![]() <助動詞「す・さす・しむ」>
過去の記事を参照のこと。 ↓ ↓ ↓ 大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の四十七 「助動詞」 〈す・さす・しむ〉 使役の構文 古文 主語 使役対象に(して) 動詞 す・さす・しむ 漢文 主語 使役対象ヲシテ 動詞 シム コレをビシッとおさえてしまうのがポイント。 使役は必ず「使役対象」が存在します。 書いてなければ、省略されている。 常に使役対象を確認する、なければ自分で補っていくのがポイントです。 センター国語、みなさん受験するでしょ? 「漢文は漢文」 「古文は古文」 と別々に勉強するのは非効率的です。 デキル受験生は、古文の中で漢文を確認、漢文の中で古文を確認します。 「漢文」って、結局、中国古典をムリムリ古文で読んでいったものですからね。 現代文・小論文は同時にやるべし、 古文・漢文は同一のものとしてやるべし、 大学受験は「一年間」という限られた時間内での勝負! 「効率的演習」が求められます。 古文で問題になるなら、以前の記事で述べたとおり、「(さ)せ給ふ」「(さ)せおはします」の形でしょうね。 ・皇族 動詞(さ)せ 給ふ。 (さ)せ おはします。 「動詞」の主語が明らかに皇族、使役対象はいない、だったら、 「さ(せ)=尊敬」「給ふ=尊敬」 … 二重(最高)敬語。 「動詞」の主語が皇族だとおかしい、使役対象が想定される、だったら、 「さ(せ)=使役」「給ふ」=尊敬」 … 使役対象の省略。 つまり、これらを判断するためには、文脈、人物関係が見えていないと解けない。さらに言えば古文常識、 例えば、 帝や中宮が「格子(こうし)の上げ下ろしをするわけない」 といったことがわかっていないと解けない。 結局、文脈把握の問題、古文常識の問題になっていきます。 これらをやしなうのは、「演習量」です。 受験生、最後の最後は「演習量の勝負」というのは、このブログで何回も述べていますが、このあたりのことを言っているのです。 たかだか、「す・さす」の文法問題なのですが、「点」になるかならないか決めるのは、古文読解の量なのです。 「しむ」の判断基準は「す・さす」と全く同じです。 ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
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![]() <助動詞「る・らる」>
過去の記事に要約されていますね。 ↓ ↓ ↓ 大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の四十六 「助動詞」 〈る・らる〉 これらの意味を訳し分けるコツは、過去の記事にある、「判断基準」を明確にすること。 いつも「なんとなく」判断していると、設問になっても「なんとなく」ひっかかる。 普段、学校で、塾予備校で古文読解をする、そこが練習の場です。 模試を受けて設問になってから「え~と」ではなく、 普段の読解の中で、常に判断根拠を明確にして訳していくことが大切です。 過去記事のように、「短文」でやって、わかったつもりにならないように。 「人物関係」「置かれた状況」といった文脈の中で、根拠づけする。 普段の読解が勝負です。 「受身」「可能」「自発」「尊敬」の判断基準、おさえましたか? おさえたら、あとは優先順位にしたがって判断していくだけです。 これらの優先順位は、判断基準の明確なもの「受身」「可能」から、あいまいなもの「尊敬」へ、という順になっています。 助動詞「る・らる」の判断の優先順位 1.「受身」かな?そうでなかったら、 2.「可能」かな?そうでなかったら、 3.「自発」かな?そうでなかったら、 4.しょうがなく「尊敬」 という順番で判断していく。 前に書いてあるとおり、「エライ人が主語だから、尊敬!」はだめですよ! 出題者は、そのあたりをひっかける細工をしているはずです。 「センター試験の問1.2.あたりのシンプルな文法問題」 というのがお約束ですか。 配点は低いが、ゼッタイ落としてはいけない問題です。 「点をかせぎだすこと」だけを主眼とするこのブログで、何度も言ってきましたが、 合格者レベルの受験生が「時間かけずに点かせぐ問題」、 そこで、「正解したけれど、時間かけてしまった」、 まして、「落としてしまった!」 最悪、「時間かけて、落としてしまった!」 とね。 それは「2、3点」かもしれない、 でも、合格者レベルの人と肩を並べるためには、彼らがみんな点を落とす問題で、点を取り返さなくてはいけない。 ムリ!でしょ? だから、このテの「お約束問題」は「時間かけずに点数かせぐ」、 難関大学をめざそうとするなら、肝に銘じましょう。 「どうせ配点低い問題だから、いいや」 とナメている受験生に、他でかせぐ点数はありませんよ。 わたくしはあまり賛成できませんが、 たまに口語訳の問題で「る・らる」をひっかけに使ってくるパターンがある。 でも、上記の文法問題をクリアしてきた受験生にとっては「へのカッパ」でしょう。 それから、文法問題、品詞分解系でだされる場合もありますね。 完了・存続の助動詞「り」 とゴニョゴニョにしてひっかけようとするもの。 上記の意味を、きちんと根拠づけして判断できる受験生が、 ましてひっかかるはずなどありません。 以上、こうしてみると、やはり上記の「判断基準」をしっかりふまえて、日常の古文読解をしていくことが重要だ、 と、おわかりですね? ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
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とにかく、速い!!! 日本全国から、世界から、 アッという間に答案を「やりとり」! pdf・jpg・gif なんでもOK。 スキャナさえあれば、 手書きの答案をスキャンして提出→ メールで送信→ プリントアウトして手書きで添削→ スキャンして画像データで返却。 フットプリンツの優秀答案の紹介 第十回 小論文 ![]() ![]() ![]() ![]() ※クリックすると拡大表示されます。 【現代文→要約】 ↓ ↑ 【小論文→立論】 「全体」を常に見わたして、 「部分」に取り組んでいく、 フットプリンツのハードな演習が求めているのは、 その「視点」を徹底させること。 目先ばかりを見た、対症療法的な小手先のテクニックなどではありません。 本質的な実力を深く深く掘り下げていく、 スパイラル構造の「しり上がり」の連鎖を生み出していこうというものです。 この生徒さんの「現代文の要約」と「小論文の立論」、 よ~く見てください。 「全体」を見わたす視点が「連鎖」しているのがよくわかりますよ。 一般的に、塾予備校さんでは、 「現代文は現代文」 「小論文は小論文」 って、別々に演習しているでしょ? それがいかに、時間とお金と労力のムダであるか、 この優秀答案が教えてくれています。 「現代文のために小論文を演習する」 「小論文のために現代文を演習する」 たしかに、その演習はハードです。 でも、 いちばん効率的な演習がそこにある。 結果、 慶応の小論文、早稲田の評論、 センター試験、国立二次記述、国立後期小論文、 すべての試験に対応できるのです。 しかも、 大学に入ってレポート、卒論、 その準備を万全にして大学の門をくぐっていきます。 「読んで、要約して、立論して、論述」 フットプリンツの演習はきわめてシンプル、 あたりまえのことをやっているだけです。 だから、 汎用性(はんようせい)が高い、 どこにいっても通用するホンモノの実力なのです。 さらに、「資格試験をめざすよ」という場合、 その基本となる「器」はもう大学受験で出来上がっている、 あとは専門ネタをつめこむだけ、 ということなのです。 現代文、小論文というのは、他教科に比べて「不確実性が高い」 だから、 「ナントカの法則」やら、 「カリスマ先生の講義」やら、 はびこってしまう。 また、不安だからすがりついてしまう受験生もいる。 でも、これらに通底していえるのは、 「目先だけ」にフォーカスしている点なのです。 フットプリンツの演習は「目先」の演習ではありません。 思考回路そのものを自ら作り出す(作り出さざるをえない)、 「本質」を掘り下げていく演習です。 大学受験生のみなさま、 「答えは与えられるもの」だと思っていませんか? たしかに、入試問題の「問」には、「正解」がある。 ですが、 「どうやって成績を伸ばすか?」 方法論に「答え」などあるはずがない。 あるとすれば、それは試行錯誤という「運動」なのです。 正解は「与えられるもの」ではない、 汗して、「自ら獲得するもの」だ、 ということに思い当たらなくてはいけません。 だから、 フットプリンツが、受講生の皆さんに求めているのは、 「ノーミソに汗すること」 その一点なのです。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 部活と勉強の両立で悩める全国の現役生集まれ!! キミの答えはココにある! →→→ 田中十督先生の「猛ダッシュ!」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 大学受験の数学で悩める者は 学ちゃんに訊け!! 添削担当者が知るかぎり、最高の数学講師!! 佐藤学の数学はコチラ→→→数学専門塾「スタッフ」 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ![]() 『ここからがわからない』 入試基礎 古文・漢文40題 添削担当者、監修済み! 旺文社『ここからがわからない 古文・漢文』 「O-sys」(オーシス)という、旺文社独自の教育システムで解説付き。 好評発売中!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト ![]() 受講生 一人一人に目がとどく!! 受講生限定=50名 受講生を限定、プロの講師が少数精鋭で徹底的に添削をしていきます。 現代文・古文・漢文・小論文 オール・イン・ワン! 会員にかぎり、古文、漢文、すべてフットプリンツが請け負います。 現代文/小論文の 相互補完的実力養成 「2-way method 現代文/小論文」 みなさま、さらなる応援、 m(_ _)m よろしくお願いいたします!m(_ _)m 人気blogランキング ただいま87位 ↓ ↓ ↓ ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
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![]() <「助動詞」の接続>
助動詞の活用、しっかり覚えましたか? まだの方は、覚えてから先に進みましょう。 「おみやげ」のこしたまま、 先に進んでもしょうがない。 結局、文法問題の雄、「識別問題」にいってひっかかりますからね。 さて、今回は「助動詞の接続」です。 が、 これはもうリクツじゃない、覚えるしかありませんよ。 「とにかく覚えろ!」 なんて、 プロの講師として言いたくない、 言いたくないけれど、こればかりは仕方ないのです。 アホなゴロ、あげてありますから、 以前の記事を参考にしてみて下さい。 ↓ ↓ ↓ 大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の四十四 「助動詞」 〈接続を覚えよう!〉 もっとナイスなゴロ、あったら添削担当者(谷村)に教えてくださいね。 ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
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