大学入試の国語・小論文
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添削担当者からのアドバイス 其の十五
〈 「え~と」は減点! 〉

大学受験、「時間も点数だ」と、アドバイスしてきました。
と、抽象的な話をしてもピンとこないでしょうから、ちょっと練習してみましょうか。
さて、集中してくださいよ。

早稲田の古文の問題と仮定しましょうか。

問 次の空欄に「給ふ」を適当に活用させて、補え。

会話文
「(わたくしは、いつまでも俗世間に身をおくべきではない、)とこそおもう(     )」

ヒント…会話文で自分自身の認識する動作、「思ふ」について用いられている。係助詞「こそ」を受けている。
ミソ…「思う」がハ行四段活用「思ふ」の連用形「思ひ」のウ音便で、ひらがなで書かれていること。初心者の受験生なら形容詞「重し」本活用連用形「重く」のウ音便「重う」とひっかかってくれたりして。

解答…「給ふれ」

でした。自身の認識する動作を低める、へりくだりの表現、下二段の「給ふ」なのでした。
難関大学を目指す受験生なら、ゼッタイ出る、ってわかっている事項です。で、できましたか?ただし、3秒以内で、ということなのです。
これが、ファミレスのアルバイトではないけれど、「3秒ルール」なのです。
「え~と」って言ったら、1点減点、二回言ったら、3点減点、それ以上は10点減点、
なんて、受験生を追い込んできたものです。今は、わたくしも人間がまるくなりましたから、そんなにきつい指導はしなくなりましたが、団塊ジュニア世代(今の30歳前後)の生徒さんは、そこまで追い込まないと、なかなか合格しなかったのですよ。
「時間を見る」とは、どういうことか、やって見せましょう。

国語で点数かせげる人は、これぐらいの問題はさっさと点にして、要約系の高配点の問題に時間を注いでゲット!
この「出るってわかりきっている問題」で時間をかけて立ち止まってしまう人は、おそらく点数も落とします。「あ、『思う』だ、『こそ』受けて、『給へ』じゃん」とひっかかって、要約系の高配点の問題までようやくたどり着いた時には、タイムアウト!
「2、3点の配点だから、どうでもいいじゃん」と、これが初心者の考え方です。プロは時間を見ます。「ゼッタイ落としてはいけない問題を、時間かけて点数を落としていく人は、2、3点の減点ではすまない」と、これが「実戦」。
さらに、合格する人なら、ゼッタイ点数をかせぐ問題を落としてしまう、ということは、合格する人たちが点にできないところで取り返さなくてはいけない、それは、ムリッ!と、これが「実戦」なのです。

今から、「時間」を気にかける必要はないでしょうが、9月以降は、必要になる視点です。
「給ふ」の識別がわからない人は、右のカテゴリー「古文の目次」をご参照くださいませ。それでもわからなければ、添削担当者に質問してみましょう。
ちなみに、「早稲田の問題」と仮定しましたよね。ハードルの数を見て見ましょう。

1.人物関係など、文脈が読めていること。
2.動詞の活用、音便、係り結びなど、文法の基本がわかっていること。
3.「給ふ」の識別ができること。

と、だいたいハードルを三つ越さないと、正解にいたらない、という設問の設定の仕方をします。単純に文法、単語の意味がわかっていればできる、という問題を嫌います。文法だろうが、敬語だろうが、必ず「文脈がみえていること」を前提とした問にします。
「どうすれば文脈が見えるようになるんだ?」
その答えは、「演習量をかせぐこと」、です。
それが、「夏の課題」でしたね。

フットプリンツからの「お知らせ」
みなさまからのあついご支援、ほんとうにありがとうございます。
おかげさまで、受講してくださる生徒さんが徐々に増えてまいりました。
それにともないまして、フットプリンツ開講のサービス期間を終了し、8月より添削費用を値上げさせていただこうと考えております。
それ以前にお申込みいただいた生徒さんにつきましては、契約時の料金体系のまま、受講を継続していただきます。詳細につきましては、あらためて皆様にメールでお知らせいたします。


みなさま 応援 ほんとうに ありがとうございます。
常に「実戦」で勝ち抜くことを前提に、
フットプリンツは、受講生のみなさんとともに「しり上がり」ます!
さらなるご支援 m(_ _)m よろしくお願いいたします!
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【2008/07/13 15:28】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(4)
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コメント
いやぁ、今日のは本当に唸ってしまいました。国立二次の英語にも共通して同じ事が言えますよね。単純な問題、絶対でませんものね。かといって、和訳だけ練習しておけば吉なのか、と言えばそれは絶対に×で、単語と文法は間髪入れずに高速で理解の信号が飛び交うレベルでないと7割以上なんて取れないよね、とシミジミ思いました。

またまた、ランボー谷村の緻密な作戦にやられまくってしまいました。 

ヤラレタァ~~~(>。<)
ヤラレタァ~~~(>。<)
ヤラレタァ~~~(>。<)
【2008/07/13 23:07】 URL | 田中十督 #- [ 編集 ]
田中 先生
他教科のことはわからないのですが、
他教科の先生にホメられると、手ばなしでうれしいですね。
ケンカって、とても大事なコミュニケーションだと思うのです。
「相手のこと、本気で殴ったら、わるいから」
とか、それが、結局、相手のためにならない、っていう、最低のコミュニケーションだと思います。
相手を思いやるなら、本気で殴りかかっていく、だから、相手も自分をパートナーに選んでくれる、というコミュニケーション、イタイけれども、結果的にいちばんながくつづいたりして。
その点で、ほんとうに感謝しておりますよ。
【2008/07/14 01:04】 URL | 谷村 長敬 #- [ 編集 ]
谷村先生からの前回いただいたいコメントのお返事、気になっておりました。「勉強」という言葉についてです。日常において、安易に使っております。

先生の文章を読んでいつも考えさせられるのは相手に分かる文章です。これがある程度クリアできましたら、会話におけるコミュニケーションも良好なものになるのではないかと思っております。
【2008/07/14 06:26】 URL | delon73 #hNKAU9IE [ 編集 ]
delon73 さん

いやいや、お恥ずかしいです。
海外旅行とかも「旅」なのでしょうが、
自分のあずかり知らぬ世界をもっている「ひと様」とおつきあいするのも、また楽しい「旅」だと思うのです。
「旅としてのコミュニケーション」を、わたくし、いつまでも楽しみたいな、と思っております。その点で、田中先生をはじめ、みなさんのお仲間に入れていただいて、ありがたいな、と思っております。
【2008/07/14 16:29】 URL | 谷村 長敬 #- [ 編集 ]
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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