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大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の七十三
「副詞」 〈呼応(陳述)の副詞〉

助動詞、助詞も終わりました。いよいよ仕上げに入っていきます。

副詞は、「呼応の副詞」をしっかりおさえておきましょう。「おーい」と呼べば「はーい」と応える関係だから「呼応の副詞」なんて言われています。「陳述の副詞」とも言います。

口語訳の問題、あるいは虫食い問題でよく出ますね。数もそんなにありませんし、「覚えればおしまい」という文法は、実はいちばんラクチンなのです。

 

【呼応の副詞一覧表】★★★

 

〈打消表現との呼応〉

あへて~打消…まったく~ない

おほかた~打消… 

かけて~ 打消… 

さらに~ 打消… 

すべて~ 打消… 

たえて~ 打消… 

つゆ~  打消… 

つやつや~打消… 

よに ~ 打消… 

をさをさ~打消…少しも、めったに~ない

いたく~ 打消…あまり~ない

  ~ 打消…~できない(不可能)

よも~じ(打消推量)…まさか~ないだろう

いさ~知らず…さあ、どうだかわからない

※打消表現「ず・じ・まじ・で・なし」

 

※「よも」は打消推量「じ」としか呼応しません。「よも~打消」ではありませんよ、「よも~じ(打消推量)」と覚えましょう。ひっかけの王様ですよ。

※「いさ」は「知らず」という表現と呼応します。「いさ~打消」ではありません。「いさ~知らず」です。「いさ、知り給へず」と下二段、謙譲「給ふ」が入ったりして。バリエーションはいろいろありますが、ひっかけられないようにしてください。特にも「いさ」と「知らず」の距離が離れたときに注意が必要です。虫食い問題の王様、語群に「いさ」とあったら、どこかに必ず入るはずですよ。

 

〈禁止表現との呼応〉

ゆめ(ゆめゆめ)~禁止…決して~するな(強い禁止)

あなかしこ ~  禁止 …   

な ~ そ ~しないでくれ、してくれるな(やわらかい禁止)

※禁止表現「~な・~べからず・~まじ」

 

〈希望・意志表現との呼応〉

いつしか~希望・意志…はやく~したい、しよう、してほしい

いかで~ 希望・意志…なんとかして~したい、しよう、してほしい

※希望表現「ばや・てしがな・にしがな がな・もがな・(未然形+)なむ

        ・まほし・たし」

 意志表現「む・べし・じ・まじ」

 

〈仮定表現との呼応〉

たとひ~とも…たとえ~としても

※「とも」は逆接仮定表現

 

〈疑問・反語表現との呼応〉

いかで(か・かは)~推量の助動詞(む・らむ・けむ・べし・まし)

         ~助詞(ぞ・か)

…疑問 どうして・どのようにして~か

 反語 どうして~か、いや、~ない

 

【いかで(副詞)~む(連体形)】 ★★★★

 

「む」が意志なら(なんとかして~しよう

「む」が推量なら、(疑問=どうして~か

(反語=どうして~か、いや~ない

 

文脈に応じて訳し分けます。

「いかでか」の形ならほとんど反語、まれに疑問。「いかでかは」の形ならだいたい反語、という傾向はありあます。とはいえ、疑問か反語かはあくまで文脈しだいです。文脈上、あるいは常識的に答えがわかりきっているのに、わざわざきいているなら反語です。

 

以上、電車の行き帰りにでも覚えてしまいましょう。一往復で覚えてしまいます。

 
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【2007/06/19 16:22】 | 古文の基礎 61-80 | トラックバック(1) | コメント(1)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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