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大学入試の国語・小論文
  に関するワンポイント・アドバイス
しり上がり通信 其の四十四
〈 むつむ 〉
昨日の日曜日、亀戸の浅間(せんげん)神社にて「夏越し(なごし)の大祓(おおはら)え」、があり、「茅の輪(ちのわ)神事」がおこなわれました。萱(かや)をしめあげた巨大な輪を三回くぐって、災い、穢れ(けがれ)をおはらいする行事です。
梅雨さなかの大雨、傘をさして、たくさんのご家族が参加してくださいました。小さなお子さん連れのご家族が大半で、そのあつい信仰心に、わたくし、ほんとうにおどろきました。また、感激しました。
わたくし、浅間神社の亀盛睦会(きせいむつみかい)のみなさまのお手伝いに上がり、参加者にふるまうヤキソバの整理券をくばりました。五〇〇枚があっという間になくなりました。何しろ、小さなお子さんが多いのです。
「ヤキソバもって行ってくださいね~」
「どうもありがとう」
なんて、かわいいのなんの。
「どうぞ」「ありがとう」「どうぞ」「ありがとう」…
小さな小さな「贈与(ギフト)」と「感謝」ではありますが、それがつみ重なって、一つの網の目のようなものを織り上げて、住民共同体の中に広がったら、ステキな「贈与社会」の実現です。
昨今、「格差社会」などと言われ、目をおおいたくなるような事件が日々、報じられます。「人と人のつながり」を断ち切るような、イヤ~なエネルギーがはたらいています。

亀戸 浅間神社 茅の輪くぐり


しかし、その一方で、「人と人をつなげる」エネルギーがはたらいていく、そのエネルギーそのものを、わたくしたちは「神さま」と感じとってきたのかもしれません。だって、ホラ、人と人、大人と子どもが「睦(むつ)」んでいる。

※昨日の「AのみがBである」とした「限定」の説明に誤りがありました。お詫びして訂正いたします。お祭り気分で浮かれていたようですね。あらためて気をひきしめて、記事を書きます。
m(_ _)m


みなさま、応援ありがとうございます。
フットプリンツは、つねに生徒さんによりそって、「しり上がり」の坂道をともにかけ上がります!

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【2008/06/30 23:17】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
添削担当者からのアドバイス 其の九
〈 「絶対」はウソくさい! 〉
前回、ひっかけパターンを書いたところ、社会人の方からコメントをいただき、言われてみれば、大学受験の「ひっかけ」って、世をわたる「ひっかけ」でもあるよ、と、わたくしも認識を新たにいたしました。

ひっかけパターン 其の三

・絶対的選択肢はウソくさい!

「いつでも・どこでも・誰でも○○する」と普遍化、一般化している。
「○○のみ・○○だけ~」と限定している。
「絶対~」と決めつける。


本文…「AはBである」
と定義しているだけなのに、
選択肢…「AのみがBである」
と言っているのは×。

同じように見えますが、
「AはBである」…「CがBであるかどうかは、わからない」
「AのみがBである」…「CがBであることはない」
と、「B」があてはまる範囲が決定的にちがっています。

期間限定 今だけ
誰もがシアワセ ゼッタイお買い得!

なんて、バーゲンセールの広告みたいな。では、これが「ウソ」かというと、そうとも限りません。「期間限定のバーゲンセールに行って、お買い得感をあじわって、シアワセな気分で帰る」ならば、その広告は正しいです。つまり、「感情」のレベルでなら「絶対」はアリ、というか「感情」は「絶対」が大好きです。
それに対して、評論文、小論文は「感情=主観」を排除して書かれた意見文です。だから、上記のような、絶対的、限定的表現をきらうのです(文脈にもよりますが)。




応援、ほんとうにありがとうございます。
フットプリンツは、生徒さんともに「しり上がり」の階段を上っております!

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【2008/06/29 15:44】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(6)
しり上がり通信 其の四十三
〈 イモほり 〉
わたくし、現在、ベランダでゴーヤを育てております。世の風潮にしたがい、自分もゴーヤ植えねば、と思ったのです。いつかチャンプルーにしてやる~、などと語りかけながら水をやっております。

で、わたくし、まだ予備校の教壇で講釈をたれていたころ、千葉県で特別選抜クラスを受け持っていたことがあります。大半が、県千葉の生徒さんでした。季節は受験も近づく秋、ある日、教室に入ると、県千葉の生徒さんが、ごそっとイナイ!。背筋に寒いものが走ります。
ボイコット?
何かやってしまったのか?
アワアワしてポツンと、出席している県千葉生に聞いてみました。
「みんなでバーベキューやってます」
「は?」
「あのクラスは、今日、イモほりの日なんです」
何を言っているのだ、と、県千葉に農業科はないだろう、と。
聞くところによると、一年生は三階、二年生は二階、そして三年生になると一階に降りてきて、代々、先輩から受け継いできた畑を耕して、イモを育てるのだそうな。教室わきがそれぞれのクラスの領有地で、その掘ったイモをみんなでバーベキューやって、いただこうと…。
「大学受験生が、受験まぢかのこの時期に、イモほり!!」
驚きあきれて、あいた口がふさがりませんでした。
ふりかえってみて、「青春!」の香りがしますね。いま思い出しても、おかしい。

わたくし、首都圏の進学校の生徒さんは、ひととおり指導してきましたが、気のせいか、千葉とか神奈川とかの海っぱたの公立高校って、なんかユル~イのりがあるように思います。

「大学受験より、イモほりだろ~がよ!」
「正解!!」
受験は毎年やってきますが、「青春のイモほり」は二度とこないわけですから。

なんて、県千葉生をみならって、わたくしもゴーヤを育ててみます。



応援、ほんとうにありがとうございます。
フットプリンツも実りの秋をめざして、
生徒さんとともに成長を続けていきます。

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【2008/06/28 17:50】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(2)
添削担当者からのアドバイス 其の九
〈 全体と部分 〉
昨日、秋葉原にて生徒さんとミーティング。
「全体と部分」を常に考えるよう、アドバイスしました。

ひっかけパターン 其の二

「全体と部分」をスリかえる。

【 A(全体)=b(部分)+c(部分) 】
といった内容で、

問 「A全体」を説明せよ。
1.bとc
2.bのみ
3.cのみ
とあって、正解は1.
ひっかけが2.3.
というものです。

図式化すればカンタンなのですが、文章表現になると、とたんにひっかかります、
「だって、本文中に書いてあるじゃないですか!」
と怒る生徒さんがいますが、マンマとひっかかっています。
早稲田大学など、「1」を巧みに言い換えてみせ、「2.3」を本文そのままの表現にしたりして。内容が難解だとイッパツでひっかかります。

「部分と全体のスリかえ」って、大学入試に限らず、実はマス・メディアがよく用いる手法なのです。
「○○について、街頭インタビューをしてみました」
「3人ぐらいのコメント」→世論全体
といった具合です。「三権分立」に割って入って、マス・メディアが「第四の権力」と言われたりするのは、このあたりにヒミツがあるのでした。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト

フットプリンツ テキスト


東大理科二類合格(予定)レベルの第六回答案(現代文)です!!

第六回 現代文添削答案サンプル


着目してほしいのは、「全体と部分」の指導です。
一度、この「枠組み」を身につければ、何度も使いまわしができます。
他人からマニュアルとして、ただ与えられるのと、自分でひととおり考え抜いてつかみ取るのと、結果は同じように見えて、成果はまったく違います。前者は使いまわし、つまり、応用ができないのですが、後者は応用がききます。自分で汗して手に入れたものしか、自分のものにならないということなのです。

「実力は、ノーミソでかいた汗に比例する」

練習で泣いた者だけが、試合で笑う!
それがフットプリンツの「ストロング スタイル 添削」なのです。


応援、ほんとうにありがとうございます。
フットプリンツは ひとつひとつ、
生徒さんとともに「足跡」をきざんでいきます。

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【2008/06/27 21:39】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(4)
添削担当者からのアドバイス 其の八
〈 ありのまま 〉
慶応大学のSFC、AO入試を受験なさる生徒さんを指導しております。
志望理由書について相談されるのですが、
「ありのままが一番!」
これがわたくしの指導方針です。うっかり知ったふうなことを書いたら、面接でかならず集中砲火をあびますからね。

「自分を売り込まなければならない」
「ありのままを表現しなければならない」

慶応のAOで合格したいなら、このジレンマをくぐりぬけていかなくてはいけません。「ありのまま」って、口で言うほど簡単じゃない。

わたくしが自戒とするパフォーマンス理論に
「12:10:8 の法則」
というのがあります。事前の準備は「12」、直前の意気込みは「10」、実際のパフォーマンスは「8」、というのがベストパフォーマンスを生む、というものです。
「10」の準備で「10」やろうとすると、ムダに緊張します。「8」しか準備していないのに、「12」やろうとすると必ずしくじります。
この黄金律は今も自戒としていますし、試験直前の受験生にもよく言います。
「やるだけやって、当日は抜くんだよ!」
なんて。

「ありのまま」って、おそらくヌクからできるのだと思うのです。持ちネタがないと「Aだし、Bだし、Cだし…」と、いわゆる「ダシ系」といわれる羅列(られつ)になって、「C」の背後をつっこまれてアワアワ、ということになってしまいます。だったら、「A」だけ書いて、面接でその背後をつっこまれたら「A´」と答えられるようにしておいたほうがよいです。
でも、やりたくなっちゃうんですよね、「ダシ系」って。



ふぅ~!

また「しり上がり」ました。
本当にありがとうございます。
あまり舞い上がらないように、己をいましめております。
世の中には「行商」というものがありますが、
わたくしこれから、黒板がわりにスケッチブック持って、秋葉原へ。
東大を受験なさる生徒さん、お二人に講義してきます。
わたくし、必ず生徒さんといっしょに「しり上がり」の坂道を駆け抜けていきます。
みなさま、よりいっそうのご支援をお願いいたします。m(_ _)m

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【2008/06/26 19:24】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(2)
添削担当者からのアドバイス 其の七
〈 メチャメチャだからいいんです! 〉

受講生の方から、
「小論文、メチャメチャだけど、出してもいいですか」
との質問あり。
「メチャメチャだからいいんです!」
と、わたくし。

小論文が「メチャメチャ」である、ということは、いったい何がわかっていない、できていないのか、明確に教えてくれます。
たとえば、接続関係ができていないのならば、そこを重点的に修正できます。現代文の接続の問題で、ウンウン悩むよりよっぽど早くて正確なのです。現代文の講義で、
「ホラ、前後が原因理由と結果の関係でしょ」
と、解説しても、現代文の課題文はだいたい難解です。「接続関係」以前に、何を言っている文章なのかがわかっていなかったりして。それなのに「接続が…」と解説してもしょうがありません。
自分で書いた文章なら、言っている内容がわからない、ということはありえませんから、それぞれのレベルにあった「接続の練習」ができます。
だから、現代文の下手な問題で悩むぐらいなら、自分で小論文を書いた方がよっぽど理解が早いのです。評論文であれ、小論文であれ、「論(=すじみち)」とは、すなわち接続関係ですからね。

もし、キズに「膿(う)み」があるなら、取り出したほうが治りは早い、同様に、現代文の解法(小論文の論述)の過程のどこかに「メチャメチャ」があるなら、さっさと取り出したほうが、進歩はよっぽど早いのです。わたくしが「現代文/小論文」をセットにした講座をつくった理由は、まさしくここにあります。

と、大学受験にかぎらず、「欠点」て、イタイし、みにくいし、きたないし、恥ずかしいし、できれば「くさいものにフタ」したくなるものですが、思いきって早く修正したほうが先行く道ははるかにはかどります。そこに必要なのは、ほんのちょっとの勇気と努力だけです。


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「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト

フットプリンツ テキスト



東大理科二類合格(予定)レベルの第五回答案(小論文)です!!

第五回 小論文添削答案サンプル


いよいよ、「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」の開始です。前回の現代文をタタキ台にして小論文を書いてもらいました。
これが、初めて書く小論文!!
「メチャメチャ」なもんですか!すばらしい!
なにがすばらしいって、接続関係がとても明確なことです。美しい!
ほんとうに理系にしておくのはもったいない。
と、いうことは、やはりセンター試験、9割とりにいかねばならんなと、
わたくし、あらためて気をひきしめております。
ちなみに、センターの国語で9割とる、ということは、「小説」以外は全て満点とりにいく、ということを意味します。
現代文、小論文でなやむ全国の受験生諸君のお手本になる生徒さんです。
「論」をきちんと組み立てることができれば、現代文も点数をかせげる、ということをこの生徒さんが証明してくれるはずです。

「フットプリンツのカリキュラムは 〈しり上がり〉 」

一所懸命、ノーミソに汗して作り上げた答案、その汗をフットプリンツはけっしてムダにいたしません!
それがフットプリンツの「しり上がり フラクタル構造カリキュラム」なのです。



ひぇ~!
おそろしや!
m(_ _)mさらにさらにまた「しり上がり」ました。m(_ _)m
みなさま、本当にありがとうございます。
田中十督先生(脱線グリッシュ)、かげ、ひなたに、ご支援、ご指導いただきありがとうございます。
わたくし、生徒さんといっしょに「しり上がり」の坂道を駆け登っていきます。
みなさま、いっそうのご支援をたまわりますよう、お願い申し上げまする~!

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【2008/06/25 11:41】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(2)
しり上がり通信 其の四十二
〈 謙虚の木 〉
ポール・マッカートニーに母がのこした知恵が「Let It Be」ならば、
わたくしに祖父がのこしてくれた知恵が「謙虚の木に実は生る」でした。
トーホグ弁であるため、直接、何と言われたかは失念してしまいましたが、言われた内容は今も覚えています。

わたくしの祖父は、別に大学を出たわけでもなく、「知識」といっても小ジャレたものなどは持ち合わせていなかったでしょうが、「世間知」「経験知」といったものには長(た)けておりました。その結晶を、ハナタレの小学生、つまり、わたくしに残してくれたのでしょうが、当時は何を言われているのかサッパリわかりませんでした。でも、「ことば」だけは残っていたのです。
よわい四十をすぎて、自分で事業を立ち上げて、世間さまと積極的に関わるようになり、おぼろげながらブラックボックスだった「ことば」の意味が見えるようになってきました。

謙虚の木に実は生る

自動車のフューエル・メーターを考えればわかると思いますが、常に満タンを指し示していたら、燃料を補給しようなどとは思いません。ほんとうに満タンだったらよいのでしょうが、もし、メーターそのものが壊れていたら、いつかガス欠になってしまいます。
養分がたりない木は、積極的にそれを補給しようとするだろう、同様に、己を虚しくしてひと様から常に吸収しろ、けっして思い上がるようなことがあってはいかんよ、と、祖父は伝えようとしていたのだと思うのです。
もし、時の流れの中で「ことば」のほんとうの意味、「知恵」が見えてくるようなら、年をかさねるのも、まんざら悪くはないと、わたくし思っております。


どシェ~!
イヤミもびっくり(ふる~っ)
m(_ _)mさらにまた「しり上が」ってしまいました。m(_ _)m
カ、カ、カップのごときものがついておりますが…
みなさま、本当にありがとうございます。
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【2008/06/24 18:16】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(2)
しり上がり通信 其の四十一
〈 もじもじ君 〉
「国語って閉じている」などとエラそうに書いてしまいましたが、一夜あけてツラツラ考えてみると、それはついこのあいだまでの自分のことではないくゎ!(>_<)

職人文化圏で「添削職人」として暮らしておりますと、「面とおしをする」「自分の姓名を名のる」というのは、対人コミュニケーションの基本の「き」なわけで、大学受験生にむけてブログを書き始めてはみたものの、「顔がわからない」「姓名がわからない」なかで、いったいどのようにコミュニケーションをはかったものだろう、と、もじもじしていたのです。
村下孝蔵よろしく、校舎のかげからキムタツ先生とか見ていたのでした。

そのドアをノックし、また相手をしてくださったのが、「英語科」の先生方なのでした。で、いざ「やりとりやりとり…」してみると、ネットでひと様とつながるコミュニケーションって楽しいものだよ、と思えるようになってきました。「教科の境界」「地理的境界」、いろいろな境界を簡単に「越境」できます。対面コミュニケーションの限界を越えてゆくのです。
ネットという媒体でつながる顔と顔、心と心というものが確かにある!みなさまに勉強させていただきました。

シェ~!
m(_ _)mまたまた「しり上がり」ました。m(_ _)m
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【2008/06/23 20:47】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(4)
しり上がり通信 其の四十
〈 対話 〉
キムタツ先生、田中十督先生、英語くんをはじめ、最近、英語科の先生方とブログ上でおつきあいいただいているのですが、なぜに「英語」?「国語」ではないのか。ちょっと考えてみました。
わたくしの講座、「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」のノーガキを書きつらねてきましたが、それらのキーワードとしてきた、「読み、書き」「ダイアローグ(対話)」「コミュニケーション」って、実は、というかあたりまえというか、英語科の先生方のほうが、はるかに自覚的なのではないだろうかと、今さらながら思いあたるわけです。

他者の言っていることをしっかり受けとめる。←←←
↓                                 ↑
しっかり根拠づけして、自分の意見を組み立てる。   
↓                                 ↑
他者に自分の意見を伝える。→→→→→→→→→→→

と、これがコミュニケーションの模式図です。
「読む、書く」でみて、「聞く、話す」でみて、やはり英語の先生方が自覚的に取り組んでいらっしゃることだろうと思うのです。で、国語は?という疑問はあるわけです。
「ひと様とのご縁」ということを拙ブログで書きつらねてきましたが、グローバル化がすすむ今日、「コミュニケーション」の重要性は増すことがあっても、減ることはないと思います。

己の耳をふさぎ、「オレの話を聞け!」、当然、まわりから人は離れていきます。だからもっと声高に
「聞け!聞け!聞いてくれ!」
と、そのモノローグ(独白)の絶叫の果てに、あの秋葉原の禍々(まがまが)しい事件があったのだとすれば、ダイアローグ(対話)の今日的な重要性から、われわれは目をそらすことはできないのではないでしょうか。

「他者を受けとめる」「自己を伝える」
そこに出現するのは「開かれた場」なのだろうと思うのです。日常のつきあいから、会社でのプレゼンテーション、果ては外交まで、あらゆるコミュニケーションに通底するのが、この「ことば」のやりとりです。それが「モノ」になれば贈与(ギフト)ということになるでしょう。
まだまだ、道は緒についたばかりですが、わたくしは国語をつうじてそのような「場づくり」をしたいと考えております。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト

フットプリンツ テキスト



東大理科二類合格(予定)レベルの第五回答案です!!

第五回 添削答案サンプル


注目してほしいのは、この生徒さん、すでに「自分の答案を客観的に見ている」ということです。添削者なんかいらない?
まさしく、わたくしが育てようとしているのは、その「視点」なのです。
昔、冬期講習中に、わたくし、不覚にもインフルエンザにかかって、40度ぐらいまで熱を出したことがありました。けれども、講習は休めない、もう入試直前、自分の講義を受けるために生徒さんたちが集まってくれているわけですから。で、脱水症状でフラフラ、状況を話して、「悪いけど、座って授業やるね」って言ったところ、ある女生徒さんでしたね、
「自分らでやるから、せんせい、休んでて」
「って、それはムリだよ」とわたくし、言いますと、
「大丈夫、だって、せんせいがどこで何ゆうかわかるモン」
だって。
ジワワンときましたね。
受験生も完成に近づくと、講師なんかいらなくなってしまう、
講師みょうりにつきますのう。(;_;)
その生徒さん、結局、上智大学の国際関係法にすすみましたっけ。

で、上述の生徒さんですが、すでにわたくしの視点を「読んで」いる。
当然、わたくしをのりこえて合格してくれるものと期待しております。
だから、わたくしは、己の魂を削ってでも、
持っているノウハウはすべて与えるつもりでおります。

「フットプリンツの添削は魂の添削である」

生徒さんの合格のためなら、よろこんでこの身を投げ出しましょう。
それがフットプリンツの「魂の添削」なのです。


みなさま 応援ありがとうございます。
みなさまのおかげで、
m(_ _)m「しり上がり」ました。m(_ _)m
さらに精進いたします。
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【2008/06/22 13:14】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(10)
しり上がり通信 其の三十九
〈 カモの世界 〉
「知っているけど、言わない」なんてナマイキなことを書きましたが、
その裏側には、「知らないから、言えない」があります。わたくし、かけだしのころには、ずいぶん冷や汗をかかされたものです。
なかでも冷や汗1ℓぐらいかくのが、「絶対」攻撃、というやつです。
「AはBである」
という解説に、
「じゃあ、Cは絶対ないんですね」
とツッコミをいれるものです。「Cであることはないかもしれないし、あるかもしれない」、その「カモの世界」に「絶対」を持ち込まれると、講師はほんとうに困ってしまいます。それを「絶対」と言い切るためには、かなり広大なバックグラウンドが必要です。で、涙目になりながら図書館にこもって『日本国語大辞典』とか調べていくわけです。
そこで、「絶対」攻撃に対処すべく、とった方策が「手紙」でした。次回に教えるときのために、未来の自分に申し送り事項を書いておくわけです。「何を調べておけ」とか「こう説明しろ」みたいなことを書いておくわけです。そうすれば、次に教えるときは、少なくとも前回よりもマシな教え方ができます。
それが積もり積もっていくと、何かしら「体系」のようなものができあがってきます。右にあげた「ツボ シリーズ」などはそれをまとめたものです。
で、だいたい何を質問されても、「想定の範囲内」で答えられるようになりました。
が、中には、その体系の網の目をくぐりぬけて、スルドイ質問をしてくる生徒さんもいます。するとこちらも「そうくるか」と、ゲームとして楽しめます。その答えは、
「今は言えない」
です。よくできたもので、生徒さんもカシコイ、
「いつになったら言えるんですか?」
「来週には言えるよ」
「じゃあ、ちゃんと調べておいてくださいね」
なんて、「何をコシャクな」と思いながらも、うれしい。こちらの想定外の質問をしてくるということは、それだけ生徒さんが育っている何よりの証拠ですから。


みなさま 応援ありがとうございます。
とりわけ、田中十督先生、おひきたてくださってありがとうございます。
お休み中ですが、英語くん、ありがとうございます。お待ちしてますよ。
みなさまのおかげをいただきまして、
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【2008/06/21 10:08】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(4)
添削担当者からのアドバイス 其の六
〈 知ってるけど 言わない 〉
今日、慶応のSFC受験生と会ってきました。
毎日、『日本経済新聞』に目をとおすように!
そうしたからといって、何になるのか?
何にもなりませんね。

でも、「背景」が全然ちがうのです。
「他にも言いたいことがあるけれど、言わない」人と、
「それしか言うことがない」人と、
背負っているバックグラウンドの知識の深浅は、
見るべき人が見れば、一目瞭然、
ごまかしようがないのです。
でも、多くの受験生は「目先」しか見ていない。
そこが、わたくし達にとっては、
ネギを背負ったカモなのです。
唯一、知っていることは、
「Aだし、Bだし、Cだし」
と、並列したくなるものです。
たくさん「ひきだし」のある人は、
「Aである」と言って、
次のツッコミを待つことができる。
「弱い犬ほどよくほえる」ということを、
難関大学で面接しようと考えている人は、
よくよく考えなければなりません。
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【2008/06/20 23:54】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(2)
しり上がり通信 其の三十八
〈 ご縁 〉
最近、コメントをやりとりしている英語の先生に拙ブログをご紹介いただきました。


「脱線グリッシュ」 田中十督 先生

☆小論添削指導者,谷村先生のブログの紹介

このブログは,受験生に取っては本当に素晴らしいブログです。特にAOを目指していたり,二次に小論が欠かせない生徒諸君は必読のブログだと思います。

実際に日々小論添削をしておられる谷村先生が,毎日指導のポイントを更新しておられます。本当に頭が下がります。こういうブログこそ,もっとみんな利用すべきなんだよね…。




現場で活躍なさっている先生に、それも教科を越えて認めていただく、うれしいものです。
ネットって、そのマイナス面ばかりが指摘されたりしますが、このようにして、「九州―東京」「英語―国語」と、境界をラクに越えていきます。
そこに集う者が前向きな意思をもつかぎり、そのワイヤリングの力は、はかりしれないものがある、で、またひとつ「ご縁」をいただいたわけです。
あらためて、「添削職人」として、気をひきしめずにはおられません。一筆入魂!!


応援ありがとうございます。
田中先生、英語くんをはじめ、みなさまのおかげをいただきまして、
「しり上がり」ました。m(_ _)m
早くみなさまと同じページに上がれますよう、頑張ります。
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【2008/06/19 21:00】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(2)
添削担当者からのアドバイス 其の五
〈 漢字練習 〉
受講生の方から質問あり。
「漢字で点数落としちゃうんですけど、漢字練習したほうがよいでしょうか?」
「漢字の練習してるでしょ?」(わたくし)
「?」
と、「書く」ことのメリットって、実は漢字の練習もいっしょにやってしまうことです。
評論を読んで、要約し、それをタタキ台にして意見論述、という流れの中で、「評論頻出用語」はいやでも「練習」せざるをえません。わざわざ漢字練習などする必要はないのです。
してみると、予備校で、「現代文」を受講して、「小論文」も受講して、漢字問題集をわざわざ買って練習して、って、時間とお金と労力のムダ!さらに言えば、紙資源のムダ!といわざるをえませんね。
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【2008/06/18 15:26】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(4)
しり上がり通信 其の三十七
〈 ことばづかい 〉
ここのところ、「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」の講座を紹介させていただこうと、近場の高校まわりをしております。
現場の先生方に直接お話しをさせていただいているのですが、ネクタイ締めて自転車で行くものですから、汗がブワッとふきだしまして、オマケに慣れない営業、冷や汗も加わりまして、ちょうど相殺されるかというと、二乗されますね。(*。*)
ハンカチじゃラチがあかないので、手ぬぐいでフキフキ、そのせいでもないのでしょうが、どうも、わたくしの言葉づかいがおかしい。
「どうぞ、今後ともお見知りおきください」
って、何を自分は言っているんだと、
自分で自分を添削したりして。
墨田区、江東区、って職人文化の町ですし、自分もその中で「添削職人」として、お仲間に入れていただいているわけで、気がつけば、言葉づかいまで影響されていたんですね。
ププッと、笑ってしまうわけでした。
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【2008/06/17 19:12】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(4)
しり上がり通信 其の三十六
〈 スウェーデン方式 〉
ひところ、「日本人の読解力が落ちた!」と大きく報じられましたが、天災、人災、大きなニュースが日々、通りすぎていくと、忘れてしまいます。
で、「日本人の読解力」の件はどうなってしまったのでしょう。ご家庭では、何か有効な対策をとったのでしょうか?教育現場ではカリキュラムを工夫したりしたのでしょうか?
おそらく、何もやっていない!結果、「日本人の読解力」は、今も日々下がり続けているはずです。
なぜ下がっていくのか。
わたくしも、ウスウスながら現場で感じているのは、「接続関係」がどんどんわからなくなっていますね。10年ぐらい前だったら、生徒さんが「楽勝だよ!」と言っていた、現代文の接続の虫食い問題を、けっこう優秀な生徒さんでもまちがえたりして。
背景にあるのは、おそらく携帯メールのコミュニケーションでしょう。ただでも日常会話で接続関係を明示しない。
「昨日、バイトさぼっちったよ」
「(でも)いんじゃね?」「(そんなことしたら)ダメじゃん!」
と、その延長で携帯メールもやりとりするので、「接続」がどんどん見えなくなっていきます。で、現代文がわかりません、とか、小論文が書けません、とか、言っているわけです。「論理(ロジック)」を作り出していくのは、接続関係です。これがわからないことには、論理的な文章を読解するのも論述するのもムリッ!
昔から「読み・書き・算術」と言われてきたとおり、「読み」と「書き」はセットで考えるべきです。「ウチは守りの野球だから」って、バッティング練習をやらない野球とか、ディフェンスをやらないでシュート練習ばかりやっているサッカーとか、誰が考えてもダメでしょ?
わたくし、「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」なんて小ジャレた名前でよんでいますが、何のことはない、小学生のころに誰もがやっていたのではないでしょうか。何でもそう、応用でつまずいたら基本に帰るのがいちばんの近道です(って長嶋カントクも言ってました)。「読んで、書く」、スウェーデンでどのような国語の授業をやっているのか、わたくしはわかりませんが、おそらく、上述のようなカリキュラムを組んで実践しているはずです。
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【2008/06/15 17:31】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
添削担当者からのアドバイス 其の四
〈 時間 〉
「受験はタイムレースだから、時間かけたら減点ね!」
と生徒さんに言うと、
「は~?」
という顔しますね。
時間が見えていない!!
といっても、見えるものではないのですが。
だからこそ、普段から時間を「見る」ことを意識しなくてはいけません。
模試を受ける、
受験生はまず、偏差値を見る、合格判定を見る、それから、まちがえたところを見る。
でも、ほとんどの受験生は「時間」を見ていません。

たとえば、設問の指示を読んだ時、ある受験生は、
「~本文中の引用文から抜き出せ。」
と読み取って、本文中の引用文だけ洗い出していきます。
かたや、ある受験生は、
「~本文中から~抜き出せ。」
と読み取って、本文を最初からたどりなおしていきます。
二人とも正解しました。けれども、「かけている時間」が決定的にちがうのです。
前者は、要約系の高配点の問題、二者択一までつめて、一方の選択肢を消す(選ぶ)時間的余裕があったりして。
後者は、要約系の高配点の問題、二者択一までつめて、そこからツメる時間がなかったりして。
それでも、確立2/1ではないか、というでしょう。でも、それが、「部分しか見ていない」ということなのです。もしセンター試験なら、「問6」は四つありますよ。配点8点として、「32点」取るのか、「16点」取るのか、ということになっていくのです。
「タイムロスは減点」
国語は特にも、時間をどんどん奪われていきますからね。
では、時間をかけないためには、どうすればよいのか?
答えは、「与えられた設問の指示を、しっかりツメること」です。
「そんなのちゃんとやってるよ!」
いえいえ、受験生の九〇%以上は、やっていない。ただ設問を見ているだけで、ツメていません。
時間をかけて設問の指示をしっかりしぼりこんだ方が、結局は時間がかからず、正答率も上がる、結果的に高配点の点数もゲット!


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「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト

フットプリンツ テキスト



東大理科二類合格(予定)レベルの第四回答案です!!

第四回 添削答案サンプル


注目してほしいのは、
あれっ?
国語の答案がお手紙になっている。

そう、答案のやりとりって、実は深い深いコミュニケーションなのです。
よく、試験中に「ブツブツ」独りごとを言っている人がいますが、
声に出すか出さないかのちがいはあれ、受験生は解答しているとき、
みんな「モノローグ(独り言)」を言っているはずです。
でも、そこで完結してしまうのです。

添削という営みは、そのモノローグにツッコミを入れていく、語りかける作業なのです。

「添削とはダイアローグ(対話)である」

常に生徒さんの疑問や悩みによりそっていく、
それがフットプリンツの「ダイアローグ添削」なのです。



みなさま、応援ありがとうございます。
おかげさまで、ちょこっと「しり上がり」ました。m(_ _)m
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【2008/06/14 20:08】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の三十五
〈 伴流 〉
かれこれ、10年ほど前になるでしょうか。
亀戸にボクシングジムができて、わたくしはその門をたたきました。
三十歳てまえでしたから、今さら「世界をめざして」とか、そういうわけではなくて、雪がなくなるとスキーができないので、それに変わるスポーツを、と、「クロストレーニング」というやつです。なぜにスキーとボクシングが、という疑問もあるでしょう。お腹のところで「クロス」しているのですが、解説しはじめると、もう一本ブログを書かなくてはならないので、割愛します。

で、伴流ボクシングジムの指導者、団元気先生に指導を受けたのですが、ボクシング、という肉体的な面よりも、「伴流」という精神的な面でいろいろ教わりました。
「人」はみな「半」人前。だから、人は人を「伴」って一人前になるのだ。
と、漢字の起源はともかく、とても美しい思想だな、と思いました。その「伴流」に流れる思想のとおり、かれこれ10年以上もおつきあいさせていただいております。
いまだに、わたくしが「人さまとのご縁が云々」などとブログに書きつらねているのは、実は、「伴流」の遺伝子を継いでいるからなのです。
わたくしがまだ水道橋の某予備校で働いているとき、水道橋、後楽園ホールでは、伴流の試合があるたびにウチの予備校の名をスポンサー名として呼んでくれていましたっけ。ファイティング原田会長(当時)は、「?」と思っていたでしょうね。~(#^.^#)~


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「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト

フットプリンツ テキスト



東大理科二類合格(予定)レベルの第三回答案です!!

第三回 添削答案サンプル


注目してほしいのは、設問の指示のツメ方を添削している点です。生徒さんがつまづいたら、添削担当者もいっしょに立ち止まります。添削担当者はつねに生徒さんによりそう伴走者、ともにゴールをめざします。

「添削とは批評ではない、よりそうことである」

生徒さんとともに「しり上がり」の坂道をかけのぼる、
それがフットプリンツの「伴流添削」なのです。

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【2008/06/13 19:10】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の三十四
〈 インド式 〉
マイクロソフト社のビル・ゲイツ氏が、たしか、いつかどこかで語っていたことなのですが、うろおぼえで申し訳ありません。

システムに不具合があった場合、日本に発注すると、すぐに、的確に修正してくれる。それに対してインドに発注すると、なかなかなおしてこない。しかし、日本は表面的に、目につくところを修正するため、結局、また次の不具合がおきる。それに対して、インドは根本的に問題点をつきつめて修正してくるため、時間はかかるが、結局、長い目で見れば、その方が、システム自体が有効に機能する。だから、日本ではなく、インドにたのむのだ。

なんてことを言っていました。
そうだとすれば、わたくしの「添削スタイル」は「インド式」ですね。
「解答の手なおしではない、解法の手なおし」だからです。
いいかげんな答案では、修正点が浮かび上がってきませんが、生徒さんが全力で作り上げた答案は、成績を伸ばすヒントの宝庫です。「現代文がわからない」という、その生徒さんのどこに「根本的な問題」があるのか、ピンポイントで掘り出せます。
で、その添削した答案自体は、「解答」を添削しようが、「解法」を添削しようが、別にどちらでもよいでしょう。どちらも「修正するべき点を修正している」のだから。
ところが、上述の「インド式」のとおり、「時間の流れ」の中においた時、それは「差」になっていきます。「解答」すなわち結果を修正した人は、「解法」の何がまずいのかわからないまま、演習量をこなしていきます。かたや、「解法」すなわち過程を修正した人は、本文や設問が変わっても、そこに共通するパターンを読み取って、正しい解答にたどりつくことができるようになります。ついでに、時間もかからなくなります。
「解答の根拠そのものの添削」は「インド式」。
わたくし、よく東南アジアの人間にまちがわれますが、もとをたどればインドに起源があったようです。


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「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト

フットプリンツ テキスト




東大理科二類合格(予定)レベルの第二回答案です!!

第二回 添削答案サンプル


前回にひきつづき、理系にしておくのはもったいない、すばらしい答案です!!
注目してほしいのは、

「解答の添削ではない、解法の添削である!」

という点です。それがインド式(笑。
「よい点はのばす、修正箇所はピンポイントで指摘」
それがフットプリンツの「スマート添削」なのです。



みなさま、「しり下がって」しまいました。
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【2008/06/12 20:29】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の三十三
〈 暦 〉
グローバリズムのなか、日本も「年度を九月はじまりに」といった意見がちらほら聞かれるようになってきました。
そもそも、どうして日本は「年度、四月はじまり」なのか、それは明治のころ、官僚が自分たちの「暦」の都合で、などと語られたりしますが、それは表層的というものでしょう。年度が「四月はじまり」でなければならない、日本人の必然性というものが見えていないのです。

わたくし、以前の職場で、よく「受験生を育てるのは、農業に似ている」と酒の席で言っては笑われていました。「それはアンタが根っからの百姓だからだよ」なんて。
いかにも、そのとおり。
春に種をまき、夏にぐんぐん育て、秋に実って収穫し、長い冬に備えて食料を加工していく。「そば」「うどん」しかり。「漬物」などは、醗酵という高度な技術をもちいて、食料を保存します。もとの食材よりおいしくなっていく、価値が増殖していきます。価値が「ふえる」、だから「ふゆ」なのだとは、折口信夫先生の言。その典型が「酒」や「もち」なのでしょう。だから、豊穣を感謝して神さまに「おそなえ」してきたのです。
「年度四月はじまり」の根源にあるのは、まちがいなく「農事暦」です。だから、受験生を教えるにあたり、百姓といわれるのは、わたくしはむしろ誇らしい。せっせと手入れをして受験生を育てる、それがわたくしの「添削スタイル」なのです。そしてウマウマと「ふゆ」をむかえたいのです。


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「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト

フットプリンツ テキスト




東大理科二類合格(予定)レベルの第一回答案です!!

第一回 添削答案サンプル


理系にしておくのはもったいない、すばらしい答案ですね!
注目してほしいのは、

「解答の添削ではない、解答にいたる過程の添削である!」

という点です。
解答の添削をいくらやってもしょうがない。なぜなら、解答(結果)がまちがえているのは、そこにいたる過程そのものに問題があるはずだからです。だから、たとえ満点解答であっても、そこにいたる「過程」に問題があれば、徹底的に添削していきます。
これがフットプリンツの「ハイレベル添削」です。
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【2008/06/11 11:40】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(2)
しり上がり通信 其の三十二
〈 フットプリンツの講義 2 〉
今日も、神奈川の某所で講義をしてまいりました。
現代文の接続関係の虫食い問題で、イマイチ、接続がわかっていない、ということがあきらかになったとします。じゃあ、練習しておいてね、でも、練習問題がない!
だったら、自分で文章を書いて、接続関係、すなわち「論理」を作り出していく練習をした方がよっぽど早いし、効率的です。
「書けば読める/読めば書ける」といった、読解(入力)と論述(出力)を同時並行演習しようという講座を作ったのは、そのためなのでした。「急がばまわれ」といいますね。自分で接続関係をきちんと作り出せる人は、現代文で設問の柱となる、接続、言い換え、因果関係、対立関係、何が問われても対応できるようになるはずです。
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【2008/06/09 22:57】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(4)
しり上がり通信 其の三十一
〈 フットプリンツからミャンマー・中国 災害復興支援!! 4 〉
極東アジア東京亀戸のかたすみから
500円
チャリン!

ミャンマー・中国 復興支援!2


先ほどまで、慶応大学のSFCを受験なさる生徒さんの論文、読んでおりました。
去年から見ているのですが、いや、成長の早いこと。「コペルニクス的転回」とでもいったらよいのでしょうか。
去年の論調は、「東アジアの最貧国のために~してあげる」といった、明らかに「上から目線」の意見でした。それが、「貧困救済のため、どうしても~したい」といった、「対称性」の視点に変わっていました。「後生おそるべし」ですね。
文章の表現とか、そのような小手先のテクニックなど、どうにでもなります。どうにもならないのが、「目線」なのです。文章表現では、隠しきれない。たとえ隠し切ったとしても、面接が待っていますからね。こればかりは、どうしようもない。

「目線」を下げる、というのは、口で言うほど簡単ではありません。その過程に、その生徒さんなりの「努力」だったり、「自省」だったり、何かがはたらいているはずなのです。その背景をおもんぱかるに、よく頑張ったな、と思うのです。

そのうれしさも手伝って、わたくしも、ショボッと支援させていただきます。人と人とのあいだで「贈与」がおこると、価値は増大していきます。
現に、わたくし、ちょっと幸せな気分になっている。


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【2008/06/08 23:53】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(2)
しり上がり通信 其の三十
〈 コーチング 〉
「今年の生徒は~」
などというもの言いをすると、
「生徒に『今年』も『去年』もない!」
「生徒がやる気ない~」
などというと、
「生徒ができないのは、指導が悪いのだ。生徒ができないのはあたりまえ。だから、ご父兄はお金払って、我々のところに生徒をあずけているのである。すでにできるのなら、われわれがいる必要性はない!」
と、指導していただいたのが、以前の職場でした。
今となっては、ありがたかったなと思うのです。
「100%、指導者の責任!」
その覚悟なしに人さまの指導などしてはいかん、ということを教えてくださったのです。

で、以前から紹介させていただいている東大理Ⅱ志望の生徒さん。
答案の添削をかさねるにつれ、「センターで九割、とらせないといかんだろう」
という思いを新たにしております。

かつて、わたくし、アタマを二度ほどツルッパゲにしたことがあります。
自分を信じてついてきてくれた生徒さんが落ちる、
その責任の重さは、受験にたずさわっている方なら、わかると思うのですが、
なんともお詫びのしようがない、
で、とりあえず
自戒もこめて、アタマを丸めたのでした。

今、「古文も漢文も見てくれるから」
といってわたくしの講座を取ってくださった東大志望の生徒さんがいる。
その生徒さんを落とすわけにはいかないでしょう。
さんざん、書いてきましたが、
現代文しか教えられない講師に「国語」を教える資格はない!
センターの小説、「問六」を落とすことを前提にして、
古文、漢文で点数を取りにいく、という指導が、その人にはできないからです。
久しぶりに、萌え…じゃなくて、燃えています。
「死んでもセンター九割取らすゼ!」
もし、九割きったら、
切腹、はおだやかではないので、また剃髪ですな!ふんぬ~(憤怒~
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【2008/06/07 23:13】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
添削担当者からのアドバイス 其の三
〈 わかる 〉
本日は晴天。
わたくしは、とりあえず地元、東京の城東地区の高校を、営業でまわってきました。
が、どちらさまも体育祭、青空のもと、楽しそうでしたね。
で、わたくしは汗だくでした。

「わかる」ということについて。
大学受験生が、「そんなのわかってるよ」という。その「わかる」にもレベルがあるのだということを、彼らはわかっていません。

1.口で言う→アタマでわかる。
2.自分で経験する→カラダでわかる。
3.失敗する→身にしみてわかる。

これら三つのレベルの「わかる」は、同じわかるでも深度が違うのです。
だいたい授業をきいて「わかった」といっているレベルは1です。
小テストや練習問題を解いてみるのは2のレベルです。
模試などで、時間を切られて、あわくって、ひっかかる、「しまった!」それが、3のレベルです。そこで、はじめて「自分はわかったつもりになっていた」ということが「わかる」。これが本当の「わかる」なのです。
だから、大学受験においては、秋から模試を積極的に受けたほうがよいです。スポーツにおいては、練習試合など、ガンガンやったほうがよいです。スキー、スノボならどんどんコケたほうがよいです。コケたからうまくなるというものではありませんが、コケないことにはうまくならない。
いちばんいけないのが「コケないようにしよう」とすることです。コケないということは、自分の中に限界をもうけて、その限界内でしかすべっていない。だから、コケないかわりに、限界は変わらない、つまり、それ以上うまくはならない、ということなのです。上達へのステップは、勉強もスポーツも同じです。

ちなみに、今日、炎天下にネクタイをしめて外回りをして、空振り。「営業の仕事って大変だな」と、よわい四十をすぎて、わたくしは「身にしみてわかった」のでした。(>_<)

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【2008/06/06 20:46】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(0)
添削担当者からのアドバイス 其の二
〈 時間 〉

添削担当者谷村は、本日より営業部谷村になりました。
ナンテ。
今日から高校まわりをはじめました。「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」の講座をみなさまに知っていただくために、わたくし、伝道師となり、あちらこちらの高校をまわるつもりです。これから夏場に向けて営業がいちばん楽しい季節ですからね。( ̄∀ ̄)

で、昨日にひきつづき、東大理Ⅱ志望の生徒さんより、
「時間がかかりすぎるが、どうしたらよいか?」
という質問がありました。
それは、その生徒さんが、それだけわたくしの教材に熱心に取り組んでくださっている証拠、だって、もともと「時間がかかる」ように作ってありますからね。
でも、「欠点」を徹底的に洗い出していきます。スポーツでも何でもそうですが、「カンペキ」をめざすのは最後の仕上げの段階で十分、最初から「カンペキ主義」におちいると、「あれもやらなくちゃ、これもやらなくちゃ」で、結局何も手につかないまま時間だけがすぎてしまいます。
最初の段階では、「欠点を洗い出して、ピンポイントで矯正していく」方が、はるかに早いし、確実にステップアップしていきます。

夏前「時間かけて、しっかり演習」

夏明け「時間を切って、ボーダーラインをかせぐ演習」=模試の活用

といった時間の流れの中で、シフト・アップしていくイメージが大切です。
大学受験生、一年の時間の流れは均質ではありません。というか、均質ではいけません。合格する人は、時間の流れも実力も「しり上がり」のカタチを描いていくはずです。

田中 十督 先生(脱線グリッシュ)、貴重なアドバイスありがとうございました。
おかげさまで「しり」ぐらい上がりました。
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【2008/06/05 20:28】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(0)
添削担当者からのアドバイス 其の一
〈 ひっかけ 〉
現在、東大理Ⅱ志望の生徒さんを指導させていただいております。
答案を受け取って、ビックリ!
字はキレイ。
文章はカンペキ。
点数は満点。
と、わたくしが手を入れるスキが…ないっ!
それでも手を入れるなら、それは「添削」ではなく、インネン、イチャモン、になってしまいそう。
とはいえ、そのまま答案をお返ししたら、わたくしは「ドロボー」になってしまいますので、「ハイレベル モード」で添削しました。「ハイレベル モード」とは、「正解を探すのは当然、ひっかけの選択肢を指摘して、それを根拠づけして消去する」というものです。こんな添削をやっているのは、わたくしどもだけです。なぜできるかというと、実際に現場を踏んでいるからなんですね。

で、その生徒さん、まったくの満点なのですが、ひっかけの選択肢の根拠づけをまちがえておりました。早稲田大学やセンター試験を受験なさる方は、知っておくと使えますよ。

ひっかけテクニック 其の一
・設問の指示をズラす。

設問 傍線部の説明として正しいものを選べ。
本文 A(原因)だからB(結果)
 正解 … B´
 ひっかけ … A 

と、「因果関係」と「言い換え関係」をよくズラしてひっかけます。たま~に、
「本文中にちゃんと書いてあるのに、何で×なんですか!」
と、怒る生徒さんがいます。その気持ちはわかる、でもそのような人は「設問の指示」が見えていないのですね。
「本文の内容に合致するものを選べ。」
だったら○でしょうがね。

先の生徒さんはに指導したのは「比喩」でした。

設問 傍線部の比喩の説明として正しいものを選べ。
本文 AはBである。
    ↓
   比喩
 正解 … 比喩の内容説明
 ひっかけ … B

「比喩」とは、わかりやすくするために、仮に「置き換えたもの」、Bと共通するとはいえ、全く同じものではありません。ひっかけは比喩の説明をせず、Bそのものを説明しているから×なんですね。

ひっかけにひっかかる、だからダメ、というものではありません。ひっかかったら、なぜひっかかったのか、必ず自己検証の作業をする、そうすれば同じ失敗はしなくなります。
また、○だからいいや、ですましてしまうと、いつか同じパターンのひっかけにひっかかる可能性を残してしまいます。
あらかじめ「失敗の芽」を摘んでおく、それがハイレベルの添削ということなのです。
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【2008/06/04 16:30】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(2)
しり上がり通信 其の二十九
〈 BY 〉
昨年、渋谷の某塾で、浪人生相手に古文の講義をしていました。
で、早稲田の政経の古文、「連歌」のハナシでして、
その場の空気をよむ大切さ、みたいなことを講釈たれておりました。
で、よめない人物を批判して、
「こういうマヌケな野郎を『BY(ビー・ワイ)』って言うんだよね」
ハ~?(生徒)
「『BY』って言うでしょ、ホラ、あの…場の空気がよめないってヤツ」
「せんせい、『KY(ケー・ワイ)』のマチガイじゃない?」
ハ~(わたくし)(-。-)

うっかり「わかもの文化」を知ったフリすると、イタイ目にあう、身をもって知る己のマヌケでした。
「乱れている日本語をただすべき立場の者が、乱れている日本語を乱れて使用する」というわけのわからん始末、生徒さん、苦笑いしていましたっけ。

これまでは、受験業界でしこためた受験知識を全国の受験生に発信しようと、拙ブログを書き込んできましたが、最近はあちらこちらのブログにおジャマして、コメントを書かせていただいております。英語の先生方は、みなさん緊密ですね。
はたして、自分はちゃんと「空気がよめている」のだろうか?
よそ様の共同体に足を踏み入れるときは、「BY」にならないように注意しなくてはいけませんね。(って、意地でも使ってみる)

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【2008/06/03 14:56】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
しり上がり通信 其の二十八
〈 フットプリンツの講義 〉
今日は、神奈川の某予備校さんで講義をしてまいりました。
現代文と小論文をいっしょにやろう、などという、よくばりな講座を設けているのは、
おそらくわたくしのところの教材だけではないかと思うのです。

で、今年、はじめて自分の教材を現場で教えさせていただいているのですが、
教えやすい!
てまえミソで申し訳ありません。
もちろん、生徒さんが優秀だということもあります。
が、早慶併願、センター国立二次、といった志望にドンピシャ!
はまってますね。

やはり、小論文と現代文はいっしょにやった方が、別々にやるより、はるかに効率的です。
生徒さんにしても、予習のめやすがハッキリしていて、予習しやすいのではないでしょうか。
教える側も、生徒さんがきちんと解答の根拠づけをしているので、ピンポイントで解説できます。
何より、生徒さんの弱点が、一発で浮かび上がってきますね。

たとえば、接続の虫食い問題、根拠づけから間違えているようなら、その生徒さんは接続関係、すなわち「論理」そのものがわからないまま、今まで「現代文」の講義を受けてきたことになります。
「接続関係がわからない」ということを、先生も、本人も、誰も気づかないまま、「論理的には…」なんて、現代文を演習してきてしまったわけです。
「何がわからないのか、わかる」というのは、真の理解の第一歩です。「2ウェイ メソッド 現代文/小論文」って、学校の現場の先生が、実はいちばんやりたい授業なのではないのかな、と、ナマイキにも思っています。
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【2008/06/02 19:11】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(2)
しり上がり通信 其の二十七
〈 フットプリンツからミャンマー・中国災害復興支援!! 3 〉
極東アジア東京亀戸のかたすみから、
100円
チャリン!

ミャンマー・中国 復興支援!


いやはや、お恥ずかし。
ひとさまにお知らせするほどのことでもないでしょうが、
とりあえず、小さな一歩をふみ出しました。

現在、慶応大学のSFCのAO入試を受験なさる生徒さんにおつきあいして、
アジアのことをいろいろ勉強しております。
「KIVA」や「フェアトレード」など、世界にも、日本にも、お若いのに立派な人物がたくさんいらっしゃる。
その生徒さんの合否はともかく、(当然、合格してほしい!)、その試験に向けての姿勢が、とても美しいのです。してみると、大学受験って、けっこう、現代社会のイニシエーション(成人への通過儀礼)として、悪くないですよね。(って、SFCの先生の「うけうり」ですが)
我が身をふりかえるに、お恥かしいかぎりなのですが、わたくしも小さなことからお手伝いさせていただきます。
国境をこえて、人と人がつながっていく、ネット社会って、まんざら悪くない。「真のグローバリズム」とは、実は、仏教でいう「縁」のことなのかもしれません。
「人と人との縁」が仏教の先輩を救いますように!
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【2008/06/01 19:44】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(2)
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現代文と小論文の同時並行演習
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谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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