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センター国語徹底研究!! 其の九
〈 漢文・2009年・本試験 〉
句法の解説は、赤本でやっていますので、
設問へのアプローチを解説していきましょう。

文脈は、

・「呉の滅亡」=「秦の滅亡」
            置き換え

と、「類推思考(アナロジー)」で展開。
それにともなって、「人物」がたくさん出てくる、「多項」の展開です。
で、緻密に注釈をつけてくれていますね。
特にも、「人物関係」「文脈」を把握するうえで、「人物」の注釈は注意すること。
「注1」がそれ。なかば、文脈の要約になっています。これで、「呉」と「越」との関係は明らかです。

問1.
(1)「寧」は「寧(むし)ろ」の、「選択形」の副詞ですが、ここでは「歳」(名詞)を修飾していますから、副詞ではない。副詞は用言(動詞・形容詞・形容動詞)を修飾します。
このように、「漢字の意味」がわからないときには、その漢字を使った熟語を連想してみる。
「国の安寧(あんねい=平和)をおびやかす」
なんて言いますが、思いつかなければ、文脈からアプローチ。
文脈=戦乱に明け暮れている=( Ⅹ )無し。
ということは、「平和な歳」がないのです。

(2)最初にも述べたとおり、漢文の「論理(ロジック)」が「類推思考」の「置き換え」であるとわかっていれば、イッパツですね!

問2.
まずは、「字」に着目。
「而」の接続、「順接」「逆接」があります。
→→→ 漢文のツボ 其の五

「以」は白文読みでけっこう活躍、返り方をしっかりおさえておきましょう。

・以 … 以+名詞+動詞 → 名詞を以て動詞す。

という返り方をする返読文字です。かえらない場合もあるから、要注意。
→→→ 漢文のツボ 其の三

でも、これらのアプローチでは解答は出てきませんね。
文脈からアプローチ。
ココで注意すべきは、

問2と問4のリンク。

です。気がつきましたか?
問2ができたら、ソッコーで問4を解く。
問2、万が一わからん?だったらいつまでも立ち止まらないで、「ハイ、次」。

常に全体をみわたして、部分へ!

というのは、こういうこと。常に設問相互のリンクを考えること。
問4を丹念に洗って正解を見つければ、問2もでてくるはずです。

・問2→問4のアプローチ
・問4→問2のアプローチ


と、常に二つの方向性をもってアプローチすべし。
問4を具体的に言っているのが、問2なのです。
ちなみに、設問は二つに分かれていますが、「書き下し文」の選択肢と「口語訳」の選択肢とがセットになっていますから、点数マルどり!けっこうオイシイ問題ですよ。

問3.
注釈がわりの設問、ってやつです。
早稲田がよくやるテですね。
(ウ)は、普通なら、注釈つけてくれるところ。
注を付けないで、設問にしています。
(ア)(イ)は文脈見れば、バレバレ、選択肢を見てください。
これらが決まれば、(ウ)も決まるでしょ。
そうすれば、「遠征」したのが「呉」だとわかりましょ?
これで、文脈がほぼ、見えるはずですよ。それなのに、その前の傍線部でひっかかっているのは、時間のムダ!
なにげに、「文脈全体」の核心部になっている設問です。ココでまちがえるようだと、文脈がまったく見えなくなってしまいます。文脈把握の糸口になっていく設問です。

問4.

・「タトヒ~トモ」は逆接仮定、「たとえ~としても」
→→→ 漢文のツボ其の九

・「疑問詞~ンヤ」は反語に決まり!
→→→ 漢文のツボ 其の七

反語は強調表現だって言ったでしょ?
問4、⑤と問2はセット、ここから問2にアプローチしてもよし。
どちらか一方を落とした!という人は、全体を見ていません。部分だけ見て解いている。「時間がかかって、点数落とす」典型的な解き方です。

問5.
ホラ!出た!
漢文は、類推思考の置き換えの論理で展開する!って言ったでしょ!
まさしく、そのイコールの対応関係を問うている。

主張したい物事 → 他の物事
       置き換え

コレを落とすわけにはいかんです。
で、

問6.
問5と同じ問題でしょ?

問5と問6のリンク。

典型的なセンターの問6ですね!!
傍線部Cの直前の「格言」いくら見たって、ダメ!
「表現としてのブラックボックス」、
それを埋めるのは「文脈全体」、すなわち、「要約」なのです。
ちなみに、古文だと、このブラックボックスが「和歌」になるのが、おわかりかな?

以上、句法は解答解説を見てください。
「解き方」に焦点をあてていきますよ。

問2→問3→問4…

と順番に上がっていってもよし、

問3→問5→問2→問6…

もあり、
いずれにせよ、「問3」がポイントになってるでしょ?
でも、「問3」楽勝!
「問2」でつっかかって、時間とられるのはムダ!ということです。
「傍線部」を見て解答、そのスタンスは間違っていない。
「傍線部だけ」を見て悩む、立ち止まる、それがイカンというのです。
「でも、できりゃ、いいじゃん」
でも、最終的には「漢文15分満点」!
この原則、忘れないようにしてください。

【おわびと今後の予定】
添削担当者、範囲を間違えました。
2009年度と2008年度の「追試験」ありませんでした。
スミマセン!
で、次は、2008年度の「本試験」を演習します。
上述したとおり、現段階で時間を切る必要はありませんが、
最短でのアプローチを常に意識することが大切です。
「模試本番だったら、こう解くゼ!」
みたいなイメージをもって、演習してくださいね。
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【2009/08/01 16:48】 | センター国語徹底研究!! | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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