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大学入試直前講座 『小論文のツボ』 其の七
「国立大学後期小論文 立論のポイント②」 〈指示関係の明示〉

前回、接続関係の明示について述べました。もう一つ、文と文とをつなげていく重要な働きをするものに指示語があります。指示語というのは、原則、直前の内容を受けます。早稲田大学の現代文、脱落文挿入でよくネタになるところですね。反対にいえば、直前の内容を受けて文をつなげられるということです。「それ」「これ」「そのように」「このような」と受けることによって、文と文とがすんなりつながっていきます。

 

指示語と接続詞は文と文との接着剤→「論」

 

特にも、二項対立(A対B)や、一方他方(一方ではA、他方ではB)、並列、選択(A、またB)など、二つの項目を受けていく際に、「前者」「後者」の指示語を使うと、とてもひきしまった文章になるし、読むほうも読みやすい、しかも、「前者」「後者」なら、一文が長くなっても「主述の対応」や「修飾/被修飾」の関係を見失うことはありません。使いこなすと、とても便利な「接着剤」になりますよ。
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【2007/02/28 17:31】 | 小論文のツボ | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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