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大学入試直前講座 『古文のツボ』 其の二十
「文学史7」   〈中世・近世文学史をおさえよう〉
大学入試でいちばんつっこまれる「平安文学史」「和歌集」をひととおりたどってきましたので、文学史のラスト、「中世・近世」の文学史のツボをおさえて文学史をシメましょう。
 
 
中世
 
説話
〈 平安 〉『日本霊異記(にほんりょういき)』(八二二)…最古の説話集
       → 『今昔物語』(一一二〇)
〈 中世 〉『発心集(ほっしんしゅう)』(一二一六)
       → 『宇治拾遺物語』(一二一九
       → 『十訓抄(じっきんしょう)』(一二五二)
       → 『古今著聞集(ここんちょもんじゅう)』(一二五四)
       → 『沙石集(しゃせきしゅう)』(一二八三)
【ポイント】これらは、「説話」というジャンルをしっかりおさえましょう。ジャンル分けの問題によくなります。『日本霊異記』が最古の説話であること、『今昔物語』が平安時代の説話であることくらいはおさえておくとよいでしょう。たまに時代区分が問題になりますからね。ちなみに「説話」とは、書いて字のとおり、「説(教)話」です。「不思議な、面白い出来事→教訓」といった構成になっています。だから、本文全体の要約が求められたら、だいたい、最後の部分をまとめればOK。
 
軍記物語
〈 平安 〉『将門記(しょうもんき)』…軍記物語の祖
〈 中世 〉『平家物語』『平治(へいじ)物語』『保元(ほうげん)物語』
                               ゴロ … しょーもないよ、へいへいほー
【ポイント】これらも問題になるのはジャンルでしょう。
 
鴨長明
随筆…『方丈記』
歌論…『無名抄(むみょうしょう)』
説話…『発心集(ほっしんしゅう)』※「発心」とは出家すること。
【ポイント】鴨長明はホントによく出ます。『方丈記』は出してもしょうがないでしょ?『無名抄』『発心集』がきかれます。『無名抄』と『無名草紙』をまちがえないように。
 
『無名草子(むみょうぞうし)』…作者不明。鎌倉時代に成立した最古の物語評論です。『大鏡』と同じ「聞き書き形式」で書かれています。
『無名抄』は長明の歌論、『無名草子』は物語評論。どちらも文学史頻出事項ですが、イジワルな問題は選択肢に両方入れてきますよ。中世文学史のアナ場です。
 
藤原定家
歌論…『近代秀歌(きんだいしゅうか)』『毎月抄(まいげつしょう)』
日記…『名月記(めいげつき)』
【ポイント】定家は『新古今和歌集』の選者の一人。『新古今』まわり、歌論などで定家が出てきたときに設問になります。早稲田大学など、現古融合文を出題する大学を受験する人はおさえておきたいですね。
 
阿仏尼(あぶつに)
日記…『十六夜日記(いざよいにっき)』
【ポイント】とにかく出ます。「女流日記」というと、受験生は「平安」といきたくなる、そこがヒッカケどころです。○の選択肢にもよくなりますし、×の選択肢にヒッカケとしてよく入っています。「次の中から、一つだけ時代の異なる作品を選べ」という設問の指示で、平安の作品群にまじって『十六夜日記』というのがよくあるパターンです。
 
吉田兼好
『徒然草』
【ポイント】言わずもがな。もし出題するなら、漢字で書かせます。選択肢問題にするわけがない。
 
世阿弥(ぜあみ)
能楽論…『風姿花伝(ふうしかでん)』
【ポイント】古文、現代文、いずれにしろ、能が話題にのぼると設問にしたいところです。
 
飯尾宗祇(いいおそうぎ)
西行を慕って全国を行脚(あんぎゃ)、連歌(上の句、下の句を別々な人がつけあう)の完成者です。
【ポイント】作品はともかく、「連歌の完成者」として人物をおさえておきましょう。
 
 
近世
 
松尾芭蕉
紀行…『野ざらし紀行』『笈の小文(おいのこぶみ)』『更級紀行』『奥の細道』
 
井原西鶴
好色物…『好色一代男』…「好色」ときたら西鶴
町人物…『日本永代蔵(にっぽんえいたいぐら)』『世間胸算用(せけんむねさんよう)』
 
近松門左衛門(ちかまつ もんざえもん)
『曽根崎心中(そねざきしんじゅう)』『冥土の飛脚(めいどのひきゃく)』
 
上田秋成(うえだ あきなり・しゅうぜい)
『雨月(うげつ)物語』『春雨(はるさめ)物語』…「雨」ときたら秋成
 
本居宣長(もとおり のりなが)
国学
研究…『古事記伝』
『源氏物語 玉の小櫛(たまのおぐし)』…『源氏物語』を「もののあはれ」の文学と位置付ける
随筆『玉勝間(たまかつま)』
…「タマ」ときたら宣長 略して「ノリタマ」
 
【ポイント】近世はどれが出るかわかりませんが、「西鶴」「秋成」「宣長」、特にも、国学「宣長」はいちばん聞かれるところでしょう。
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【2008/02/20 15:29】 | 古文のツボ | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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