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人生の「おしたし」 其の四
〈 粋(いき)の構造 〉
昨今の世情を見るにつけ、なんとも、人心おだやかならず、といった観があります。
わたくしの講座のコンセプトは、「人様とのつながり」の再考です。その一形態として、添削という「やりとり」を通じたコミュニケーションを提供させていただいているわけです。

昨今の混乱を見るにつけ、国家のセーフティーネットのもろさを実感せずにはおられません。でも、一縷(る)の光明として、日本人には「知恵」がある、ということです。
国家の暴走によって、原爆まで落とされて、国は焦土と化し、それでも、そこから這い上がって経済大国にまで上りつめたのです。
では、それは政治家や官僚のチカラだったのかというと、そんなことはない、みんながみんな困っている状況で、人々は手をたずさえてがんばってきた、人々のつながりのチカラがあったからこそ、乗り越えてきたのではないでしょうか。
「危機に際しての利他主義」
神戸の震災などでもやはり感じました。
日本人の深層にある「互助の精神」。

ピンポーン
「は~い」
ガチャ
「コンチハ。これ、神田で使ったやつなんだけど、サイズあわね~でサ。よかったらもらってくんない」

と、わたくしの隣人、建具屋さんですが、神田明神のお神輿ではいた雪駄(せった)をいただく。
なんて言うのは言い訳で、わたくし、ずっと教材の監修でひきこもっていましたので、様子を見に来てくれたのです。でも、それは口に出しては言わない。

「来年、ハナ(一番先頭)かつがせっからサ、一緒に神田かつごうよ」

わたくし、不覚にも、ジワワ~ン、ときてしまうわけですね。
大学出たか出ないか、金があるかないか、というのなんか、
いっさい「知ったこっちゃね~」わけです。
そのような「互助」「でしゃばらない」精神を、
江戸人たちは「粋(いき)」と表現してきました。
そのような精神を、わたくしは佃の住吉神社の大祭にうかがって、勉強させていただいたわけです。

【神田と佃の大祭のセッタ】
神田と佃のセッタ

はかなくも、美しい、
でも「人様とつながる」「他者を尊重する」ということにおいて、とても大切な精神です。

「国が~してくれない」
と、国家をアテにするべき時代は、もう、終わりをつげようとしています。
グローバリズムは、近代国民国家の枠組みを無化しようとしています。
「(地)球」としてとらえた時、そこに「(国境)線」があろうがなかろうが、関係なくなるわけです。だから世界同時不況になっているんでしょ?
そこで、わたくしたちは、あらためて「人様とのつながり」を見直さなければならない。わたくしたちの「伝統的な知恵」が教えるセーフティーネットはそこにあります。
隣近所、親類縁者、仲間、そして何よりも父母、あらゆる「人と人との縁」を見直すよい機縁として、今回の不況をとらえてみると、そう悲観ばかりもしていられないと思うのです。
時代状況は、まさに「人様との縁」を性急にわたくしたちに求めているのではないでしょうか。
亀戸の空は、世界がフリダシにもどったかのように、今日もスカッ晴れです。

【亀戸の富士】
亀戸の富士
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【2008/12/28 07:18】 | 人生の「おしたし」 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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