大学入試の国語・小論文
  に関するワンポイント・アドバイス
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
    ↓   ↓   ↓
人気blogランキングへ
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告
大学入試直前講座 『小論文のツボ』 其の五
「国立大学後期小論文 やってはいけないシリーズ⑤」 〈ユニークな意見〉

「小論文はユニークな意見を述べなくてはならない」

などと、指導なさる先生もおられるようですが、私に言わせれば、すでにボツです。独自性というのは結果としておのずからあらわれるものであって、前提とされるべきものではありません。そこにも優先順位ははたらいていると思います。

 

小論文は論証で勝負!

 

先にも述べましたが、普通の問題点、ありきたりの結論で全然、かまわないと思います。ただし、より深く論証することです。例えば、「環境問題」がテーマになったとしましょう。他の受験生は、「環境保護」を述べるにちがいない、よし、同じことは書くまい、「環境など壊してしまえ」と結論づけよう、と、すでにドツボにはまっています。採点者の納得が得られるよう、論じきれるわけがない。坂口安吾みたいに、「へそ曲がり」というキャラを確立した人にのみ許される意見ですね。

「環境保護」おおいにけっこう、他の受験生もみな同じ意見を述べてくる、だったら、論証を掘り下げるのです。

 

①動物たちがかわいそうだから。

②他の生物が生存できない環境で人類も生き延びることはできないから。

③テクノロジーの活用を経済成長から環境保護へとシフトし、環境を「資源」としうるならば、自然環境は石油エネルギーに代替する莫大なエネルギーとなりうるから。

 

①は小学生低学年レベルの作文ですね。とてもかわいい。②大学入試の小論文ぽくなってきました。が、国立後期で他の受験生たちから抜け出ることは、おそらく難しいでしょう。③は大学受験生ではなかなか論じることはできないでしょう。もし、化学や生物など、他に自分の得意分野があったなら、その知識をいかして、客観的なデータ等で裏づけしてやれば、とても魅力的な論文になりますね。

それなのに、何かりっぱなこと書かなくちゃ、「愛と勇気と正義と…国民一人一人が…」と、もうわかりますね。

それから、「大学入試の小論文は書き出しで勝負!」と指導なさっている先生もおられますが、それはプロのライターの話だと思いますよ。大学入試の小論文で、最初に大上段に振りかぶるのは…と、もうわかりますね。待っているのは「頭でっかち尻すぼみ」型の論文です。合格したいなら、「しり上がり」のイメージを強く持ちましょう。
スポンサーサイト
ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
    ↓   ↓   ↓
人気blogランキングへ
【2007/02/26 15:31】 | 小論文のツボ | トラックバック(0) | コメント(0)
<<大学入試 基礎講座 『保護者の心がまえ』 其の二 | ホーム | 大学入試 基礎講座 『保護者の心がまえ』 其の一>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
現代文と小論文の同時並行演習
最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

よろしくお願いします

参考になった方は応援願います!      ↓   ↓   ↓

人気blogランキングへ

極小論文 (無料)

メールで小論文。 あなたの論述力を手軽に試してみませんか?優秀論文は矯正随時ブログにアップしていきます。                   今月のテーマ 『日本の行方』

名前:
メール:
件名:
本文:

結論の根拠(論証)を明示して、あなたの意見を百字程度で論じてご投稿ください。あなたの論述力を診断してご返事いたします。

ブログ内検索

わからないことがあったら検索してください。

それでもわからない場合は上記メールフォームよりお問い合わせください。

プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

添削担当者からのお願い

受講生以外の方でもご自由に質問・コメントをお寄せください。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

携帯用 QRコード

携帯電話で読み取ってアクセスしてください。

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。