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漢文のツボ 其の八
〈 受身・使役形 〉

漢文句法6
『常用国語便覧』 浜島書店

【受身形】
白文読みの王様。

★★★★★
〈受身の助字〉

被・見・所・為=(ヒ・ケン・ショ・イ)

被 ← 未然形 … 未然形 + る・らル


です。「る」と読むか「らル」と読むかは、助動詞の接続にしたがいます。四段の未然形なら、「る」それ以外なら「らル」。ちなみに「死ぬ」は漢文では「死す」だから、実質、漢文でナ変はありません。

★★★★★
〈特別な受身〉

為A所B …AのBする所と為る(AにBされる)

マジ、これ出ます。白文読みの王様。あした出ないかな?
二つの読み、なんて他の読み方の解説を平気でしている参考書がありますが、嘘っぱちです。受身はこの読みしかでませんよ。白文で出されると、けっこう読めないものですよ。出題者にすれば、選択肢いろいろ作れるでしょ?だから出るんです。
「為―――――――所―――――――――――。」
と、二つの字がはなれると、ホント読めないものです。
白文読みで、この二字があったら、ほぼまちがいなく受身ですよ!
口語訳きいてもいいですね。シンプルな受身の訳ですからね。だまされないように。

★★★★★
〈置き字による受身〉

他動詞+(於于乎)+(人物)ニ …人物ニ他動詞セラル。


吾愛人。 …吾、人を愛す。
吾愛於人。 …吾、人に愛せらる。

と「他動詞+於」に着目!
「愛す」って、他者に動作をおよぼし、「目的語ヲ」をとります。
置き字「於于乎」の下の名詞は「補語ニ」と読みたい。
そこで、「人に愛す」じゃおかしいから、「人に愛せらる」と受身で読むわけです。
マジ、でます。置き字って、ほんとうに重要語ですよ。

【使役形】
白文読みの王様。
センター試験、ほぼ毎年出していますね。

★★★★★
〈使役の助字〉

使・令・教・遣=(シ・レイ・キョウ・ケン)

〈使役の構文〉
(主)+使+使役対象(人物)ヲシテ 動詞(未然形)
    …(主) 人物をして動詞しむ。(主語が人物に動詞させた。)


「使」と使役の助字があったら、「人物探せ!」「動詞探せ!」で、「人物ヲシテ」とおくって、「動詞(未然形)シム」です。
動詞が下にある。あまりに例外。だから、むしろ読みやすいのです。
「使役対象(人物)」を確認するのがポイント。
出るってわかっていて出す、だから、一ひねり、入ります。
使役対象が省略されることもあります。で、適当に使役対象を補ってヒッカケ、なんて出してますね。
それから、「使」の使役がかかる範囲、というやつ、よく出ます。

吾使狗捕兎食之。
・吾、狗(いぬ)をして兎(うさぎ)を捕らへしめて、(吾が)之を食(くら)ふ。
なのか、
・吾、狗をして兎を捕らへ、之を(狗に)食はしむ。
と、どこまでが使役なのか、文脈に答えがあるはずです。

以上、今年も使役出すでしょうが、「主語が誰か?」「使役されている対象は誰(何)か?」「使役している動詞はどこまでか?」文脈よーくみてください。ひっかけますよ。

【その他使役】
・命ジテ~シム。
・説キテ~シム。

など、「人を動かしてしまう動詞」は、使役「シム」で読みます。

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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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