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優秀論文の紹介 其の五
前回にひきつづき、岐阜大学の獣医学科の編入試験を受験なさる方のために書いた拙論です。

平成十五年度 岐阜大学 獣医学課程 第三年次編入学者選抜試験

 以下の記事のように捕鯨についてはいまだに大きな意見の対立がある。捕鯨に賛成と反対の両方の立場からそれぞれ200字以内で意見を書きなさい。

「IWC総会審議まとまる。先住民捕鯨、日米譲らず」
 山口県下関市で開かれている国際捕鯨委員会(IWC)総会は二十二日、イヌイットなど先住民に特別に認められている鯨の新たな捕鯨枠などを討議。先住民捕鯨を基本的に支持してきた日本が方針転換し、投票にかけるよう強く要求したため、会議はたびたび中断し審議が全く進まない異常事態となった(中日新聞2002年5月23日)。


【捕鯨に賛成の立場】
自然を支配の対象とするような欧米文化の価値観から、「文化としての捕鯨」の是非を論じてはなるまい。日本でもイヌイットでも、鯨を捕らえ糧としながらも、鯨に対して畏敬の念を抱き、神として祀ってきたのである。それは自然崇拝の支柱をなすものであり、環境保護が叫ばれる昨今、最も重視されるべき精神文化である。そのような文化的背景を無視して、いたずらに捕鯨反対を唱えるなら、あまりに近視眼的といわねばなるまい。(197字)

【捕鯨に反対の立場】
かつて日本では、捕鯨は文化であった。鯨を糧としながらも、鯨に対して畏敬の念を抱き、さらにはそのような糧を与えてくれる豊かな自然を崇拝し、神として祀ってきた。しかし、高度経済成長を経て、高度な消費社会に身をおく現代の日本では、そのような精神文化を失ってしまった。鯨に対する畏敬もなく、飽食の果てに、ただの珍味としての消費対象に成り下がってしまった以上、貴重な野生生物を捕獲する資格など日本にはないのである。(200字)

※参考にしていただきたいのは、二項対立の論じ方です。

・前者 …「西欧⇔日本」の空間軸の二項対立。
・後者 …「伝統⇔現代」の時間軸の二項対立。

その二項対立を、

・前者 …「AではなくてB」の否定肯定関係。
・後者 …「AしかしB」の逆接関係。

でまとめてみました。
「A⇔B」の二項対立のまとめ方を参考にしてみてください。

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【2008/05/07 12:45】 | 優秀論文の紹介 | トラックバック(0) | コメント(1)
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コメント
また拝見させていただきました。
応援ポチッ!
【2008/05/09 18:48】 URL | サトシ #- [ 編集 ]
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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