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センター国語徹底研究!! 其の十
〈 漢文・2008年・本試験 〉

目指せ! センター国語9割!!

添削担当者、夏期講習のため、ながらくお休みさせていただきました。
スミマセン!

さて、9割めざして「しり上がり」でいきましょう!
ズバリ!
センター漢文の典型的な問題ですね。

他の物事=主張したい物事
        置き換え

類推(アナロジー)、「=(イコール)」の「置き換え」で展開しています。

論理(ロジック)自体は単純な「二項対立」、でもそれを「比喩」で置き換えていくから「多項」の展開になっていきます。
人物がたくさん出てきますね?
だから、読解する際に、人物は全て「四角」で囲う、など、目印をつけていくと後で選択肢を比較する際にラクチンですよ。

漢文読解…人物は全てチェック!

「田」「楊」「法士」とか、四角なりマルなり、チェックしながら読んでいく。
で、どんどん「置き換え」ていきますから、同類のものは「=」、対立するものは「⇔」なり、対応関係を図式化していきます。
全体をみわたすと、

一段落…「楊」⇔「法士」
 ||「似」からではなく、「真」から学ぶべし!
二段落…「韓」⇔「陳閎」
 ↑
 ↓
三段落…「今之学者」は「求似其似之者」→いちばんダメなヤツ!


「二項対立」と「類推」で展開していますね?
面白おかしい話、歴史的事例などを引き合いに出して、それを根拠として「結論」、
中世説話や漢文の典型的な展開です。
「筆者の主張」は最後の段落にありますよ。
で、強調したいんでしょ?
古文だったら、類推「だに」、添加「さへ」、反語「いかでかは~」など。
今回の漢文なら「不~乎」の詠嘆形が用いられています。
なんて情けない、トホホ…な感じがよくでています。
ただし、そこはさすがにセンター、三段落目で「一ヒネリ」入っていましたね!
さて、「全体」を見わたしたら、「部分」へ!設問見ていきましょう。

問1.
(ア)
ドンピシャ!出ました。「与」のような「多義字」はとにかく出る!
とはいえ、20個ぐらいです。下に「倶ニ」ってあるから、返読文字「と」。必ず返って「と」と読む。
ちなみに、返り点がなかったらナンテ読む?副詞です。
答えは「与(とも)ニ」でした。返り点で読みが決まるって、わかったかな?
→→→ 漢文のツボ 其の三

(イ)
主な副詞は覚えてしまう。
まさか「かたく」って読んだ人はいないと思いますが…だったら、わざわざ設問にするか?と、カシコイ受験生は考えるものです。

問2.
白文読みのポイントは、まず、主語、述語をきめる。
主語になるのは名詞(句)、人物名なら、イッパツわかります。だから、人物は全部マークしておく。
述語になるのは、キホン、用言(動詞、形容詞、形容動詞)。だいたい動詞。
動詞がきまったら、目的語、補語を探す。これらも、名詞(句)
その際に、大きなヒントを与えてくれるのが、「返読文字」です。だから、受験生、返読文字、必修!なのです。
で、どんな句法が使われているか、考える。
ココまで、だいたい選択肢は二者択一になっているはずです。
最後にキメるのは「文脈」。
これがセンターの出題パターンです。

「白文読み」の優先順位!!

1.文型からアプローチ
2.返読文字、句法からアプローチ
3.文脈からキメ!


「句法」を知っているだけで正解、というパターンもアリでしょうが、キホン、センターは嫌います。知識レベルで二者択一、最後は文脈から、というのがセンター。


注目するべき「多義字」は「自」と「如」。
「如・若」はホント、出ます。
上に否定詞「不」があるから、比較形「しかず」にキマリ!
二者択一。
4.は「ンヤ」は反語の文末表現、蛇足です。
後の文脈「法士が楊に教えを乞う」からも明らかです。


シブイ!
「使役」の白文読みは、漢文の「お約束問題」
使役の助字は「使・令・教・遣」、だいたい「使」かな。

・主語+使+名詞(人物)ヲシテ+動詞(未然形)
   主語、名詞をして動詞しむ。


白文読み、「使」があったら人物探せ、動詞探せ!
→→→ 漢文のツボ 其の八

これが鉄則。動詞の位置がかなり特殊だから、実は読みやすい。そこをヒッカケに使いました。
1・2・3が使役で読んでます。
当然、カタチだけ見れば、1にいきたくなる。そこがヒッカケどころ。結局は文脈なのです。
「韓幹」は直後で、「自分には(他に)師がおります」と言っている。ということは、
「韓幹=教わる人」
「陳閎=師」
の関係になるはず。1は「陳閎」が「教わる人」になっているから、文脈上、おかしい。2がビミョー、赤本の解説もビミョー、読もうと思えば、読めないことはない、ですが、文脈で問題になっているのは、何を「師」とするか、です。だから、「画法に従う」のではなく、「陳閎に従う」のです。
「明皇詔して(韓幹をして)陳閎に従ひて画法を受けしめんとす」
の、使役対象「韓幹」の省略だったのです。

問3.
ホラ、類推(アナロジー)、「置き換え」の対応関係の問題ですよ。
2・5の二者択一。
ココでワンポイント。
センター国語、特にも小説がそうですが、早く早く二者択一までしぼりこむ。そうすれば、選択肢相互の「差異(本質的なちがいではなく、差のちがい)」が明らかになってきます。
「逃げたか、逃げなかったか」は、本質的なちがい。
「五十歩逃げたか、百歩逃げたか」は、差の違いでしかないでしょ?

センター国語=二者択一にして差異を明らかにすべし!!

2・5にしぼれば、「描くべき対象の種類」「描く対象そのもの」と、その差異が浮かび上がってきます。本文中の具体的な「描く対象物」を見ても、「その真」と言っていることからも、「種類」がおかしいの、わかります。

問4.
そうすれば、問3で「対象そのもの」=4「実体」とリンクしていく!0.3秒で答えが出てきます。

問6.
そうすれば、問3「対象そのもの」、問4「実体」、ときて5「真」と対応していくわけです。

問3と問4と問6のリンク!

このような「全体を見わたす視点」があるから、漢文は「時間かけずに満点」なのです。一個、一個、設問を解いている、後でどこかの問6落とします。
ちなみに、
問6の要約問題の選択肢で、
類推関係…「比喩・例示・具体例」
二項対立…「対比」

の語を用いています。
これが基本的な漢文の論理(ロジック)なのです。
ふりかえって、なぜ、センターが「多項」の課題文を出したがるか?
「多項」をテキトーに組み合わせてバツの選択肢を作っていることも確認してください。

問5.
で、モンダイはコレ。難しい!赤本でも図示してくれていますが、

聖人 ――― 経   ―――     訓詁
||
真   ―   真の似    ―    真の似の似
||
描く対象 ― それをマネた絵 ―  その絵をさらにマネた絵


という対応関係なのですが、「聖人=真」という言及は、本文中に一切ない。普通なら、注釈をつけてもよいところ、それをあえて設問にする。「注釈がわりの問い」ってやつです。早稲田がよくやりますね。
「経というのは、聖人(真)の言行そのものを、かりに文字に置き換えたものだから、『真の似』だ!」
と、2を選ぶのは、チト、ムリ!
「ムリめな問題、そのかわり選択肢ラクチン」、ってパターンです。

困ったときには「消去法」

とにかくケチケチ、ケチをつけていく。
本文末、
「訓詁=似似=不尤遠乎」
と、「訓詁」は否定対象になっているのがわかる。
だから、「訓詁」を肯定している1・5はダメ。
4は「価値判断」なんか問題にしていないから、ダメ。
2・3の二者択一。ホラ、差異の問題になってきた。
3は、「訓詁」と「経」を「も」で並列させているのがマズイ。
現代文の二項対立の論理(ロジック)をここでいかせるようだといいですね。

経を捨てる/訓詁を求める…否定
 ↑
二項対立
 ↓
(    ?    )…肯定

「否定⇔肯定」の対立関係、「否定」の内容をひっくり返せば、「肯定」しているブラックボックスが埋まるでしょ?
(?)=「経を捨てない/訓詁を求めない」
と出てきます。

何度も言うように、「現代文」「古文」「漢文」って、別々に考えるべきではありませんよ。それは、塾予備校の「教える側の都合」で、別科目のようになっているだけです。
「化学」と「生物」とは試験が別ですが、「古文」と「現代文」と、試験いっしょじゃないですか?
現代文の「二項対立」なんか、キホンの「キ」、このようなところで、使わない手はありませんよ。

それでは、次回は「漢文・2007年・本試験」です。

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センター国語9割をめざして、現在、漢文をやっていますが、
ぶっちゃけ、
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まさしくこのようなものです。
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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