大学入試の国語・小論文
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しり上がり通信 其の百二十五
<ゴー!ゴー! ぼくらの芹江選手!!>
来たる8月9日(月)、
東京水道橋は後楽園ホールで、亀戸の伴流ボクシングジムの芹江(せりえ)選手が、
スーパーバンタム級日本タイトルの防衛戦を戦います。

芹江選手は現在、WBA6位、WBC12位、世界ランカーにまで駆け上がっております。
いよいよ「世界」か…。

華麗な防御と強烈な打撃は「表裏一体!」
伴流BG芹江選手日本タイトル戦勝利の図!!(黒トランクス)
Wクリックで拡大して見ましょう。

↓  ↓  ↓




「しり上がり通信」でも何度か述べてきたとおり、「フットプリンツ」のカリキュラムの根底には「伴流」の教えが流れています。

常に全体を見わたして、部分に取り組む!!

フットプリンツの土台となっているコンセプトです。
「現代文/小論文」の同時並行演習、おそらく、愚直にやっているのはフットプリンツだけでしょう。
メンドクサイ!
シンドイ!
それなのに…なぜに?
それは、「しり上がり」の曲線を描いて駆け上がっていくため。
「現代文がわからないから、現代文だけ予備校で演習…」
って大学受験生、全国にたくさんおりますね?

「そもそも論」から「全体」を見わたしていきましょう。
「得点力をアップさせたい!」
それはスポーツだろうが、受験勉強だろうが同じこと。
で、
皆さんの学校、放課後、
シュート練習ばっかりやっているサッカー部って、あるでしょうか?
打撃練習ばっかりやっている野球部って、あるでしょうか?
ある…とすれば、
そのチーム、ほぼまちがいなく「弱いチーム」でしょ?
「だって、点数とりゃ、勝てるじゃん」
って、それがお子様の論理であることは、誰が考えてもわかるはず。
得点力を上げたい、ならば、ディフェンス、守備、防御の練習も「同時並行」してやるはずです。
先日のW杯、日本の活躍にはめざましいものがありました。
今まで得点力のなさをさんざん批判されてきた日本サッカーがウソのようでした。
つらつら、振り返るに、全員で徹底的に体を張って「防御」にいった、
その結果として「得点」できたと思いませんか。
ディフェンダーがしっかり守れば、
ミッドフィルダーは中盤でボールを支配できる、
そうすればフォワードは前を向いて攻めあがっていける、
と、
「攻撃/防御」は常に表裏一体です。
イチロー選手が典型ですが、
「打撃が優れているから、守備で捕球地点を先読みできる」
「守備が優れているから、どこに打てばヒットの確率が高いか判断できる」
ね?
それなのに、それなのに、
なぜ大学受験では「現代文しかないから現代文だけ」というリクツがまかりとおるのか?
あまりに「近視眼的」なのです。
まして、受験で小論文があるから、12月になって、「やっぱ小論文やんなくっちゃ」なんて言い出すのか?
目先のボールばかり追いかけているお子様のサッカーなのです。
ゲームにならない。
でも、ひとり、受験生のみの責任ではない。
塾予備校、「早稲田評論対策」「慶応小論文対策」って、「わざわざ」分けている。
国だって、「国語」と「国語表現」って、細分化したりして。
「部分しか」見ていない、見せていない。

晴れた日曜日、河川敷のグラウンドで少年野球をやっている。
見ていると、とても勉強になります。
「反面教師」として。
バッターが空振りすると、
「もっとワキしめろよ!ワキ!」
なんて怒鳴っている監督、コーチがいる。
「部分だけ見て、部分を指導する」典型ですね。
まちがってはいないでしょうが、練習でやれてこなかったものが、試合でできるわけない。
ワキが甘いのは「部分」であって、その現象に至る根本原因を掘り下げないまま、ただ目に見える「現象」、あるいは空振りという結果に対してワイワイ言ってる指導者ね。
自分が指導するトレーニングメニュー「全体」から「自ら」ふり返らなければならないのに、
「何やってんだ!バカヤロー!」
とか、怒鳴りつけている。
それは、アナタだって。

フットプリンツの指導の特色は、アタマの中身を「すべて」紙に書き出すところにあります。
「ノーミソに汗をかけ!」
と受講生には指導しております。
「記述解答」の結果だけ、つまり、「結果としての現象」、「部分だけ」手直ししてもしょうがないからです。
ぶっちゃけ、「解答」なんかできても、できなくても、どっちでもいい。
解答を導き出す過程のどこに問題点があるのか、それを探すために、「思考の全体」に添削担当者が分け入っていきます。
ガンに放射線療法が有効だからといって、病巣をつきとめないまま、体全体に放射線を照射するお医者はいない。
でも、塾予備校の講義、一般的通信添削、って、それと同じことをしていないかな?

いつでもどこでも誰にでもあてはまる方法論は、

常に「特定のわたし」にはあてはまらない。


だから、個人の思考に分け入っていく添削が必要なのではないかと、思うわけです。
「現代文」がなぜできないか、どこに問題があるのか、どうすればいいのか、って、「小論文」をみればイッパツ、浮き彫りになります。
ポンとボールを置いてみてください。
「このボールの中心軸を示しなさい」って言われたら、さて、どうします?
ボールを回転させれば、イッパツ、中心軸が現われます。
「こたえ」は運動の中にしかない。
なんとなく予習して、講義受けて、「成績のびません」って、
そりゃ、「ノーミソに汗かいていないから」です。
「運動」していない。
だから、フットプリンツの指導法は「現代文」だろうが、「小論文」だろうが、関係ない、
徹底的に「読んで書く!」、
受講生も添削担当者も「読んで書く!」、
その「運動」の中にしか「こたえ」はないからなのです。
で、
「結局、受験で小論文なんか使わなかったよ」
でも、その力が現代文の「得点力」になっているはずなのです。

と、コレが伴流ボクシングジムの「教え」なんですが、
わかるかな~?
わからない人は、8月9日の芹江君の試合、見て参考にしてくださいね。(深夜に放映するんじゃないかな)

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【2010/07/24 04:09】 | しり上がり通信 | トラックバック(0) | コメント(0)
大学入試 基礎講座『古典文法入門篇』 其の二十二
<助動詞「つ」「ぬ」>
完了・強意の助動詞、「つ」「ぬ」のポイントは、「完了」か「強意」で悩まないこと。
「確述」なんて説明している辞書もありますが、
「その動作をしっかりやった」という表現、
「強意」といえば「強意」、
「完了」といえば「完了」、
べつに悩む必要はありません。
たまに選択肢の中に「完了」と「強意」と、二つ入っていることがありますが、
それは出すほうがどうかしています。
で、
「つ」の未然形、連用形「て」、
「ぬ」の連用形「に」をおさえてしまえばおしまい。
↓  ↓  ↓
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の五十七
「助動詞」 〈つ・ぬ〉


完了「ぬ」の終止形「ぬ」、命令形「ね」と、
打消し「ず」の連体形「ぬ」、已然形「ね」の識別、
ですが、

・助動詞の接続
・助動詞の活用
・係り結び


しっかりおさえていればひっかからないよ。
百歩ゆずって、未然連用同形のパターン

・上一段活用 ・下一段活用
・上二段活用 ・下二段活用


で悩む…ほどでもない。
やっぱり助動詞の活用がわかっていれば出てきますね。
ちなみに、早稲田とか、シンプルだけど、このようなところつっこみますよ。

例 次の「来」のよみをひらがな一字で記せ。

1.来ぬ人を待つ。
2.秋来ぬと目にはさやかに見えねども…


とかね。



1.こ
 ※カ変「来」の未然形+打消し「ず」連体形+体言

2.き
 ※カ変「来」の連用形+完了「ぬ」終止形+引用の格助詞「と」
 つまり、カギ括弧引用「あききぬ。」だから、言い切りの形、ここでは終止形なんだな。


ね、
・助動詞の接続がわかる。
・助動詞の活用がわかる。
・カ変の活用いえる。
と、ハードル三つ、これが早稲田の問題の作り方なんだな。
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【2010/07/23 20:49】 | 古典文法入門 | トラックバック(0) | コメント(0)
大学入試 基礎講座『古典文法入門篇』 其の二十一
<助動詞「まほし」「たし」>

助動詞だろうが、終助詞だろうが、
とにかく「希望・願望の表現」は聞かれます。

助動詞「まほし・たし」
↓  ↓  ↓
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の五十六
「助動詞」 〈まほし・たし〉


終助詞「ばや・てしがな・にしがな・がな・もがな・なむ」
↓  ↓  ↓
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の七十二
「助詞」 〈終助詞〉


これらを一連の表現として、まとめておさえるのがポイント。
バカスカ、点数かせげますよ。
まとめてみましょうか。

助動詞「まほし(未然形接続)・たし(連用形接続)」
・自己の希望 … ~したい
・他に対する希望(あつらえ) … ~してほしい

終助詞「ばや(未然形接続)」
終助詞「てしがな(連用形接続)・にしがな(連用形接続)」
・自己の希望 … ~したい

終助詞「がな・もがな(助詞、体言など、いろいろな語に接続)」
・願望(ある事態の実現を望む)
 … ~であればなあ。 ~がほしいなあ。 ~だといいなあ。

終助詞「なむ(未然形接続)」
・他に対する希望(あつらえ) … ~してほしい。




早稲田大学、上智大学の古文など、「虫食い問題」にもよくなりますので、接続もしっかりおさえましょう(「がな・もがな」は接続はどうでもいい)。
これらを要約すれば、意味のパターンは三種類。

1.自己の希望 … ~したい。
2.他に対する希望(あつらえ) … ~してほしい。
3.願望(ある事態の実現を望む) … ~であればなあ。 ~がほしいなあ。


「意味を聞かれて訳せる」のは当然、
反対、自分で作文できるようにね。

1.まほし・たし・ばや
2.まほし・たし・未然形+なむ
3.がな・もがな


たとえば、早稲田大学、上智大学で虫食い問題になると、

・文脈がわかっている。
・人物関係がわかっている。
・希望、願望の助動詞、終助詞、接続も含めてわかっている。


合計、ハードル三つ超えて正解、というのが早稲田の出し方です。
「訳せりゃいいや」という、丸暗記系の受験生はイッパツでもっていかれます。

なによりも、これら希望、願望の表現は記述で頻出、「時間かけずに点数かせぐ」と、国語の合否をわける核心部になります。

・ここで「やっぱ出たー!時間かけずに点数ゲット!」
  →配点高い設問にしっかり時間注いで点数ゲット!

・ここで「え~と…なんだっけ?時間かけて点数落とす…」
  →配点高い問題に注ぐ時間がない!さらに高配点落とす…


とね。
こころあたりのある受験生もいるのでは?
秋から模試を受ける。合格可能性なんかどうでもいい。偏差値なんかどうでもいい。みるべきは「ココ」なのです。それが見えてくれば、成績は必ず上がる。
反対、傍線部口語訳記述、「未然形+なむ」落として、偏差値みて「うふふん」と思っている受験生に先はないの、わかりますか?やがてドツボが待っている、おそらくそれは本番でしょうね。

希望・願望表現=記述の王様!

東京大学二次試験とか、けっこうシンプルな問題が多いです。まさしく、こんなところをストレートにきいてきますよ。

それから、
これら希望・願望の表現「呼応(陳述)の副詞」とセットになると、さらに記述問題得点源としてパワーアップしていきますゾ!
↓  ↓  ↓
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の七十三
「副詞」 〈呼応(陳述)の副詞〉


希望・願望=得点源

たかだか三分、カップめんを作る時間で、イチバンオイシイ点数、かせげますよ!

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【2010/07/19 12:48】 | 古典文法入門 | トラックバック(0) | コメント(0)
大学入試 基礎講座『古典文法入門篇』 其の二十
<助動詞「き」>
助動詞によって、何が問われるか、決まっている。
過去の「き」はとにかく、「接続」と「活用」が問われる助動詞!
↓  ↓  ↓
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の五十五
「助動詞」 〈き〉


チマチマ、問題になって、配点は低い。
でも、死んでも点数は落とせない、
なぜなら、合格者なら「時間かけずに点かせぐ」はずだから…、
って、ボーダーライン上の「かけひき」については、
再三、述べてきましたね。

一つ、「カ変、サ変への変則的接続」しっかりね!

こし・こしか・きし・きしか・せし・せしか・しき

なんてジュモンのように覚えてしまいましょう!

も一つ、「活用」しっかりね!
お約束は、「係り結び」とセットにして、
適当に活用させて補え、という問題。

ぞ・なむ・や・か~「き」 → 「し」
こそ~「き」 → 「しか」


と、いちおう「『き』の活用」と「係り結び」と、
ハードル二つを課す問い、というヤツです。
2点/100点ぐらいですか。
たかだか「2点」、でも、難関大学合格する受験生はゼッタイ、時間かけずにゲット!
で、
・「え~と、え~と」時間かけて点にした人、ボーダーラインより「時間的に」後手にまわっている。
・まして、点数落とした人、「2点ぐらい、いっか」じゃない、ということはもう大丈夫?合格者なら必ず点数にする「2点」を落とす、ということは、合格者が誰も点にできない「2点」を取り返さなくてはいけない、ってムリ!なのです。


夏休みがあけて、秋、大手の模試がガンガン始まるころには、
このように「時間」まで目に見えてくるといいですね。
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【2010/07/18 18:54】 | 古典文法入門 | トラックバック(0) | コメント(0)
大学入試 基礎講座『古典文法入門篇』 其の十九
<助動詞「まし」>
助動詞の中でイチバンおいしいところ、
配点の高い問題にからみます。
やはり、過去の記事がしっかり説明しています。
まずは、「反実仮想」しっかり!!
↓  ↓  ↓
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の五十二
「助動詞」 〈最重要「まし」 1〉


大学受験生なら、誰だって「反実仮想」が重要って、「わかっている」、
学校の定期考査でも「何度も」出たし…、
と、
ここらあたりが、受験生の「盲点」なのです。
表面的にやって、「わかったつもり」になっている。
で、
センター9割、早稲田、上智の古文に対応できるか?
ということなのです。
何度言っても、それでもわからん受験生、現役生に多いですね。
つまりは、演習量が足りないから、実戦でどのように「ひねり」が入ってくるか、
わかっていない。
いいですか?
大学受験生のほとんどが、「反実仮想の説明してみなさい」って言うと、

「ましかば~まし」「せば~まし」の形で、
「~したなら、~しただろうに」と訳します。

以上、オシマイ、って感じじゃないですか?
コレが「定期考査的知識」だというのです。
傍線引いて、記述で口語訳、だったら対応できますよ。
で、
キミたちがめざす難関大学で、過去に一度でもこんな問題出していますか?
東大の二次とかなら、むしろ、反対に「あり」なんですが、
一般的に傍線口語訳の問題には、「なりません」!

「そもそも論」から話していきましょう。
「反実仮想」というのは、「事実に反して仮想す」と読める、
過去の事実とは異なることを、後からメメシク、イジイジ、仮に想像する、
つまりは、究極の「詠嘆表現」だということです。
だから、
物語だろうが、日記だろうが、説話だろうが、
「ドラマ」の頂点、ヤマ場、で頻出する表現なのです。
位置は課題文の後半部、ですね。
詠嘆表現の典型が「和歌」でしょ?

だから「和歌」でこそ「反実仮想」は多用される。

・文脈、人物がわかっている。
・「反実仮想」から、過去の事実も説明できる。


その上で、
おしまいの設問、配点の高い問題にからんでくるのです。

・早稲田の本文の要約の問題。
・上智の○×問題。
・センター古文問5・6あたり。特に和歌の説明問題。


「点数」もさることながら、「時間」を短縮してくれます。
「反実仮想から現実をよみとって、イッパツ、解答」なのか、
「本文をもう一度最初から読み直して解答」なのか、
まさに、合否の明暗を分けていくのです。


例文を使って説明してみましょうか。

わが背子(せこ)と二人見ませば

いくばくかこの降る雪のうれしからまし

「ませば~まし」は上代の形、すなわち、『万葉集』ででてくる形ですね。

設問(基礎)
・「ませば」あるいは、「まし」の虫食い、選択肢問題。配点1、2点/100点

設問(ちょい難)
・和歌全体の解釈、反実仮想の訳出、選択肢問題。配点3点/100点
・国立二次記述で、反実仮想の口語訳。配点4点/100点

設問(難)
・和歌の「説明」として正しいものを選べ(現実の説明)、選択肢問題。配点3点/100点
・ 本文の内容として正しいもの、誤っているもの、を選べ。早稲田なら「六者択二」、上智なら「○」「×」問題。反実仮想の現実を説明している選択肢は、「本文の内容として正しい」「本文の内容と合致する」、よって、「○」というヤツ。配点は3.4点/100点ぐらいでしょう。ただし、本文全体の文脈の「核心部」なので、ここで点数取れば、「古文の点数まる取り」、反対にここで点数落とせば、「古文の点数まる落とし」、合否をわける重要な設問になっていきます。


ってなことも「わかっていない」で、特にも現役生は「反実仮想なんてラクショーだよ」って思っていますよ。

さてさて、
口をすっぱくしたところで、テーマに戻りましょう。
反実仮想の構文は

「仮定条件句~まし」

っておさえるのがポイント。
よって、「反実仮想」の表現は無数にあるからね!
↓  ↓  ↓
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の五十三
「助動詞」 〈最重要「まし」 2〉



なんだろうが、かんだろうが、反実仮想しっかり取れるように、

反実仮想を訳したら、必ず現実説明!

特にも「和歌」!


ね。
すればガンガン古文点数かせげるようになるよ。
約束します。
てか、
今度のセンター国語、また「和歌で、反実仮想。で説明問題」って、出るぜ!
添削担当者(谷村)のプロの講師の「勘」がニブっていなきゃね。

と、
「ためらい」しっかりね、記述の王様。
「ただの仮想」、これもやはり和歌で使われる詠嘆表現なので、しっかりね!
↓  ↓  ↓
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の五十四
「助動詞」 〈最重要「まし」 3〉


【お詫び】
最後になりますが、
長らくブログ、お休みしてスミマセンでした。
またガンガン書いていきますから、よろしくお願いしますね。
てか、
もう夏だから、文法、片づけましょう。
長らくお休みしていたわりに、せっせとブログを見てくれていた全国の受験生、
いらっしゃいますな。
どうもありがとう。
フットプリンツの「現代文/小論文」の講座、
受験生にあわせていろいろなコースを作っていきますので、
よろしかったら受講してくださいね。
少々、お高いかもしれませんが、そのかわり、上述の古文、漢文の説明なんかタダでいくらでも聞けますよ!
「センター国語9割シリーズ」も再開していきます。
あなたが習っている学校の先生、塾予備校の先生のほうが優秀かもしれませんが、
こと、「受験生に点数をとらせる」ということに関して、
添削担当者(谷村)の右に出る人って、
そうそういないと思いますよ。
フットプリンツの仲間にくわわって、
センター国語9割とっちゃおうぜ!!
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【2010/07/17 16:07】 | 古典文法入門 | トラックバック(0) | コメント(0)
母と子の読み書き教室 其の十一
<「母と子の読み書き教室」ベネッセお茶の水ゼミナールさんで開催!!>
水道橋のベネッセお茶の水ゼミナールの教室をお借りして、
ツキイチで開催しております、「母と子の読み書き教室」。
7月3日、
今回は、チームキムタツ(灘高校英語科木村先生を中心とする英語教師塾)のご縁から、
チームキムタツ関東支部の先生にご協力いただいて、開催いたしました。
お母さま、その娘さん、その伯母様、
という三人。
娘さんがまだ小学校一年生でしたので、
文章を書くのは、まだちょっと早かったかな?
で、
「絵」を書いてもらいました。

自己表現の「場」

ダイスキな一輪車に乗っている自分の姿を原稿用紙に書く。
とても「いきいき」描いてくれました。
聡明なお嬢さんですね。
すばらしいのは、
一輪車に乗っている「自己像」とともに、
「おともだち」(他者)もしっかり描いている。
それって、
小論文の「二項構造」の萌芽なんですが…

と、
それを、「児戯」といって笑うことは、
われわれはできない。
まして、
大学受験生のみなさんはできない。

「原稿用紙」とは「文字」を書くものだ、
と定義するなら、
「絵」を描くという行為は「笑い」の対象になるかもしれません。
しかし、
「原稿用紙」とは「自己表現する場」だ、
と定義するなら、
このかわいいお嬢さん、しっかり「自己表現」しているのです。

「どうしても慶応大学に行きたいんです!
だから、AO入試受けたいんです!
で、志望理由どうしたらいいでしょう?」
ズコ~ッ!
みたいな大学受験生、よくいませんか?
何かを決定的に「カン違い」している受験生。

チームキムタツ関東支部の仲間の先生と話し合ったのは、
英語にしろ、国語にしろ、
「どう表現するか」
ばかりが問題視されて、
「何を表現するか」
がなおざりにされている、
言語教育、国語教育を総体としてとらえる場合、
根本的な問題はそのあたりにあるのではないか?
ということ。

このお嬢さん、
聡明であることは、
「絵」が語ってくれています。
「自己表現する」
小学校一年生では、文章はメディアとして使いこなせない、
だったら「絵」で表現しちゃおう!
と、
語るべき「自己」をしっかりもっているんですね。
で、
「小論文必勝対策!」
「慶応小論文必勝法!」
と、
大学受験生はえてして、「どう書くか」
方法論にばかりこだわってしまう。
で、とってつけたようなキレイゴトを書いて、
ドツボにはまる。

そもそも、
慶応大学がなぜ、小論文を課しているのか、
受験生はよく考えなければなりません。
「慶応大学は世間的に評価がたかいから…」
「慶応大学は就職がいいから…」
という「志望動機」ね、
そのようなヤワな動機で慶応大学に来てもらっては困る!
慶応の先生がいちばん嫌う受験生たちですね。
それなのに、
「語るべき自己」もないまま、
慶応大学の推薦入試を受験する受験生の、
なんと多いことか?
おそらく、
「語るべき自己もない大学受験生」と、
「語るべき自己をもった小学一年生」と、
慶応大学の先生方、どちらに大学に来てもらいたいと考えるか?
当然、「後者」だ、ということなのです。
だから、
「受験生」だから「大学受験」では、
ないのだ、ということ。
「大学受験」の対策なんか、
もう、小学一年生からでも「できる」ということなのです。
そのようなことから、
添削担当者(谷村)、
「母と子の読み書き教室」をはじめたのでした。
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【2010/07/10 15:49】 | 母と子の読み書き教室 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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