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漢文のツボ 其の二
〈 文型 〉
漢文の資料はお手元に準備しましたか?
お手元に無い方は、下のプリントを印刷して使用してください。

漢文句法1

『常用国語便覧』 浜島書店
より引用させていただきました。

【講座を始める前に】
ヨコ書きで漢文なんて、ムリ!
それをおりこみ済みですすめていきます。

・送りがな、返り点、の両方を打つのはムリなので、全て「白文」を前提にすすめていきます。

・以下のとおり、略語で書いていきます。

主語 →(主)
述語 →(述)
目的語 →(目)…「ヲ」と読むのを「目的語」とする。
補語 →(補)…「ニ・ト・ヨリ」、特にも「ニ」と読むのを「補語」とする。
名詞 →(名)
動詞 →(動)
形容詞 →(形)
形容動詞 →(形動)
副詞 →(副)
返読文字 →(返)
再読文字 →(再)
修飾語(句) →(修)
被修飾語 →(被修)

ポイントがわかりやすいように、★をつけていきましょう。

★…知っておいた方がよい。
★★★…かなり重要。マジで使える。
★★★★★…ゼッタイ出る!これで点落としたら、その場で切腹!

さて、はじめますか。

【返り点】
センター試験で「返り点打ち」の問題、あまり出しませんが、いちおうやっておきましょう。「返り点打ち」は二つの原則に従います。

・一字返るときは「レ点」
・二字以上返るときは「一、二(三、四)点」


この二つの原則で、返り点は必ず打てます。あとは、間にはさむだけです。

・「一、二点」をはさんで返る→「上(中)下点」
・「上下点」をはさんで返る→「甲乙(丙)点」

まででよいでしょう。この絶対原則にしたがえば、複合点は「一レ」「上レ」「甲レ」しか存在しません。

問 返り点の打ち方として正しいものを選べ。
・一字しか返っていないのに、「一、二(三四)点」「上(中)下点」などで返っているものは、全てバツ。
など、お約束ですかね。漢文の基本の「キ」ですからね。

【文型】
1.(主)+(述)
      →

2.(主)+(述) +(目)ヲ
      → ←

3.(主)+(述) +(於・于・乎)(補)ニ
      → ←

4.(主)+(述) +(目)ヲ+(於・于・乎)(補)ニ
      → ←

5.(主)+(述) +(補)ニ+(目)ヲ
      → ←

6.(修)→(被修)




・(主)+(述)は返らない。(倒置もあるけど)
・「(目)ヲ」「(補)ニ・ト・ヨリ」から述語に返る。


※鬼と会うより返れ!

「ヲ・ニ・ト・ヨリ」から(述)に返って、返読がおこるわけです。


・白文(漢字だけの文)読み、受験生はいちばん嫌がりますが、ここをクリアしないと、要約系の最終問「問6」も落とします。天国か地獄か分けるのが、「白文読み」なのです。だから、この講座も
「白文を読めるようにする」
これを目的としていきます。
その「白文読み」の基礎になるのが、「文型」。
それなのに、「文型」も考えないで、白文読みの問題を解いている受験生がいる!
ちゃんとヒッカケがまっていますからね。
上の文型、よ~く考えましょう。
「品詞」がきまるでしょ?


主語→名詞(句)
述語→用言(動・形・形動)、特にも「動詞」
目的語→名詞(句)
補語→名詞(句)


さらに、「置き字」の位置づけ、よ~く見て。「補語」の上にきてるでしょ?
「置き字」=「於(オ)・于(ウ)・乎(コ)」は「読まない」「訳さない」
だから「どうでもいい」…わけない。
「置き字だからどうでもいい」と教えてらっしゃる先生も見受けられますが、オソロシヤ…。どうでもよくない!白文読みの王様ですよ。
白文の中に「於・于・乎」置き字があったら、下の名詞を「補語ニ」と読んで、上の動詞に返す、と、大きなヒントを与えてくれます。また、これら「置き字」は、いろいろ重要な句法にもからみます。

★★
「於・于・乎」があったら、下の名詞を「(補)ニ」と読んで、上の動詞に返す!

お手元の例文でご確認ください。いろいろ例外もありましょうが、実戦レベルでは上述のとおりです。

してみると、白文が問われた場合、受験生はどう考えるか?

「主語で読める名詞なんだ?」
だいたい人物が多いでしょう。

「述語動詞で読める漢字は?」
動詞を決めれば、目的語、補語を動詞がだいたい決めてくれます。

「補語、目的語になる名詞(句)なんだ?」
そこで「於・于・乎(オ・ウ・コ)」は大活躍します。


5.(主)+(述) +(補)ニ+(目)ヲ
      → ←
は、ちょっと例外。例外だからたまに「白文読み」の問題になります。この場合、「述語」にくるのは「授与動詞」です。


授与動詞=与(あた)フ・賜(たま)フ・授(さず)ク・贈(おく)ル、など。

「授与動詞」があったら、「(補)ニ(目)ヲ」と読んで、授与動詞に返す!

6.(修)→(被修)
は、マジで使える。
連体修飾…体言(名詞)を修飾
連用修飾…用言(動詞・形容詞・形容動詞)を修飾
は、上から下へ!ゼッタイ返りません。これを知っているだけで、選択肢がバカスカ消えます。

★★
(修)→(被修)はゼッタイ返らない!


・歩道遠=歩む道は遠し…連体修飾
・逃徐行=逃げて、徐(おもむろ=ゆっくり)に行く…連用修飾

これらを、
「遠き道を歩む」…「遠き道」が、返って連体修飾している。
「徐に逃げて行く」…「徐に逃ぐ」が、返って連用修飾している。
とか、テキトーに読んでくれますからね。選択肢、バカスカ消えます。二者択一までしぼりこみ、最後のツメの一手で使えたりして。
修飾句が一文(主・述・目)になったりして、どんなに長くなっても、このゼッタイ原則は変わりません。

以上、これが「白文読み」のベースになります。そこに、いろいろな句法がからんで、設問になるわけです。

白文が問われたら、
1.「品詞」を決める。
2.置き字「於・于・乎」があったら、下の名詞(句)を「(補)ニ」で、動詞に返す。(例外もあり)
3.授与動詞がきたら、「(補)ニ(目)ヲ」で授与動詞に返す。
4.修飾→被修飾はゼッタイ、上から下へ!


これだけで、けっこう選択肢が消えますよ。
ちなみに、「副詞」って連用修飾、主に動詞を修飾するでしょ?
連用修飾語、副詞にはゼッタイ返り点はつきません。

★★★
「副詞」はゼッタイ返らない。
動詞の上にあって、主語ではない、返り点なし、だったら「副詞」だろう。

品詞を決めてくれるんですね。実は、この「副詞」って、実戦でメチャメチャ使えますよ。
だから、漢文において、「副詞」は重要、ほとんどの句法も実は、「返読文字」と「副詞」の組み合わせだったりして。

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【2009/01/15 18:06】 | 漢文のツボ | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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