大学入試の国語・小論文
  に関するワンポイント・アドバイス
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
    ↓   ↓   ↓
人気blogランキングへ
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の二十四
「敬語」 〈敬意の方向 2〉

「敬意の方向」をおさえたところで、現代語で敬語の練習をしてみましょう。みなさんが物語の作者の立場に立って、次の文を現代語で言いかえてみてください。

 

「太郎が次郎に話す。」

 

・太郎に敬意を表すと? → (                   )

・次郎に敬意を表すと? → (                   )

・読者に敬意を表すと? → (                   )

・太郎と次郎に敬意を表すと? → (                   )

 

できましたか?

 

〈太郎に敬意〉

「太郎」は動作する人ですから、尊敬表現にします。「敬語」とはすなわち「敬語動詞」、動詞をいじっていきます。「話す」は尊敬表現「おっしゃる」、

・太郎が次郎におっしゃる

あるいは尊敬の補助動詞を用いて、

・太郎が次郎に話しなさる

・太郎が次郎にになる

でもよし。

 

〈次郎に敬意〉

「次郎」は動作の受け手(動作される人)ですから、謙譲表現にします。「話す」は謙譲表現「申し上げる」、

・太郎が次郎に申し上げる

あるいは謙譲の補助動詞を用いて、

・太郎が次郎に話し申し上げる

でもよし。

 

〈読者に敬意〉

話し手から聞き手、書く人から読む人へ敬意を表すときは丁寧表現、

・太郎が次郎に話します

 

〈太郎と次郎に敬意〉

「太郎」は動作する人、尊敬表現を用います。「次郎」は動作の受け手、謙譲表現を用います。で、問題はここからです。尊敬と謙譲はどういう順番になりますか。

(ダメ!)・太郎が次郎におっしゃり申し上げる。

「おっしゃり(尊敬)」「申し上げる(謙譲)」という順番になることは古文、現代語を通じてありません。正解は、

・太郎が次郎に申し上げなさる

・太郎が次郎に話し申し上げなさる

と、必ず「謙譲 + 尊敬」の順番になります。

 


【二方面への敬語】

 

二方面(動作する人、される人)へ敬意を表す = 謙譲尊敬

 

「尊敬+謙譲」の順になることはゼッタイありません。敬語動詞がどのような順番をとるか、上智大学で出題しています。早稲田大学商学部、「次の語を活用させ適当に並べかえなさい」といった古文作文で出題する可能性、大ですね。
スポンサーサイト
ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
    ↓   ↓   ↓
人気blogランキングへ
【2007/05/01 12:49】 | 古文の基礎 21-40 | トラックバック(0) | コメント(0)
<<大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の二十五 | ホーム | 大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の二十三>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
現代文と小論文の同時並行演習
最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

よろしくお願いします

参考になった方は応援願います!      ↓   ↓   ↓

人気blogランキングへ

極小論文 (無料)

メールで小論文。 あなたの論述力を手軽に試してみませんか?優秀論文は矯正随時ブログにアップしていきます。                   今月のテーマ 『日本の行方』

名前:
メール:
件名:
本文:

結論の根拠(論証)を明示して、あなたの意見を百字程度で論じてご投稿ください。あなたの論述力を診断してご返事いたします。

ブログ内検索

わからないことがあったら検索してください。

それでもわからない場合は上記メールフォームよりお問い合わせください。

プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

添削担当者からのお願い

受講生以外の方でもご自由に質問・コメントをお寄せください。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

携帯用 QRコード

携帯電話で読み取ってアクセスしてください。

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。