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大学入試直前講座 『古文のツボ』 其の十六
「文学史3」   〈平安物語の成立順序をおさえよう〉
平安文学史をおさえるポイントは、
 
   前
   ↑
源氏と枕がちょうど一〇〇〇年
   ↓
   後
 
でしたね。
源氏の前をしっかりおさえましょう。源氏以後は「その他大勢」で十分です。
 
平安物語・『源氏物語』以前
 
〈 伝奇物語 〉
『竹取物語』(九一〇)
…源氏物語の中で「物語 出(い)で来(き)はじめの祖(おや)」と評しています。現存最古の物語。
 
〈 歌物語 〉
『伊勢物語』(九四七)
…主人公は在原業平(ありわらのなりひら)と考えられています。
『大和物語』(九五一)
『平中(へいちゅう)物語』(九六〇)
 
〈 作り物語 〉
『宇津保(うつほ)物語』(九八四)
『落窪(おちくぼ)物語』(九九〇)
…継子(ままこ)いじめのシンデレラ物語。貴族社会を写実的に描く。
 
  ↓ これらの流れを受け継いで大成
 
『源氏物語』(一〇〇八)
 筆者…紫式部(一条天皇の中宮彰子に仕える)
 内容…全五四帖からなる長編物語。『竹取物語』などの虚構性、『伊勢物語』などの歌物語性、『蜻蛉(かげろ)日記』などの自照(自己の内面を見つめること)性などの影響のもとに完成。江戸時代の国学者、本居宣長(もとおりのりなが)は『源氏物語玉の小櫛(たまのおぐし)』の中で、『源氏物語』を「もののあはれ」(しみじみとした情趣、情愛)を描いた文学として位置づけました。
 
 
平安物語・『源氏物語』以後
 
 『源氏物語』(一〇〇八)
     源氏物語のマネ
『浜松中納言(はままつちゅうなごん)物語』(一〇四五)
『堤中納言(つつみちゅうなごん)物語』(一〇五五)
『夜の寝覚(よるのねざめ)』(一〇五九)
『狭衣(さごろも)物語』(一〇六九)
『とりかへばや物語』(一一六八)
 
と、源氏以前さえしっかりおさえれば大丈夫。「○○物語」と出てきて、聞いたことない、だったら、すべて源氏以後、すなわち一〇〇〇年以後と考えればいいでしょ?
『今昔物語』とかもあるじゃないかって?
大丈夫。説話も軍記物語も源氏以後ですから。
練習してみましょうか。
 
 
練習問題
次の中から(1)源氏物語以前の作品を選びなさい。(2)源氏物語と同じころに成立した作品を選びなさい。
イ 『更科日記』
ロ 『和漢朗詠集』
ハ 『とりかへばや物語』
ニ 『讃岐典侍日記』
ホ 『蜻蛉日記』
解説 
イ、『更級日記』には源氏物語にあこがれた少女時代が描かれている、ということは、源氏以後。
ロ、『和漢朗詠集』撰者、藤原公任は、一〇〇〇年に活躍した清少納言、紫式部と同時代人でしたね。
ハ、わけわからなかったら、源氏以後と考えればよいわけです。
ニ、『枕草子』より後、ということは源氏以後。
ホ、『枕草子』より前、ということは源氏以前。
 
解答
(1)… ホ   (2)… ロ
 
と、こんな感じで源氏と枕を核にして前後関係をあぶりだしてください。
 
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【2008/01/31 23:22】 | 古文のツボ | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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