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大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の三十五
「敬語」 〈敬語動詞を覚えよう!〉

 

【尊敬】(謙譲と二マタをかけるグループ)


 活用    種類      意味              平常語

まゐる(参る)     四段    本動詞     召し上がる          飲む・食ふ

 

たてまつる(奉る) 四段    本動詞     召し上がる          飲む・食ふ

                                  お召しになる         着る

                                  お乗りになる         乗る

 

※詳細は「『古文の基礎』其の二十七」で述べました。本文に出てきたら確実に設問になります。

 

【尊敬】(その他、本動詞でしか使われないもの)

 

      活用    種類      意味          平常語

ごらんず(御覧ず)    サ変   本動詞     御覧になる       見る

 

きこしめす(聞こし召す) 四段   本動詞     お聞きになる      聞く

                                      召し上がる       飲む・食ふ

                                      お治めになる      治む

 

しろしめす(知ろし召す) 四段   本動詞     お知りになる      知る

                                      お治めになる      治む

 

めす(召す)        四段    本動詞    お呼びになる       呼ぶ

                                      お取り寄せになる    取り寄す

                                      召し上がる        飲む・食ふ

                                      お乗りになる       乗る

                                      お召しになる       着る

 

おほとのごもる(大殿籠る)四段   本動詞    おやすみになる     寝(ぬ)

 

つかはす(遣はす)     四段   本動詞   (人を)おやりになる  (人を)やる

                                      (物を)おやりになる   与ふ

 

あそばす(遊ばす)   四段   本動詞  (詩歌・管弦などを)なさる す(詠むなど)

 

 

以上、

尊敬はこんなところでしょう。プリントアウトしてマーカーでチェック入れて机の前、トイレの壁にでも貼って、一週間ぐらいで覚えてしまいましょう。アタマに入ったらあとはハナ鼻をかんで捨ててください。

一覧表の暗記は電話帳を暗記するようなもの、片っ端から忘れます。でも、それでいいのです。ダ・カ・ラ、古文読解を並行してやる必要があるのです。「何だっけ?」→文脈の助けを借りて思い出す。「何だっけ?」→文脈の助けを借りて思い出す。そのくりかえしで定着していきます。一覧表的(単語集的)知識は「死んだ知識」、使いものになりません。学校、塾予備校での古文読解をおろそかにしてはいけませんよ。
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【2007/05/08 14:11】 | 古文の基礎 21-40 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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