大学入試の国語・小論文
  に関するワンポイント・アドバイス
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添削担当者からのアドバイス 其の四十二
〈 フットプリンツの解答用紙 〉
昨日に引き続き、「ノート考」。

【『東大合格生のノートは 必ず美しい』 太田あや編 文芸春秋社】
『東大合格生のノートは必ず美しい』

あらためて、わたくしは他教科のことはわかりませんよ。
でも、日本史や世界史などは、ノートのとり方ひとつで、歴史の「見え方」が変わってくるので、やはり、のノートのまとめ方って、とても重要だと思います。
歴史の教科書、参考書って、「文章」で歴史が書いてありますよね。

【歴史の教科書】

コンテクスト(文脈)→→→→→→→→→→→
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→


という感じで書いてありますが、歴史そのものは、時間軸(通史)、空間軸(同時代史)の広がりの中にあります。さらに、「王朝史」「文化史」「政治史」「経済史」と、いろいろなカテゴリーで、また見え方が変わってきます。そうすると、上のコンテクストをさまざまな視角からまとめなおすことで、「歴史そのもの」の総体が浮かび上がってきます。

【時間】   【空間】
↑       →→→



【王朝史】
 ↑
← →
 ↓


歴史の総体をとらえるために、いろいろな視角からテキストを編集しなおす、という作業は、とても有効だと思います。他教科のことはわからないながらも、ノートのまとめ方ひとつで学習効率が変わってくる、というのはうなづけます。

ひるがえって、国語はどうか?
高校一年生、学習習慣を身につける、「はひふへほ」「わゐうゑを」といった用字法の違いを身につける、といった学習目的なら、全文ノートに写して、全文口語訳、というのは有効。ノートはキレイにとるべし、定期考査に備えて、先生の解説した重要事項をポイントを明確にしてまとめておく、というのは、とても大切です。

ですが、それと受験勉強は別なのです。受験勉強は、基本的に、「一年間」というスパンのなかで、いかに第一志望校のボーダーラインまでつめていくか、時間との勝負になります。
受験生の方はよーく、日常の自分の勉強の仕方をふり返ってみてください。普段の勉強の仕方って、そのまま、模試の問題を解く解き方に反映されていませんか?

イケてる受験生
…重要事項はしっかり、どうでもいいやつ後まわし、メリハリのある学習をする。
模試、本番。トリ問題、時間かけずに確実ゲット!ステ問題、時間かけずにあっさりスルー!配点高い、要約系の問題、記述問題に時間注いで高得点ゲット!!


イケてない受験生
…完了の助動詞「つ・ぬ」が完了か強意かで悩む。推定の助動詞「なり」が伝聞か推定かで悩む。この二つのレベルをまったく同じノリで勉強しているような受験生、いませんか?メリハリのない学習をして、模試、本番。読解ジックリ、問1ジックリ、問2ジックリ、問3ジックリ…と、メリハリのない解き方をして、要約系の高配点の問題を解く時間なし、古文まるまる読解する時間なし、トホホなパターンです。

両者を分けているのは、たった一点。「メリハリ」です。
優先順位を決めて勉強しているか、
ジックリ、ベターッと勉強しているか、
なのです。

問題の解き方は、日常の学習の延長!!

これを肝に銘じるべきです。
だから、大学受験生が、古文漢文の本文筆写はもちろん、全文口語訳なんかやっているようではダメ!と口をすっぱくして言っているのです。
「国語って文章の勉強なのに、ノートとるなってどういうこと!テキストに書き込めってどういうこと!」
「文章を学習する国語こそ、ノートが大切ではないか!」
なんて批判は当然あります。
「国語は現代、古代、あるいは中国古代の文章の勉強」、
そのとおり!だから、ノートではない、テキストに書き込むべきなのです。やってみましょうか?

【国語のテキスト】
コンテクスト(文脈)→→→→→→→→→→→
→→→→→→→→( X )→→→→→→→→
→→→→→→→→→→→→→→→→→→→


と、国語は「文章」の勉強、だからこそ、文章=コンテクスト(文脈)と切り離してはいかん!と言っているわけです。具体的にやってみせましょうか。高校の教科書で皆さん、必ず読んでいる『枕草子』の「中納言参り給ひて」の有名な一節。

( X )=「くらげのななり。」

文脈の話題は、「(扇の)骨」よって、「くらげの(骨)ななり」と省略を補う。
・「骨なるなり」、体言「骨」に接続し、「なる」は断定の助動詞「なり」の連体形。断定の助動詞は形容動詞型活用語、形容動詞は全てラ変型活用語、ラ変型連体形、下に推定の助動詞「なり・めり」をともなって、撥音便(ン)をおこし、平安時代だから無表記。このように会話文の文脈では、音便が多用される。
・「骨な(ン)なり」の「なり」、撥音便の下の「なり」は伝聞・推定の助動詞に確定。ゼッタイ断定ではない。清少納言が、中納言の「(扇の)骨」の自慢話をじっと耳で聞いている、という文脈。耳から入ってきた情報に基づいて推定している、よって聴覚推定「~ようだ」。

〈口語訳〉「くらげの骨であるようだ。」

とね。
古文の文法の知識としては最重要。わからん受験生は、以下を必ず参照のこと。

大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の六十一
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の六十二

これを理解せずに、難関大学の受験会場に行く方、ネギのほかに土鍋までしょったカモですよ~。

で、上記の「くらげのななり」の解説、全てに「文脈」がかかわっているのがわかりますか?「骨の省略」「会話文における撥音便化」「聴覚推定」とね。すべてに文脈がビミョーにかかわっているでしょ?だから、文脈から切り離して、( X )の解説をしてもしょうがないと言っているのです。常に常に、文法、単語、敬語は文脈の中で把握していくクセをつけんしゃい!と言っているのです。
「でも、ノートとテキスト交互に見比べて…」
って、視点が移動するだけ、時間のムダなのです。文脈見失って、もう一回アタマから、とかムダ!文脈の中に(下に)解説を書いておけばすむはなしでしょ!
「だったら、ノートに文脈すべて書き写して…」
やめんしゃい!
ということなのです。一生、受験勉強をしていたい人は止めませんが。

国語は「文章」の勉強、だから、常にコンテクスト(文脈)とともに学習するべきなのです。
「ノートをとってはいけない!テキストに書き込め!」
って理由がわかりましたか。

ちなみに、フットプリンツの「現代文/小論文 同時並行学習」の答案用紙、以下のようになっているのですが、その理由がわかりますか?
わたくし、「ノートはとるな!」といっているくせに、やたらに細かくてメンドクサイ答案用紙、原稿用紙になっていますが、さて、なぜでしょう?

【フットプリンツ 答案用紙/原稿用紙】
フットプリンツ解答用紙

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旺文社『ここからがわからない 古文漢文』
『ここからがわからない』
   入試基礎 古文・漢文40題







添削担当者、現在監修中!
旺文社『ここからがわからない 古文・漢文』
「O-sys」(オーシス)という、旺文社独自の教育システムで解説付き。

2月末 発売!!

続いて『小論文』も監修予定!!!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト
フットプリンツ テキスト


立教大合格確定(カモ)レベルの第四回答案(現代文)です!!
立教大学合格第四回答案(現代文)                    joe


設問相互のリンクについて、
添削してみました。
部分を部分としてとらえない。
常に全体の中で部分をとらえる視点を身につけて、
大学での勉強にいかしてください。

「視点の数は 悩んだ数に比例する!!」

視点、着眼点とは、
人から与えられるものではありません。
悩みぬいて、
自ら獲得するもの。
フットプリンツで流した汗は、
きっと大学で、社会でいきますよ。

danpei                                 
現代文/小論文の
   相互補完的実力養成
「2-way method
   現代文/小論文」




いつも 応援ありがとうございます。
添削担当者は、今週末、
灘高校、木村達哉先生をはじめとする「チーム キムタツ」英語教師塾に
参加させていただきますよ!
70人の先生方の中、国語科はわたくし一人?
受講生のみなさんのために、
英語科の諸先生方から指導法を勉強させていただこうと思っております。
ナ、ナ、ナント!
会場が、わたくしを育ててくださった「お茶の水ゼミナール」!!!
昔の仲間たちにも挨拶してきたいと思います。
あらためて、
m(_ _)m人様との「ご縁」のありがたさを身にしみて感じております。m(_ _)m

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【2008/11/04 20:26】 | 添削担当者からのアドバイス | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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