〈 やりとり 〉
コミュニケーション。 まさしく、情報過多のグローバル社会において、 また、ネットや携帯という閉じたメディアで個と個が隔絶されている社会において、 いちばん重視されるべきものだと思います。 コミュニケーションとは「やりとり」の総体である。 と、定義してみます。 思想や感情など、形のないものを他者に伝える際、例えば言語を介して、 (思想A)送信→受信(思想A) と、これでコミュニケーションが成立。 でも、一方通行ではちょっとさみしい。そこで、このような伝達を「機械的コミュニケーション」と定義してみます。 (思想A)送信→受信(思想A) (思想B)受信←送信(思想B) このような、思想感情の相対化、相互理解、相互信頼をふくむ相互通行を「人間的コミュニケーション」と定義してみたいと思います。 「さっきママが言ったでしょ!なんで、あなたはそんなこともわかんないの!!」 よく、スーパーマーケットで、若いお母さんがカナキリ声をあげて小さなお子さんを叱りつけていたりして。 「うえ〜ん」 ということになって、 「わわわ、違うよ!大きな誤解ですよ! 一回言ったぐらいで、100%伝わると思ったら、おおしくじりですよ、お母さん!」 と、子供さんに助け舟をだしてあげたくなるのですが、世間的には大きなお世話、苦笑いして通り過ぎるしかないのです。 「10」話せば「10」伝わる。 若いお母さんに限らず、世間で人間関係の不具合の主な原因となっている誤解、というか幻想ではないでしょうか。 「10」話して、「1か2伝わればラッキー」、 ぐらいのつもりで話さないと、上述のお母さんのようにブチキレてしまいます。 だから、人に何かを伝えようとする場合、コミュニケーションの形は、「やりとり」、「相互通行」を前提とするべきだと思うのです。 太郎「思想Aだよ」 次郎「ふ〜ん、何でそうなの?」 太郎「しかじかだからだよ」 次郎「ふ〜ん、でも、思想Bだってアリじゃない?」 太郎「うん、それはそうなんだけど、でも、かくかくだからやっぱり思想Aだと思うんだ」 次郎「ふ〜ん」 次郎は三回「ふ〜ん」と言っていますが、「ふ〜ん1」「ふ〜ん2」「ふ〜ん3」では、(思想A)に対する理解の深さが違っているでしょう。 ふ〜ん1=1.2 ふ〜ん2=5.6 ふ〜ん3=9.10 といった具合でしょうか。上述のお母さんは、そこのところを決定的に誤解しているわけです。 その上で、下にあげた東大志望の生徒さんを紹介させていただきます。フットプリンツの講座のエースです。「ムムッ、できるな?」とは思っていたのですが、カリキュラムの半ばを過ぎ、案の定、わたくしの「視点」「着眼」を正確にコピーしつつあります。 「ことば」なら、丸暗記すればすむことなのですが、「視点」といった、無形のものは、「ことば」ではなかなか伝わりません。だから、「人間的コミュニケーション」すなわち「やりとり」という作業が必要になってくるわけです。やりとりやりとりやりとり… 繰り返すうちに、先に例示した次郎の「ふ〜ん」のように、理解のレベルが上がっていくわけです。 合格への最短距離は、「やりとり」の運動、地道な作業の中で、はじめてたち現れてくるもの、と考えるべきでしょう。下にあげた東大志望の生徒さん、わたくしの「視点」をコピーしている、といいました。ということは、講師の視点に立って問題を見ることができる、ということを意味します。そうすれば、模試を受けようが、過去問やろうが、常に最良の先生がそばにいることになります。「生徒自分、先生自分」、だから、最後にはやはり「しり上がり」のカタチを描いて伸びていきます。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト ![]() 受講生必見 東大理科二類合格(予定)レベルの第九回答案(現代文)です!! ![]() 「しり上がり フラクタル構造カリキュラム」も後半に入りました。 伸びています。着実に伸びています。 しつこいようですが、理系にしておくのがもったいない! ほんとうに、クッキングペーパーが水を吸い取るごとく、 添削担当者の視点を吸収して、 自分のものにしています。 すばらしい答案ですね。 「最善の方法論(マニュアル)は実践の中にあり!!」 B4の答案用紙は、白いリング、 「教える側の視点」を身につけてきた、ということは、 添削担当者もうかうかしていられません。 課題は「しり上がり」に難しくなりますから、 ここからは、かなりハードなスパーリングになっていきます。 老体にムチ打って、本気でどつきあいますよ。 そして、わたくしを乗り越えて、 東大に合格していただきます。 現代文/小論文の 相互補完的実力養成 「2−way method 現代文/小論文」 みなさま、応援ありがとうございます。 ゲームは本気でやらないとつまらない、 リアルであるほど面白い、 それは大学受験も同じです。 フットプリンツは、答案用紙の上で、真剣勝負をしていきます! さらにいっそうの応援 m(_ _)m よろしくお願いいたします! 人気blogランキング ただいま38位 ↓ ↓ ↓ ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
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今晩は。今日の先生のブログは,ただただうなづくばかりでした。「学ぶものが教える側の視点を身につける」。それが「最良の先生がいる」ことにつながっているとのご説明に半ば感動jいたしました。相手と正面からぶつかって,しんどいという過程を経て得られるのでしょうね。でも,これを得たとき,その人の「視界」はものすごくひらけているのでしょうね。要領のよい「つまみぐい」でなく,がっつり「味わって」いかねば,自分は中途半端で終わるとなと思いました。
【2008/08/28 22:21】
URL | delon73 #aIBhYmYY
[ 編集 ]
delon73 さん
ほんとうに いつもありがとうございます。 生徒さんが、こちらの「視点」をコピーしていく、 と同時に、 わたくしも生徒さんの「視点」をコピーしています。 だから、マスとして、受験生がどのようなアプローチをするのか、見えてきます。 それは、わたくしの貴重な財産です。 「受験生の思考」をたたき台にして、 解説を書いてもよし、 そこをピンポイントでつく、ひっかけ問題を作ってやってもよし、 いくらでも調理のしようがある「素材」になっていきます。 だから、やはり「やりとり」なのです。どちらが上、とかの関係でもなければ、受動/能動の関係でもない、対称な関係であると、わたくしは考えております。
【2008/08/28 23:28】
URL | 谷村 長敬 #-
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