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【2011/04/07 00:07】
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mokaさんへ
「非独賢者有是心也」 「独り賢者のみ是の心有るに非ざるなり。」 となるらしいんですけど、 「独り賢者是の心有るのみに非ざるなり」 はどこがいけないのでしょうか? 構文から言うと、一点から「非ず」に返る時に、「のみに」と送り仮名をつけますよね?なぜバラすのでしょうか。 【添削担当者 谷村】 いかにも、受験生が悩ましいところを的確に質問してくださいました。ありがとう。 上智大学とか、早稲田大学とか、難関系の選択肢っぽいですよね。 ポイントは「限定の範囲」ということになると思います。傍線部だけではなく、文脈全体を把握する必要があるでしょう。 返り点が文字化けしてよくわからんのですが、 1、独「賢者」だけが~ない。 2、独り「賢者の心ある(もの)」だけが~ない。 文脈で問題になっているのは「賢者」なんじゃないかな? また、非→不の場合にも、「のみならず」が離れたりすることもありますか? 【添削担当者 谷村】 ・「不唯」…ただ~のみならず ・「非唯」…ただ~のみにあらず でしょうが、 「のみ」って、「副助詞」でしょ? だから、「副詞的」に下の用言にかかっていくと考えるべきでしょうね。 用言がない場合に「なら」「にあら」で、断定表現からダイレクトに返っていく、と考えるべきではないかな? 何しろ、ムリムリ中国古典を日本古文で読んでいるので、アトヅケの屁理屈っぽくなってしまうのですが、整合性ということから言えば、上記のとおりだと思いますが。 それにしても、ハイレベルの質問。 本質がわかっている人の質問ですな。
【2011/04/07 21:31】
URL | 無名 #-
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【2011/04/08 23:49】
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mokaさんへ
コメントどうもありがとう。 どうも、この枠組みではお伝えするのがキツイのですが、わたくしの説明のしようもまずいかな? 「累加形」というのは、古文で言えば添加の「さへ」です。 Aだけでなく、その上さらにBまでもが~する。 という、ある意味、「B」の強調表現。古文でも、漢文でも、現代文でも、小論文でも、「オイシイ」ところで使われる表現です。 この構文、ロジックをおさえるポイントは、「何に何を添加しているのか?」しっかりおさえることです。上掲の構文で言うなら、「Aは何か?Bは何か?」ですね。 1. 「独り賢者のみ是の心有るに非ざるなり。」 + その上さらに、(人物のカテゴリー)までもが、その心を持っているのだ。 2. 「独り賢者是の心有るのみに非ざるなり」 + その上さらに、(他の心)までももっているのだ。 つまり、文脈で問題になっているのは、「人物のカテゴリー」なのか、「心性のあり様」なのか、ということです。 「限定の範囲」というのは、言い換えれば、累加(添加)している内容ということです。 古文で言えば、 ・われのみ知るにあらず。 童さへもこれをしるなり。 ・われ知るのみにあらず。 為すことさへいとはず。 とかね。 「何に何を添加」しているか、明らかなのでは? 「カタ」も大事だけれど、難関大学になるほどに、最後の二者択一、ひっかけを消去(正解を選択)する基準になるのは「文脈」なのです。 細部で悩んだら「全体に目を啓く」ようにしたらよいのではないでしょうか。
【2011/04/09 00:28】
URL | 添削担当者 谷村 #-
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【2011/04/13 20:30】
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【2011/07/11 23:08】
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