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添削担当者からのアドバイス 其の五
〈 漢字練習 〉
受講生の方から質問あり。
「漢字で点数落としちゃうんですけど、漢字練習したほうがよいでしょうか?」
「漢字の練習してるでしょ?」(わたくし)
「?」
と、「書く」ことのメリットって、実は漢字の練習もいっしょにやってしまうことです。
評論を読んで、要約し、それをタタキ台にして意見論述、という流れの中で、「評論頻出用語」はいやでも「練習」せざるをえません。わざわざ漢字練習などする必要はないのです。
してみると、予備校で、「現代文」を受講して、「小論文」も受講して、漢字問題集をわざわざ買って練習して、って、時間とお金と労力のムダ!さらに言えば、紙資源のムダ!といわざるをえませんね。
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【2008/06/18 15:26】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(4)
<<しり上がり通信 其の三十八 | ホーム | しり上がり通信 其の三十七>>
コメント
読んでくれてありがとう,と丁寧に言うとどうなるんでしょうか。

ご拝読,が読め,読め,という意味になるのであれば,使い方としては「私が拝読させていただく。」が正しいのでしょうか。

では相手がわざわざ読んでくれて,ありがたいなぁ,と言うときには「読んでくれてありがとう。」と丁寧に言うにはどうすれば良いのでしょうか。

教えて下さい…。

【2008/06/19 14:25】 URL | 田中 十督(脱線グリッシュ) #- [ 編集 ]
ご質問いただき、ありがとうございます。
「拝~」は、基本的には謙譲(へりくだり)の表現ですから、自分の動作にしか用いません。
「拝む」動作を考えれば、イメージしやすいのではないでしょうか。
「拝(受けとめる動作)」です。
「拝借」など。
知覚動詞も「受けとめる動作」ですから、
知覚動詞(「思う・思われる・見る・聞く・知る)などをへりくだって、
「拝察・拝見・拝読・拝聞・拝聴」
と用います。
著しく身分差がある場合(相手がド偉い場合)には、
殿様・王様から「(他者が)拝領」する、
と、他者の動作に用いる場合もあるでしょう。

が、やはり、基本は、
「拝(自身の受けとめる動作)」
と用いるものです。
相手の動作に用いると、
「相手を拝ませる」
ことになってしまいます。

ご質問の件、
「読んでくれて、ありがとう」は、
「読んでくださって(尊敬)、ありがとうございます」
「読んでいただき(謙譲)、ありがとうございます」
といったところが、妥当だと思います。
ちなみに、
「私が拝読させていただく」は、
「拝(謙譲)」「いただく(謙譲)」
と二重の謙譲表現になってしまいます。
マチガイではないでしょうが、
「慇懃(いんぎん)無礼」
ということもありますから、注意が必要です。
「拝読しました」ぐらいが無難でしょうか。

と、敬語については、以下のHPが、的を射た解説をしてくださっています。

http://www3.kcn.ne.jp/~jarry/keig/c01c26.html

英語で敬語が発達せず、なぜに日本語で敬語が発達したのか、英語の先生方と議論したら、楽しいでしょうね。(^-^)
【2008/06/19 15:54】 URL | 谷村 長敬 #- [ 編集 ]
谷村先生,有り難うございました。
プロはやっぱり違いますね!

これからも敬語の間違いなどが脱線にあったら,是非教えて下さい。いつも脱線グリッシュを読んでいただき有り難うございます。

(これで,良いのかな?笑)

【2008/06/19 18:44】 URL | 田中 十督(脱線グリッシュ) #- [ 編集 ]
田中 先生
らしくないですが…(笑
こちらこそ、ブログのアドバイスなど、
また いただけると幸いです。
今後ともよろしくお願いいたします。
【2008/06/19 20:25】 URL | 谷村 長敬 #- [ 編集 ]
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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