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しり上がり通信 其の七十一
〈 フットプリンツ高校二年受講生 外務省ODAパンフレットに載る! 〉
フットプリンツの「2-ウェイ メソッド 現代文/小論文」を受講してくれている高校二年の生徒さん、
政府のODAのモニターとして、全国千数百名の応募の中から選ばれた五十数名、
その副団長として、夏休みにタンザニアに行って視察してきました。

【外務省 ODA民間モニター報告書】
フットプリンツ受講生外務省パンフレット
そこで述べられている感想文。

【タンザニア派遣「ODA民間モニター」の意見・感想】
ODAという言葉は学校の社会の授業で初めて習った。その後、本やニュースで勉強したが、自分の目で見て私なりの意見を持ちたいと思ってこの視察に参加した。
 現地に行って一番感じたことは、ODAに関わる日本人の方がとても真剣にタンザニアの人を思って働いていらっしゃるということだった。当たり前のことなのだが、現場では結局人と人がいて協力しあっているということを日本にいるだけでは気づけなかった。ODAのようにいくら規模が大きいものでも、一番末端の現場では私が部活で行うボランティアと根本的に変わらないことが行われているのだと知った。
 また、私は日本の援助がどのように現地の人に手渡されていくのかを見たいと思っていた。案件に関わるタンザニア人と話すと、彼らは援助を受けた後、自分達自身で活用する意欲があり、私達モニターに対しても誇りを持って話して下さった。孤児院では、日本人もタンザニア人の先生方も同じように生徒達を見守る目であったし、エイズ対策において日本から受けた道具を使って働いているのは現地の看護婦さんであった。村の水委員会では給水施設を良い状態に保つ努力を続けていた。
 どの案件でも、心からの笑顔で、感謝していると言って下さった。彼らの言葉は、日本の“人々”へ向けられていた。日本人ひとりひとりがそれを認識してほしいと強く思う。また、道路建設をなさっている日本人の方は、自分の仕事が人のためになっている自信があるとおっしゃった。私たちは日本の活動にもっと誇りを持って良いのではないか。もちろん改善点もあるのであろうが、視察を通して素晴らしい日本の貢献が確かに存在することを知った。そして、人と人の関係と同じで、国と国の間であっても他を助けることが最終的には日本の将来を支えるということを忘れてはいけないと思う。

と、英語検定はもう一級クラス、日本語をしっかりやりたいといって、受講をしてくれました。
高校二年生ですよ!
添削担当者も、大学受験まで大切に育てていかねば、と思っております。
「感想文」とはいえ、上掲の文章のはしばしから、「視点」のすばらしさがうかがえます。
ODA(政府開発援助)の本質的な部分。
「モノ」「カネ」を与えてオシマイ、ではないのだ。結局は「人と人」!
そこをきちんと見ています。
わたくしたちの日常のコミュニケーションしかり、
「モノ・カネ」だけでつながった関係性というのは、もろい。モノはいつか壊れる、カネは使えばなくなる、消費財なのです。だから、それだけでは人様との本質的「縁」は生じない。
「人と人」をつなげていくのは、「愛」だったり、「感謝」だったり、「寛容」だったり、つまるところ「心」なのではないか、ということを、その視線はしっかり射抜いています。
何のことはない、「GIFT(贈与)」という行為の本質なのですが、シンプルなことほど、意外にムズカシイ。
北京オリンピック開催中、テーマ・ソングになっていた、ミスター・チルドレンの「GIFT」、

白か黒でこたえろ!という難題をつきつけられ
ブチあたった壁の前で ボクらはまた迷っている…

この歌詞を聴いて、「テロ⇔民主主義」の二項対立を乗り越えていくヒントをもらったような気がしておりました。で、
マルセル・モースの『贈与論』読まねば!
と思って、そのままにしておりました。
いま、あらためて、「贈与」の本質を高校二年の生徒さんからつきつけられた感じがします。
「あなたたち大人は、世界をどのようにしたいのか?」
それに明確な「こたえ」を与えられる大人は、さて、いるのでしょうか?
とりあえず、わたくしは…
モースの『贈与論』読むことにします。
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【2008/11/10 19:41】 | しり上がり通信 | トラックバック(1) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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