大学入試の国語・小論文
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添削担当者からのアドバイス 其の三
〈 わかる 〉
本日は晴天。
わたくしは、とりあえず地元、東京の城東地区の高校を、営業でまわってきました。
が、どちらさまも体育祭、青空のもと、楽しそうでしたね。
で、わたくしは汗だくでした。

「わかる」ということについて。
大学受験生が、「そんなのわかってるよ」という。その「わかる」にもレベルがあるのだということを、彼らはわかっていません。

1.口で言う→アタマでわかる。
2.自分で経験する→カラダでわかる。
3.失敗する→身にしみてわかる。

これら三つのレベルの「わかる」は、同じわかるでも深度が違うのです。
だいたい授業をきいて「わかった」といっているレベルは1です。
小テストや練習問題を解いてみるのは2のレベルです。
模試などで、時間を切られて、あわくって、ひっかかる、「しまった!」それが、3のレベルです。そこで、はじめて「自分はわかったつもりになっていた」ということが「わかる」。これが本当の「わかる」なのです。
だから、大学受験においては、秋から模試を積極的に受けたほうがよいです。スポーツにおいては、練習試合など、ガンガンやったほうがよいです。スキー、スノボならどんどんコケたほうがよいです。コケたからうまくなるというものではありませんが、コケないことにはうまくならない。
いちばんいけないのが「コケないようにしよう」とすることです。コケないということは、自分の中に限界をもうけて、その限界内でしかすべっていない。だから、コケないかわりに、限界は変わらない、つまり、それ以上うまくはならない、ということなのです。上達へのステップは、勉強もスポーツも同じです。

ちなみに、今日、炎天下にネクタイをしめて外回りをして、空振り。「営業の仕事って大変だな」と、よわい四十をすぎて、わたくしは「身にしみてわかった」のでした。(>_<)

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【2008/06/06 20:46】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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