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センター国語徹底研究!! 其の十一
〈 漢文・2007年・本試験 〉

目指せ! センター国語9割!!

今回は、特に「多項」という展開ではありません。
漢詩を中心とした、抽象度の高い文脈の読解です。
だから、設問全体としては「消去法」中心になっていきます。

問1.
(1)
「善くす」の意味の問題。重要というわけではありませんが、漢文ではしょっちゅう出てきますから、半ばは常識問題。
わからなかったら、最後、問6をやってから帰ってくる。問6の選択肢、みな、「高く評価」といっていますから、漢詩が「得意」=2「特技」だったということがわかります。
大切なのは、こんなところで時間をかけないこと。

問6→問1(1)のリンク

(2)
「疾(にく)む」の読みの問題。読めれば、「憎悪」がイッパツ、出てきます。「憎(にく)む」「悪(にく)む」の熟語。
読めなくても、時間をかけない。問3から出てきます。問3「周りの者が起こしてやる気にならなかった」のは、嫉妬されていた、「憎まれていた」からなのです。

問3→問1(2)のリンク

問2.
基本的な副詞の読み。(ア)(イ)が読めれば、答えはイッパツ決まりです。「つひに」「すなはち」と読む漢字、たくさんありますから、主なものはおさえておく。ついでに、「すなはち」のビミョーな違いもおさえておく。
→→→ 漢文のツボ 其の五

問3.
お約束「使」の使役の白文読み。ホント、よく出るでしょ?白文読みの王様です。
()からアプローチもありですが、()の解釈からやった方が早いでしょう。
白文に「使」ってあって、「使者」、あるだけムダ!とは思うのですが、必ず入れてくれますよね。で、4、5「使いの者」はダメ。
1は「目覚めさせた。」の肯定が、文脈上おかしい。起こしていないでしょ。
2は「目覚めさせられなかった。」の可能の「られ」が蛇足。
()で3を選んで、()それと対応する5を選ぶのがベストでしょう。

問4.
設問の指示「前後の状況説明」、すなわち、前後の文脈の説明です。「選択法」でもイッパツ、答えが出てきますが、文脈の把握に自信がなかったら「消去法」。

1「仲間が起こしてくれなかったことにあきれた」が蛇足。
2「自分以上の実力者はいないので」が蛇足。
3「気が動転」「解答用紙を取り戻すことはできない」がデタラメ。
5「酒のために意識が朦朧」ではない、寝ぼけていたのです。

いわゆる、「注釈がわりの設問」というやつです。

問5.
漢詩の問題、何年かに一度、出しますね。

詩形
一句=五字→五言
一句=七字→七言
四句構成→絶句
八句構成→律詩  ※十句以上なら「古詩」と考える。


押韻(「こん・どん」など、母音が同じになる)
偶数句末で押韻。
七言だけは、一句目も。 ※ただし、「踏み落とし」、踏まない場合もアリ。


対句(「上/下」「北/南」「一/百」など、コントラストのある表現)
律詩の「3・4句」「5・6句」が対句。


コレだけの知識で対応できます。
「詩形」そのものを答えさせる問題も出ますから、きちんと言えるように。今回は「七言絶句」でした。
押韻に基づく虫食い問題、お約束です。今回は、「七言詩」ですから、
1・2・4句末が押韻、「望-( )-間」と、
「望」と「間」の韻が合わない。よって、一句目は「踏み落とし」、踏んでいません。
「( )-間」の押韻と考え、「an」の音を探す。
で、1・4の二者択一。
「一片=ひとひら」と訳している4が正解。
と、
これは赤本どおりの解説なのですが、添削担当者は、どうも、この作題方法に釈然としない。
1.「淡=数本の淡い光」
4.「山=幾つかの山」
との二者択一になったとき、「一片」で正解を選ばせるのは、ダサい。
漢文の熟語と、日本語の熟語がきちんと対応しているかは、わからないでしょ?
なまじ、テーマが「天柱」で、注釈に「天を支える柱」とあるから、読解力のある生徒さんは4を選びたくなるのではないかな?デキル生徒さんほどひっかかってしまうような作題になっています。
このテの抽象度の高い文脈を問う場合は、バツをはっきりさせるのがポイント。つまり、4を選ばせたいなら、1を文脈上、あきらかにおかしい選択肢にしてやらないと、受験生がかわいそうです。作題した方、イマイチ、本質がわかっていない。
4にひっかかった人、あなたは悪くない。出題者が悪いのです。

ちなみに、上智大学なんかも漢詩出しますが、
・押韻をもとにした虫食い
・対句をもとにした虫食い、傍線部解釈

など、定番ですからね。
「詩形」「押韻」「対句」は漢詩の三点セット。しっかりおさえておきましょう。

問6.
「安くんぞ~得ん」と、反語の表現の定番。
これを「~したい」と希望で解釈するのは、ムリ!
だから、選択肢はすべて、希望の表現にしてくれています。「注釈がわりの選択肢」になっています。

・選択法
注13「雲夢=広大」と選択肢3「気宇壮大」のリンク。
注にヒントを入れてくれることがあるので、注をよく見て!

センター試験、立教、上智などの作題=注に答えあり!!

・消去法
1「求めていた形式と異なる作品であることに不満があった」かどうかは、わからない。
2「違う形式の作品を提出したことを問題」視しているかどうかは、わからない。
これらは「学使」が「マイナス評価」しているのが、ダメ。
4「違う形式の作品をあえて提出した大胆さと」の「と」、並列していない。
5「要求されていた形式とは異なる作品を提出しても気にしない大らかな性格と」と「と」、並列していない。
つまり、「学使」は「詩そのもの」を評価しているのであって、
「詩形のちがいのマイナス評価=1・2」
「銭明経の人間性に対するプラス評価=4・5」
は、いずれも「蛇足」。

せっかくだから、漢詩のポイントをまとめておきましょう。

押韻=偶数句末押韻。七言だけは一句目も!

対句=律詩の「3/4」「5/6」対句

カンタンでしょ?
その時、「七言」ってナンダ?「絶句」ってナンダ?って言わないように!
お約束の問題を落としてしまいます。

それでは、次回は「漢文・2007年・追試験」です。

追記
「拍手」をしてくださった方がいますので、一言。
そもそも、
課題文の選定に問題があります。
「七絶」の一句目踏み落とし、押韻の虫食い、はないだろう!
シロウトじゃあるまいし。(たぶん)
ズル~!みたいな。
探せばいくらでも漢詩の課題文なんかあるはずです。
フツーは、
「七律」1・2・4・6・8句末押韻、
韻がわからんものには注釈つける、
4か6句末で虫食い、
押韻で二者択一、
対句でキマリ!
とね。
それがおしゃれな問題作り。
北大とか、お茶大とか、国立二次でこんな問題出しているはずです。

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きれいな立論です!
「全体をみわたす視点」、しっかり持っていますね。
で、
前回同様、チト、ムリのある展開。
そのことに立論段階で気がつかなくてはいけません。
が、それを何度かくりかえして、
「立論とは何か」が見えてくるはず。
テキトーに思いついたことを並べて論述、
それをいくら繰り返したところで、実力はつきません。
一所懸命、立論して論述、
失敗!
だから、なにがマズかったのか、根源的な問題点が浮かび上がってきます。

前向きな失敗は、前進している証拠!!

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そのかわり、「前進」もないわけです。
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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