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センター国語徹底研究!! 其の十四
〈 漢文・2006年・追試験 〉

目指せ! センター国語9割!!

問1.
どうも、「白黒」のハッキリした作題ですな。急いで作ってしまったかな?
(a)
「援」は、手元の辞書によると、「ひいてたすける意」とあるので、その差異をつっこんでもしょうがない。おくりがなをみると「ひく」「たすく」両方読めますからね。すると、消去法で「一つだけ意味が異なるものを選べ」と設問を読みかえるしかないかな。
(b)
「狭量」とは、人間の器「度量」ですからね。バレバレ。
(c)
「君子」との対比で考えると「通常の人」とも読めるし、本文初頭、昔人の言に無反省に従う人は「通念の人」とも読めますからね。困ったな。一応、本文注釈に「士大夫=知識人」とあり、その典型例としての「蔡」なのでしょうが…、で、わざわざ設問にしてどうよ、みたいな。旧来の設問パターンを踏襲した、「問題のための問題」みたいな。「受験生の実力をはかる」という目的、見失っていないかな?
以上、なぜ、このようなことになるのか?「バツ」の選択肢づくりに時間をかけないと、このような安易な問題になってしまうようです。

問2.
文脈はずっと同じ内容の繰り返し、「金太郎アメ」みたいに、どこから切り取ってきても読めるはず。
(ア)
本文初頭、「借書=痴」ゆえに「奇書を秘す」という文脈だから、「かさない」のです。
(イ)(ウ)
問6で5を選べれば、「貸し借りの否定」の否定、とわかりますね。「かす」「かりる」イッパツ、でてくるじゃないですか?

問2と問6のリンク。

問3.
返り点つき、おくりがななし、は最近の主流。
返読文字は重要!って、口をすっぱくしていっているの、なぜだかわかりますな?「与」の返読文字に気がついたかな?
「与」は本当に問われる多義字。
返り点がついているから返読文字「と」、動詞「くみす」「あたふ」とね。
「与ふ」なら授与動詞、「与ふ+補語+目的語」で、「補語ニ目的語ヲ与フ」とよむ。
もし、このテの設問で返り点がなかったら、なんて読む?
副詞「ともに」です。副詞はゼッタイ返り点がつきませんからね。
→→→ 漢文のツボ 其の九

「共」の字だけ洗ったって、正解がでてきます。カンタン。
直後で「何ぞ独り~」の反語の反対、って考えてもいいだろうし。
ちなみに、再読文字「当」(当然)の問題でしょ?すると必ず「~のがよい」(適当)みたいな選択肢、入れてきます。それは「宜」ですよ。
いずれ、「べし系」の再読文字は読めるように、きちんと訳せるようにね。
さらにちなみに、「当」「応」はともに「まさに~べし」で実際の文脈では、ほとんど意味は同じじゃないかな。強い推量「きっと~だろう」、当然「当然~するべきだ」、どっちも使われます。

問4.
返読文字「所」の問題。「所」は下から返って名詞句を作ります。ここでは「好む所」という名詞句。直前の単純ないいかえです。
「仮而不帰者」の絶対的否定=君子不奪人所好」
バレバレです。

問5.
てか、問4の必然的帰結じゃないですか?
問4.2「君子は人が好んでいるものを奪わない。」
だったら、傍線部
「人の物をかりて、返さないやつ」は君子にいるわけない!
という文脈。「いるわけがない」意味を作れる表現は、反語しかないでしょ!
「豈に~んや」のお約束の反語でした。
それにしても、「反語」と「使役」、センターの王様ですのう。

問4と問5のリンク。

問6.
直後の「因りて」以下の内容です。
本文が「かし・かり」についていっているわけだから、それを言わないでどうする?
バレバレすぎです。

以上、問1だけワケわからん、その他バレバレ、と、なんか白黒ハッキリしすぎ、大味な作題でした。

それでは、次回からは、古文、やっていきましょう。
また、ドンピシャ!当たるカモ。
次回は「古文・2009年・本試験」です。
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【2009/09/08 22:59】 | センター国語徹底研究!! | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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