国立大学後期小論文 立論のポイント1」
     〈接続関係の明示〉…逆接・因果関係・言い換え、など
其の七 「国立大学後期小論文 立論のポイント2」
     〈指示関係の明示〉…「接着剤」としての指示語と接続詞
其の八 「国立大学後期小論文 立論のポイント3」
     〈具体例〉…時間軸、空間軸から具体例
其の九 「国立大学後期小論文 立論のポイント4」
     〈逆接〉…強調表現としての逆接




其の十 「国立大学後期小論文 立論のポイント5」
   〈頭括型と尾括型〉…結論の位置
其の十一「国立大学後期小論文 立論のポイント6」
   〈立論〉…論文の構成
其の十二「国立大学後期小論文 立論のポイント7」
   〈導入と問題提示〉…問題点の明示
其の十三「国立大学後期小論文 立論のポイント8」
   〈論証〉…論を広げない、掘り下げる
其の十四「国立大学後期小論文 立論のポイント9」
   〈結論〉…やってはいけない結論パターン







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【2008/05/25 17:25】 | 現代文・小論文 関連〈目次〉 | トラックバック(0) | コメント(2)
大学入試 直前講座『現代文のツボ』 〈目次〉
かつて、大学入試が始まる直前に、早稲田大学、慶応大学受験者向けに『早慶併願講座』をやっておりました。早稲田の現代文を精読して、それを要約。それをもとに立論、論述して、慶応の小論文対策をするというものでした。その講座をたたき台にして「2ウェイ メソッド 現代文/小論文」という講座を開講いたしました。
その講座の中で演習していく事項をかいつまんで解説しています。



其の一 「早稲田大学のひっかけパターン1」〈時間配分〉…「全体」と「部分」
其の二 「早稲田大学のひっかけパターン2」〈因果関係〉…「理由/結果」「結果/理由」
其の三 「早稲田大学のひっかけパターン3」〈部分/全体〉…「部分/全体」のすりかえ
其の四 「早稲田大学のひっかけパターン4」〈分析論/当為論〉…「分析/当為」のすりかえ




其の五 「早稲田大学のひっかけパターン5」〈絶対的表現〉…
                      「いつでも・どこでも・誰でも」は×くさい 
其の六 「早稲田大学のひっかけパターン6」〈限定的表現〉…
                      「のみ・だけ・ばかり」は×くさい
其の七 「早稲田大学のひっかけパターン7」〈極論〉…
                      「極端な意見」は×くさい
其の八 「早稲田大学 評論用語の基礎知識1」〈批判用語〉…批判用語の展開例
其の九 「早稲田大学 評論用語の基礎知識2」〈人類学・民俗学〉…虫食い問題頻出語




其の十 「早稲田大学 評論用語の基礎知識3」〈空欄補充問題〉…
                       「典型」「特殊/普遍」
其の十一「早稲田大学 評論用語の基礎知識4」〈対立関係〉…
                 「矛盾」「逆説(パラドクス)」「皮肉(アイロニー)」
其の十二「早稲田大学 評論用語の基礎知識5」〈言語論〉…
                 「コード」「コンテクスト」
其の十三「早稲田大学 評論用語の基礎知識6」〈社会学・人類学など〉…
                 「混沌・渾沌(カオス)/秩序(コスモス)」
                 「体系(システム)」
                 「階層構造(ヒエラルキー)」
其の十四「早稲田大学 評論用語の基礎知識7」〈二項対立の対立項〉…
                       「不可分」


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【2008/05/24 17:18】 | 現代文・小論文 関連〈目次〉 | トラックバック(1) | コメント(0)
大学入試 基礎講座『古文の基礎』〈目次〉
早稲田大学合格者数300人超、かつて過去最高の合格率をたたき出したカリキュラムの素案となったものです。「文法のための文法」ではありません。「点数をかせぐ文法」です。
文法習得の近道は、べた~っと平板にやらないことです。どうでもいいヤツはあとまわし、出るヤツだけを徹底的にやる!メリハリをつけてやれば、古典文法なんてアッという間に身につきます。あとはひたすら読解あるのみ。
みなさんがメリハリをつけて学習できるよう、重要度に応じて★マークをつけました。
星の数を参考にして、優先順位をつけて学習してください。

★…ちょっと重要、たまに設問になる程度。
★★
★★★…重要、実戦でかなり使えるもの。
★★★★
★★★★★…最重要、大学入試でほぼまちがいなく問題になるもの、出ると配点が高いもの、点差を広げるポイントとなるもの。



其の一〈はじめに〉…文法習得のコツ
其の二「用言の活用」〈動詞 1〉…「行」と「段」
其の三「用言の活用」〈動詞 2〉…「上一段活用」「下一段活用」
                     「居る・率る★」
其の四「用言の活用」〈動詞 3〉…「上二段活用」「下二段活用」
             「老ゆ・悔ゆ・報ゆ★」「恨む★」「植う・飢う・据う★」「絶ゆ・堪ふ★」
其の五「用言の活用」〈動詞 4〉…「四段活用」「四段・下二段に活用する動詞」
             「たのむ★」「かづく★★★★★」「給ふ★★★★★」



其の六「用言の活用」〈動詞 5〉…変格活用
其の七「用言の活用」〈動詞 6〉…動詞の活用の種類の見分け方
其の八「用言の活用」〈動詞 7〉…練習問題
其の九「用言の活用」〈動詞 8〉…解答解説
其の十「用言の活用」〈活用形〉…「活用形」の意味




其の十一「用言の活用」〈活用の確認〉…活用のさせ方
其の十二「用言の活用」〈形容詞 1〉…形容詞の活用と補助活用の定義
其の十三「用言の活用」〈形容詞 2〉…「ク活用」と「シク活用」
其の十四「用言の活用」〈形容動詞〉…形容動詞の活用
其の十五「用言の活用」〈形容詞・形容動詞の語幹構文〉…
                  「詠嘆の構文★」
                  「連体修飾の構文★」
                  「(~を~み)の形容詞語幹を用いた原因理由の構文★★★★」



其の十六「用言の活用」〈動詞・形容詞・形容動詞の音便〉…「ウ音便★」「撥音便★★★★★」
其の十七「用言の活用」〈動詞・形容詞・形容動詞の復習〉…練習問題2
其の十八「用言の活用」〈動詞・形容詞・形容動詞の復習〉…解答解説2
其の十九「係り結び 1」…「ぞ・なむ・や・か・こそ」の用法と意味
其の二十「係り結び 2」…結びの省略「と+係助詞。★」「にや。にか。★★★」




其の二十一「係り結び 3」…「結びの流れ★」「こそ~已然形の強調逆接構文★★★」
其の二十二「係り結び 4」…「もぞ・もこそ★★★」
其の二十三「敬語」〈敬意の方向 1〉…敬語の基本
其の二十四「敬語」〈敬意の方向 2〉…敬語の基礎練習・ニ方面への敬語
其の二十五「敬語」〈敬意の方向 3〉…本動詞/補助動詞




其の二十六「敬語」〈まぎらわしい敬語動詞の識別 1〉…「奉る★★★」
其の二十七「敬語」〈まぎらわしい敬語動詞の識別 2〉…「参る・参らす★★★」
其の二十八「敬語」〈まぎらわしい敬語動詞の識別 3〉…「聞こゆ・聞こえさす★」
其の二十九「敬語」〈まぎらわしい敬語動詞の識別 4〉…「給ふ★★★★★」
其の三十 「敬語」〈皇族にまつわる敬語表現〉…最高敬語(二重敬語)/絶対敬語★★★★★




其の三十一「敬語」〈敬意の強さを読みわけよう!〉…敬意の強さの違い
其の三十二「敬語」〈敬語動詞を覚えよう!〉…「与ふ」尊敬グループ
其の三十三「敬語」〈敬語動詞を覚えよう!〉…「あり」尊敬グループ
其の三十四「敬語」〈敬語動詞を覚えよう!〉…「言ふ」「思ふ」尊敬グループ
其の三十五「敬語」〈敬語動詞を覚えよう!〉…尊敬・謙譲と二またをかけるグループ
                            その他の尊敬




其の三十六「敬語」〈敬語動詞を覚えよう!〉…「与ふ」「言ふ」謙譲グループ
其の三十七「敬語」〈敬語動詞を覚えよう!〉…「行く・来」「出づ」「仕ふ」謙譲グループ
                             その他の謙譲
其の三十八「敬語」〈敬語動詞を覚えよう!〉…「あり・をり」丁寧グループ 謙譲(へりくだり)
其の三十九「敬語」〈敬語動詞を覚えよう!〉…反意語グループ「給ふ⇔たまはる」
                                      「のたまふ⇔うけたまはる」
                                      「申す・聞こゆ⇔聞こし召す」
                                      「参る・詣づ⇔まかる・まかづ」
其の四十 「敬語」〈敬語の確認!〉…敬語 確認テスト




其の四十一「敬語」〈敬語の確認!〉…敬語 確認テスト解答解説
其の四十二「助動詞」〈接続と活用を覚えよう!〉…助動詞習得のポイント
其の四十三「助動詞」〈活用を覚えよう!〉…活用パターンでおさえる助動詞の活用
其の四十四「助動詞」〈接続を覚えよう!〉…ゴロで覚える助動詞の接続
其の四十五「助動詞」〈意味をおさえよう!〉…助動詞の山場




其の四十六「助動詞」〈る・らる〉…「る・らる」の意味の見分け方★★★
其の四十七「助動詞」〈す・さす・しむ〉…「す・さす・しむ」の意味の見分け方★★★
其の四十八「助動詞」〈ず・じ〉…「ず・じ」のポイント
其の四十九「助動詞」〈む〉…基本的な意味
其の五十 「助動詞」〈む〉…「こそ~め★★★」
                 「連用形+てむ・なむ★★★★★」
                 「連用形+てむや・なむや★★★」




其の五十一「助動詞」〈むず〉…小ネタとして使える「むず」
其の五十二「助動詞」〈まし 1〉…「反実仮想1★★★★★(仮想と現実)」
其の五十三「助動詞」〈まし 2〉…「反実仮想2★★★★★(応用)」
其の五十四「助動詞」〈まし 3〉…「ためらいを含む意志★★★★」「仮想★」
其の五十五「助動詞」〈き〉…「カ変・サ変への接続★」



其の五十六「助動詞」〈まほし・たし〉…「まほし・たし」の意味★
其の五十七「助動詞」〈つ・ぬ〉…「て」「に」の接続パターン
其の五十八「助動詞」〈む・らむ・けむ〉…時制の違い
其の五十九「助動詞」〈らむ〉…超難解「らむ」の現在推量/原因推量★★
其の六十 「助動詞」〈らむ〉…超超難解 和歌中の「らむ」




其の六十一「助動詞」〈推定「なり」「めり」1〉…「推定」とは?★★★
其の六十二「助動詞」〈推定「なり」「めり」2〉…『ラ変型活用語・連体形+推定「なり」「めり」→
                             撥音便の無表記』 全パターン★★★★★
其の六十三「助動詞」〈断定「なり」1〉…「連用形『に』★★★★★」
其の六十四「助動詞」〈断定「なり」2〉…さらに細かく「連用形『に』★★★★★」
其の六十五「助動詞」〈べし・まじ〉…「む・じ・べし・まじ」の相関




其の六十六「助詞」〈主な格助詞〉…同格の格助詞「の」★★★
其の六十七「助詞」〈主な接続助詞〉…仮定条件・確定条件
其の六十八「助詞」〈「未然形+ば」以外の仮定条件〉…形容詞、打消「ず」の仮定条件★★★
其の六十九「助詞」〈副助詞1〉…「だに・すら」類推★★★★★
其の七十 「助詞」〈副助詞2〉…「だに」最小限の条件★★★★★




其の七十一「助詞」〈副助詞3〉…「さへ」添加★★★★★
其の七十二「助詞」〈終助詞〉…希望「ばや」「てしがな」「にしがな」★★★★★
                   願望「がな」「もがな」★★★★★
                   あつらえ「なむ」★★★★★
                   反語「ものかは」★★
其の七十三「副詞」〈呼応の副詞〉…呼応の副詞の一覧表★★★
其の七十四「識別」〈三大識別〉…「なり」の識別★★★★★
其の七十五「識別」〈三大識別〉…「なむ」の識別★★★★★




其の七十六「識別」〈三大識別〉…「に」の識別★★★★★
其の七十七「和歌に関する重要表現」〈難関大学を目指す人のために!〉…
                                     「~を~み★★★★」
                                     「こそ~已然形★★」
                                     「らむ★★」
                                     「なくに★」
其の七十八「文法総仕上げ 確認テスト」
其の七十九「文法総仕上げ 確認テスト 解答解説」
其の八十 「めざせ!古文の★」」
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【2008/05/23 21:09】 | 古文 関連 〈目次〉 | トラックバック(2) | コメント(0)
しり上がり通信 其の二十四
〈 勉強法を添削する 〉

「2ウエイ メソッド 現代文/小論文」を受講してくださっている生徒さんから、
「このまえの河合の模試、現代文メチャメチャできたんですけど、この時期の模試ってカンタンなんですか?」
と言われました。
割り引いて「カンタン」だったにせよ、生徒さんの成績がのびるのは、指導している者も自分のことのようにうれしいものです。
その生徒さんは指導を始めたころから、
「レベルが高いな」
と思っていました。
何のレベルが高いかって?
「読解力や語彙力のレベル」が高いわけではありません。
「答案のレベル」が高かったのです。
読めなくても、とにかく要約文をしっかり書いている、わからないながらも自分の解答の根拠をしっかり書いている。実は、多くの受験生が「なんとなく」やっていることを、その生徒さんは「しっかり」やっていたのです。
当講座は、現代文、小論文の添削講座、現代文の解き方、小論文の書き方の指導です。が、それ以前に、「現代文、小論文の勉強法の添削」をしています。「解答(結果)を添削する」というより「解法(過程)そのものを添削する」という講座になっています。
「読解→要約→根拠づけ→解答→添削→自己検証」
といった流れは、つまり、常に全体像を把握したうえで部分に取り組むといった視点、さらに全体をふりかえって自己検証する能力を養成します。
結果、演習のやり方が変わっていきます。
一年という受験生活「全体」で考えてみてください。模試を受ける、学校、予備校で演習する、問題集に取り組む、過去問をやる、と、受験生は最終的に莫大な演習量をこなしていきます。というか、こなさなくてはなりません。それを「なんとなく」演習していくのか、「しっかり自己検証して」演習していくのか、一題一題(部分)ではその差は現れませんが、「量」をこなしていった時に、その差は歴然と現れてきます。「しり上がり」の波に乗る、そのスタート地点に当講座があるというわけです。
「解答」が全部×、点数は零点です。でも、ひとつひとつ、自分なりに根拠づけできていたなら、「答案」としては満点なのです。なぜか。その答案は矯正するべき欠点の宝庫、「正しい着眼点」への最短ルートを教えてくれているからです。
その生徒さん、添削を続けてみて、「九月には成績がのびてくるだろうな」という手ごたえは感じていたのですが、八題ぐらいの添削をこなしてきた今の時点で結果になって現れてきました。「答案のレベルの高さ」から考えたら、必然的な結果かもしれません。

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【2008/05/22 11:34】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
大学入試直前講座『古文のツボ』 〈目次〉
早稲田大学合格者数300人超、かつて過去最高の合格率をたたき出したカリキュラムの素案となったものです。早稲田大学、上智大学、センター試験など、和歌が頻出する難関大学を受験する方はぜひとも参考になさってください。
また、和歌がどうしてもキライ!という方、古文読解からアプローチするのが正攻法なのでしょうが、最初に「型」をおさえてしまうというのもアリですよ。


其の一「和歌ってわかんない 1」…和歌の修辞 総論
其の二「和歌ってわかんない 2」…枕詞



其の三「和歌ってわかんない 3」…序詞
大学入試直前講座『古文のドツボ」其の一…「かづく」四段・下二段
其の四「和歌ってわかんない 4」…掛詞・縁語
其の五「和歌ってわかんない 5」…超頻出の掛詞
其の六「和歌ってわかんない 6」…歌論用語



其の七「和歌ってわかんない 7」…和歌の評価
其の八「和歌ってわかんない 8」…和歌に関する文学史
其の九「入試のための仏教思想 1」…因果応報思想・三世の思想
其の十「入試のための仏教思想 2」…功徳・極楽往生
其の十一「物語話型」…出家譚 1



其の十二「物語話型」…出家譚 2
其の十三「物語話型」…出家譚 3
其の十四「文学史 1」…平安日記の順序をおさえよう
其の十五「文学史 2」…平安日記の作品世界をおさえよう
其の十六「文学史 3」…平安物語の成立順序をおさえよう



其の十七「文学史 4」…歴史物語の成立順序をおさえよう
其の十八「文学史 5」…和歌集をおさえよう
其の十九「文学史 6」…和歌集のテストをしてみよう
其の二十「文学史 7」…中世・近世文学史をおさえよう
其の二十一「物語話型」…歌徳譚



センター試験 的中!!…うつる・うつろふ

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【2008/05/20 17:32】 | 古文 関連 〈目次〉 | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の二十三
〈 早慶併願対策講座 はじめました 〉

早稲田大学の現代文は、私大ではいちばん難しいと思います。
よって、早稲田の現代文対策をしておけば、あとはセンター試験だろうが、だいたい対応できるはずです。とにかく、設問の指示がこまかい!
早稲田の設問の指示の絞り込み方を練習しつつ、頻出の論者の意見を精読。それをもとにして慶応の小論文対策をしようというもくろみです。
早稲田の現代文で出題された論者と慶応の小論文で出題された論者って、けっこうかぶっている場合が多いですよ。
中沢新一先生、など代表ですね。川田順造先生しかり、加藤典洋先生しかり、けっこうかぶっています。早稲田でも慶応でも出しています。ちなみに、わたくしのお師匠さま、赤坂憲雄先生は早稲田と上智でほぼ同じ箇所が出題されています。
「大学の先生が出題ネタにしたい研究者」って、現代文だろうが小論文だろうがよく出る、というのがわかります。
まったく同じことがセンター試験の評論文にも言えます。「センター試験・二次の論述対策講座」も開講しましたので、あわせてご参照くださいませ。

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【2008/05/19 16:49】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の二十二
〈 読解・論述の入門講座 はじめました 〉

「2ウエイ メソッド 現代文/小論文」の入門講座として、
「2ウエイ メソッド 読解/論述の基礎」を始めました。
実際の大学入試の問題ではとっつきづらい、という方のために、新聞の社説やコラムなど、身近な意見文をとおして要約、立論の練習をしてもらいます。
基本的には大学受験生対象ですが、小中学生からビジネスマンまで、幅広く対応させていただきますので、どうぞご利用くださいませ。
具体的講座内容は、

・要約の基礎練習…「問題点(テーマ)」「論証(結論の根拠)」「結論」の三点を箇条書きにし、要約文を作成。
・論述の基礎練習…上記三点を中心に立論し、接続関係を徹底的に練習します。「逆接(しかし)」「因果関係(だから)」「言い換え(つまり・すなわち)」「抑揚添加(さらに・まして)」を使って意見論述。

です。大学受験生の方で、受験に小論文がないから「小論文やらなくてもいいや」と思っている方はいませんか?
スポーツでも何でもそうですが、「できるけどやらない」のと「できない」のとでは全くレベルが違います。現代文の成績を上げるためにも、小論文は書けるようにしておいたほうがよいです。
さらに、「受験に必要ないからやらなくていい」と考えている方にかぎって、まわりのお友達がAO入試などで合格しだすと、「自分も…」なんて思うものです。「いざ、その時」に備えて、やはり小論文を書けるようにしておいたほうが何かとお得なのです。
また、国立志望の方、センター試験の結果で受験する大学が変わる可能性がありますから、ぜひとも小論文は書けるようにしておいたほうがよいです。
いずれ、戦略として、小論文は受験機会の「幅」を広げてくれます。「実際、必要なかったよ!」、でもその力は現代文に反映しているはずですよ。

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【2008/05/19 10:08】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の二十一
〈 中国の震災について 〉
日々のニュースで、震災の死者数が増加していくのを見るたび、何とも暗澹(あんたん)たる気持ちになります。
わたくしも二年間でしたが、実際に高校の現場に立っていたことがありましたので、校舎が丸つぶれで生徒が下敷きというのは、何とも悲しい。
心から哀悼の意をささげます。
ふりかえって、日本だっていつ地震がおこるかわかりません。わたくしは消防団で訓練を受けさせられますので、救急救命の基礎的な知識はありますが、でも、実際の現場にたったらできるかどうか不安です。まして、その基礎的な知識もないと、手のほどこしようはありません。
・心肺蘇生のやり方
・AEDのあつかい方
の二つは、ぜひとも身につけておいた方がよろしいかと思います。自分の大切な人の命を救えるかもしれません。また、身近な人に教えておけば、万が一の時に、自分が助けてもらえるかもしれません。
駅や公共施設、学校などでは、だいたいAEDが備えつけられていますので、使い方を練習しておくとよいですね。
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【2008/05/18 08:19】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の二十
〈 卒業生からのお便り 〉
昨年度の卒業生の方からメールありました。
大学生活が始まり、ボート部に所属したとのこと。
大学のボート部、といったら、自分の中ではかなり「体育会系」のイメージがあり、何か絵に描いたようなキャンパス・ライフ?一緒に脳みそに汗してきた仲間としてうれしく思いました。

で、「添削」というカタチのコミュニケーションについて、つらつら考えてみるわけです。
携帯メールのやりとりのような、その時々の「心にうつりゆくよしなしごと」を友人と交わすのも楽しいでしょう。一方、「添削」というカタチのコミュニケーションも、ツライけれど、楽しい。糸井重里ふうに言うと「つら楽しい」。

要約(他者の意見をふまえる)  ←
 ↓                    ↑
立論(自分の意見を組み立てる)  ↑
 ↓                    ↑
論述(自分の意見を他者に伝える)→

互いに深いところで分かりあえるのです。だから、長い間「やりとり」してきた生徒さんは、「生徒」というより「仲間」という感じがしてしまうのです。
携帯メールやおしゃべり、時にはケンカもそう、コミュニケーションのカタチはいろいろあっていいと思います。同様に「やりとりやりとり…」、「添削」だってりっぱなコミュニケーションなんですね。
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【2008/05/14 13:24】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の十九
添削担当者 佃島の住吉さまを担がせていただく!

佃島 住吉神社大祭 若衆単衣


昨日、佃島住吉神社社務所にて、住吉さまの大祭の「若衆」のゆかた、お祭りのユニフォームですね、いただいてまいりました。とりあえず、仕立てに出さないといけません。仕立てのゆかたでかつぐんですね。
住吉神社は和歌の神、国語教育の末端にいるものとして、住吉さまを担がせていただける幸せをかみしめております。

「はじめにことばがあった。ことばは神と共にあった。ことばは神であった」(『新約聖書』ヨハネによる福音書)

なぜに「ことば=神」なのか?わたくしは、当然、聖書の解釈学などドシロウトです。でも、その聖書の一節は正確に「神」の本質を射ぬいています。
「ことば」の派生によって、われわれは時間を超えられるようになりました。「昨日のご飯」も「明日のご飯」も指し示せるようになったわけです。それに対して、「ことば」をもたないものは、「今現在ご飯くれ」ワンワンとはいえるのですが、昨日も明日も指示することはできません。
「ことば」は時間も空間もとびこえてゆく、超三次元的なものです。その「モノ」を「神」と直観したのです。

住吉神社は和歌の神、「歌枕」としてたくさんの和歌に詠まれてきました。『古今集』をえらんだ紀貫之だって『土佐日記』で書いています(イヤミ言ってますが…)。
「ことば」をギュギュッと凝縮した「和歌」も、というか、「和歌」だからこそ時間を超えて詠み継がれてきました。であればこそ、「住吉神社=和歌の神」と祭られてきたのは当然の帰結。
時間と空間を超えて、もしかしたら紀貫之といっしょにお神輿を担ぐことになるかもしれません。
なんて考えると、今から緊張したりするわけです。
佃島の宮本さんがわたくしのような「よそ者」をお仲間に入れてくださる、心からご紹介くださった方々に感謝せずにはおられません。

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【2008/05/12 18:02】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
優秀論文の紹介 其の五
前回にひきつづき、岐阜大学の獣医学科の編入試験を受験なさる方のために書いた拙論です。

平成十五年度 岐阜大学 獣医学課程 第三年次編入学者選抜試験

 以下の記事のように捕鯨についてはいまだに大きな意見の対立がある。捕鯨に賛成と反対の両方の立場からそれぞれ200字以内で意見を書きなさい。

「IWC総会審議まとまる。先住民捕鯨、日米譲らず」
 山口県下関市で開かれている国際捕鯨委員会(IWC)総会は二十二日、イヌイットなど先住民に特別に認められている鯨の新たな捕鯨枠などを討議。先住民捕鯨を基本的に支持してきた日本が方針転換し、投票にかけるよう強く要求したため、会議はたびたび中断し審議が全く進まない異常事態となった(中日新聞2002年5月23日)。


【捕鯨に賛成の立場】
自然を支配の対象とするような欧米文化の価値観から、「文化としての捕鯨」の是非を論じてはなるまい。日本でもイヌイットでも、鯨を捕らえ糧としながらも、鯨に対して畏敬の念を抱き、神として祀ってきたのである。それは自然崇拝の支柱をなすものであり、環境保護が叫ばれる昨今、最も重視されるべき精神文化である。そのような文化的背景を無視して、いたずらに捕鯨反対を唱えるなら、あまりに近視眼的といわねばなるまい。(197字)

【捕鯨に反対の立場】
かつて日本では、捕鯨は文化であった。鯨を糧としながらも、鯨に対して畏敬の念を抱き、さらにはそのような糧を与えてくれる豊かな自然を崇拝し、神として祀ってきた。しかし、高度経済成長を経て、高度な消費社会に身をおく現代の日本では、そのような精神文化を失ってしまった。鯨に対する畏敬もなく、飽食の果てに、ただの珍味としての消費対象に成り下がってしまった以上、貴重な野生生物を捕獲する資格など日本にはないのである。(200字)

※参考にしていただきたいのは、二項対立の論じ方です。

・前者 …「西欧⇔日本」の空間軸の二項対立。
・後者 …「伝統⇔現代」の時間軸の二項対立。

その二項対立を、

・前者 …「AではなくてB」の否定肯定関係。
・後者 …「AしかしB」の逆接関係。

でまとめてみました。
「A⇔B」の二項対立のまとめ方を参考にしてみてください。

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【2008/05/07 12:45】 | 優秀論文の紹介 | トラックバック(0) | コメント(1)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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