大学入試の国語・小論文
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添削担当者からのアドバイス 其の二十五
〈 風呂おけの「栓」 6 〉

「風呂おけの栓」説話について、読解をすすめてまいりました。
ふたたび「しり上がり」の図にもどって、
しり上がり

実は、この「しり上がり」構造って、あらゆるスポーツに通底するものではないでしょうか。

・最初…ゆっくり、しっかり(基礎の確認)
・中盤…実戦形式をとりつつ、基礎の修正
・仕上げ…練習試合(模試)をこなす。スピード、量に重点
     スピード・スタミナ・パワーのバランスをとる

わたくしが、かつて組み立てた「早稲田合格 全15ヶ月カリキュラム」のもとになっていたのは、ボクシングのトレーニングメニューでした。試合に向けて、徹底的に選手を追い込んでいくプログラムです。で、結果としては、早稲田大学に300人オーバー合格、過去最高の実績を出しました。なんて、昔の話ですが。
「生徒を志望校にうからせる」
とは、予備校の先生がよく口にする言葉ですが、わたくしなどは、ちょっと不遜な感じもします。生徒さん自身ががんばり、自らの力で合格していくのだと思います。こちらは、あくまでも「お手伝い」にすぎません。生徒さんが合格するかどうかなんて、神様の世界のことで、われわれ人間の手の中にあるものではないでしょう。
「生徒を戦いきらせる」
これならできます。
やって、やって、やって、やって、
「もう、ダメ~」
バタッ、倒れたらゴールを過ぎていた。
というイメージでしょうか。わたくしたちは、そのトレーナーであり、伴走者でしかないと思います。
「戦いきる」とは大仰な物言いですが、だからこそ、受験生は成仏できる。受験生(こども)としての「死」をむかえ、大学生(おとな)として「再生」してゆく、まさしく、「死と再生の儀礼=成人儀礼(イニシエーション)」として大学受験が機能していくのだと、わたくしは考えております。
だからこそ、受験生の時間の流れは、クライマックスに向かって「しり上がり」のカタチをとらなければならないと思うのです。それが、ベターッとした、均質な時間の流れであったならば、いつまでたっても「大学受験生としての成仏」ができません。結果、今の日本社会というシステムの中で「おとな」になることもできない、ということになります。
大学受験の世界をはなれて、職人の世界に目をやると、「おとな」になるのは圧倒的に早いですね。何しろ親方や先輩がビシビシ鍛えてくれますから、大学生なんかより、精神的に成人するのが早いようです。自分が何をやりたいのか、わかっているなら、さっさと仕事について、技術を学び、一人前になって、人を使うようになって、
「やはり、経済の勉強しないと、会社を大きくできんゾ」
「世間じゃ、やっぱ、法律知らんと通用せんだろ」
ってんで、社会人入試のカタチで大学に通ってもよいわけです。
大学、大学、っていったって、そこへのかかわり方はいろいろあってよいわけです。回路もいろいろありますし。
でも、日本社会って、どうしても「横並び」じゃないと落ち着かない、というところがありますから、やはり、現状やむなし、ということになります。
であればこそ、大学受験を「戦いきらせる」というのは、すくなくともわたくしにおいては、重要な使命であると思っているわけです。
と、このような背景があって、自らのカリキュラムに「しり上がり」の名をつけたわけでした。
   「風呂おけの栓」 おしまい

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「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト
フットプリンツ テキスト


早慶併願 帰国子女生第四回現代文の答案です!!
早慶併願帰国子女生第四回現代文                    joe


ほんとうにアプローチの仕方がコンパクトで的確です。
これで、演習量を重ねていけば、早稲田の現代文はかなりいいところまで行くでしょう。
それぞれの生徒さんに、それぞれの「知性」の輝きがあって、
添削担当者も添削するのが楽しいです。
もしかして、このような、無駄を排した、ズバッと切り込んでくるような「知性」って、
英語的な知性なのかもしれません。
わたくしの講座は「読んで、書く」
「2-way method」なのですが、
ひょっとすると、この生徒さん自身の中では、
「3-way method」「4-way method」ぐらいの感じで、
演習をすすめているのかもしれません。

「知性は相互にリンクする!」

たとえば、数学が得意な人が、
数学の証明問題を解くごとく、小論文を組み立ててもいい、
たとえば、歴史が得意な人が、
歴史的事象を小論文の例証につかってもいい、
もし、そのような「知性」の使い回しができるようになると、
大学受験生としては最強、
試験会場の王者になれますね。

danpei                                 
現代文/小論文の
相互補完的実力養成
「2-way method
      現代文/小論文」





みなさま あらためて、応援ありがとうございます。
フットプリンツは受講生のみなさんとともに、
本日も「しり上がり」の坂道を駆け上がっております。
第一志望のボーダーラインめざして、
突き抜けていきます。
いっそうのご支援 m(_ _)m よろしくお願いいたします!
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【2008/08/26 18:41】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(2)
<<しり上がり通信 其の六十二 | ホーム | 添削担当者からのアドバイス 其の二十四>>
コメント
大学受験を「成人儀礼」の一過程とされている点が大変新鮮でした。いまだ,大学受験の弊害の声を聞くことがあるだけに,こういう捉え方でもって生徒さんに接することで,大学受験が大変意義あるものになると思いました。最近,「おとな」な大人の方を意識して求めておりまして・・・。今日の先生の文章は大変考えさせられました。ありがとうございます。
【2008/08/26 23:43】 URL | delon73 #SkhPxYJk [ 編集 ]
delon73 さん
いつもありがとうございます。
サッカーに打ち込む者もいて、
野球に一所懸命になる者もいて、
勉強ダメだったけど、職人になって輝く者もいて、
その中の、ワン オブ ゼムとして大学受験があるに過ぎないと思います。
○○大学にさえいけば、人生すべてうまくいくんだ!
みたいな、幻想を抱かせられた受験生の、悲劇、喜劇というものは、さんざん目にしてきましたので、
そうではなく、むしろ、多様性の中の一結節点といった位置に、
受験というものをかえしてあげたいような気がしております。
人生いろいろ、人はそれぞれですから。
また、そのような多様性こそが、本来あるべきグローバリズムのカタチであろうと、わたくしは考えております。
【2008/08/27 05:47】 URL | 谷村 長敬 #- [ 編集 ]
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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