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古文 単語のツボ 其の十一
〈 掛け単語 2 〉
自分で言うのもなんなのですが、マジ、出ます!
センター試験で出たら、みなさんで「バレバレ」って言ってくださいね。試験監督に聞こえない程度に。

【男女の別れの文脈で】
「秋/飽き」
 …季節は秋、その「あき」ではないけれど、あなたは私に飽きたのね、バカバカ

【例1】
忘れじの言の葉いかになりにけむ
    たのめし暮れはあき風ぞ吹く 〈新古今集〉

(決して忘れないと言ったあの人の言葉はどうなってしまったのでしょうか。
   来るといってあてにさせていたこの夕暮れは
     あの人が私に飽きたかのように、の風が吹くばかりです。)


昨日の「かる」「かれ」とも似たような文脈、
「男の訪れが途絶えがち、そこで女が男の訪れを待って、恨みがましい和歌を詠む」
など、典型ですね。
あるいは、反対、
「女が男のもとを去ってゆく、そこで男がトホホ…和歌を詠む」
などというのもアリ。

【例2】
〈文脈〉宮(親王)のもとを去り旅立つ女、そこで宮がトホホ…詠んだ歌(実は和泉式部の代作)。
惜しまるる涙にかげはとまらなむ
   心も知らずは行くとも (和泉式部日記)

(別れを惜しまずにいられず流す、私の涙にあなた(旅立つ女)の姿がとどまってほしい。
   私の心も知らずに、とともに私に飽きて、あなたは旅立って行くとしても…)

「影」は姿。
「未然形+なむ」は「あつらえ(他に対する希望)の終助詞」で「~してほしい」

などというのも、典型的な「掛け単語」の使い方です。
「秋」や「かる」「かれ」など、季節は秋から冬、そうすると、背景の景色もだいたい決まってきます。「露(つゆ)」「霧(きり)」「時雨(しぐれ)」など、「水もの」がよく背景になります。で、季節を問う、比喩の内容を問う、と、このコンテクスト(文脈)もイモヅルだったりして…。


「露」
…(秋)大気中の水蒸気が冷えて、葉っぱの上にコロン、風が吹くと落ちて消え、日が昇ると蒸発して消え、あっという間に消えてなくなる、はかないものの比喩としてよく使われたりして、問になります。「玉=真珠」にたとえられることもよくありますね。
悲しみで流す涙の比喩で「露」。
露命(ろめい)、はかない命の比喩で「露」、「露の命」。
何でもかんでも、はかないものの比喩で「露」、「露の世」で「無常な世の中」とか。


とにかく、「露」の比喩内容は、メチャメチャ出る!
気づいていない受験生多いですが。
上智大学で平安古文の問題を作っている先生、大好きなところですね。

「露」=露命(はかない命)・涙

しっかりおさえてくださいね。一応、季節「秋」も。


「霧」
…(秋)季節おさえて。
「霞(かすみ)」は「春霞」というぐらいですから、春ですよ。


霧=秋/霞=春

やはり、上智は季節を聞くの大好きですからね。


「時雨(しぐれ)」
…(初冬)秋から冬への季節がわりに降る激しい雨。ザバッと降ってピタッとやむ。ザバッ!ピタッ!そして時雨はやがて雪にかわっていきます。

『新古今集』なんか、大好きな情景ですね。なぜかって、当時の美の基準は、「幽玄」だから。
「幽玄」ってナンダ?って、トボケた受験生は、以下を必ず参照のこと。しつこいようですが、早稲田大学を受ける人は、「八代集」必修ですぞ!ついでに見てきてください。

大学入試直前講座 『古文のツボ』 其の十八

「時雨」はマジ、出るんだな。典型的な問、いってみましょう。

問、よみをひらがなで記せ。
問、本文で書かれている季節はいつか、それがわかる語を本文中より抜き出せ。
問、本文に書かれている季節はいつごろか、月の異名で記せ。

「初冬」の雨でしょ?
季節は旧暦「一月一日=新春」で簡単に出てきましょ?
今だって、年が明ければ「新春特別番組」じゃないですか?旧暦のなごりなのです。
で、冬は十、十一、十二月。「冬の初め」は「十月」。異名は「かむなづき」「かんなづき」「かみなづき」でした。
やはり、上智大学、大好きなところです。


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最初にビスッと要約!
で、個々の設問に対応。
よいです。
ただし、設問のツメが甘い!
さりながら、
自分なりに、何とかアプローチしてゆく、
その姿勢がよいですね。
着眼がユニーク!

「〈なんとなく〉は伸びない!〈なんとかして〉は伸びる!」

この先、
まだまだ伸びますよ!
立教大学に合格(カモ)、
大学に入ってもまだまだ伸びます。
「常に全体を見わたして、部分に取り組む」
という視点、
大学でこそいかしてほしいですね。
そうすれば、
社会に出てから、さらにさらに伸びてゆきます。

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【2008/10/31 19:42】 | 古文 単語のツボ | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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