大学入試の国語・小論文
  に関するワンポイント・アドバイス
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
    ↓   ↓   ↓
人気blogランキングへ
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告
センター国語徹底研究!! 其の十八
〈 古文・2007年・追試験 〉

目指せ! センター国語9割!!

シブイ!
「歌合せ」の形式で優劣を判定、

・和歌の贈答

が設問にからむのは、センターのお約束ですね。追試験にしておくのがもったいないぐらい、よく練られた問題です。
学校で『源氏物語』の「桐壺」は読んでいるでしょうから、文脈はラクチンだったはず。

問1.
(ア)「たづき」の問題。ちょっと渋めの単語ですが、古文常識として、「父を亡くした娘の没落」は知っておくべきでしょう。道長なんかが典型でしょうが、父が栄えれば、娘(彰子)も栄える。

(イ)最重要単語「おこたる」の問題、反対は「なやむ」ね。お約束のひっかけが「なまける」とね。「病気表現→人の死→出家表現」は、一連の文脈としておさえておきたいですね。
病気表現・臨終表現 →→→古文のツボ 其の十二
出家表現 →→→古文のツボ 其の十一

(ウ)重要単語「所狭し」の問題。場所が狭いくらい「窮屈に」感じられる。場所が狭くなるぐらい「いっぱい」ある、それぐらい「堂々としている」と、イメージの連鎖なのです。

問2.
敬意の方向ですか。シンプルだけれども、たくさん出てくる人物関係が問われいきますから、けっこう難しいかもしれません。
bの「動詞+給へ」に注意!「思ひ給へ」と認識を表す動詞「思ふ」にくっついているので、謙譲(へりくだり)といきたくなるところが、ひっかけ。

動詞+給へ+「ら・り・る・れ」=尊敬補助動詞四段已然形+完了「り」

でしょうね。下二段連体形「給ふる」、已然形「給ふれ」とまちがわないようにね。
→→→古文の基礎 其の二十九

それから「奉る」、敬意の方向で受験生がひっかかるのは「謙譲」です。謙譲は「動作の受け手」「動作をされている人」に対する敬意ですよ。
dもシブイひっかけどころ。「たまふ」「たまはす」「たまはる」ちゃんと区別できる?

・「与ふ」尊敬「給ふ」=「給はす」(ただし、「給ふ」より敬意が強い)
お与えになる、下さる


・「受く」謙譲「たまはる」
いただく


とね。受験生が「どっち、どっちだっけ?」となるやつです。

問3.
古文の指示語「かかる」の問題。現代文、古文、漢文、すべての読解において指示内容がよく問われますが、指示語は原則、直前を見るべし!

問4.
シブイな。和歌で「露」の比喩内容は出るよ!ってさんざん書いてきましたが、やっぱり出してましたか。上智大学も源氏で出してますが。
→→→ 単語のツボ 其の十一

・露=はかない命、露命
・露=涙…「悲しみ」の読み取り


と、どちらもよく問われます。赤本にも詳しい解説が書いてありますね。
バツの選択肢の作り方が、とても丁寧ですね。「わかってらっしゃる方」が作題しています。
①「露=はかない命」はひっかかるでしょう。「思ひやる」は「遠く(の若宮)に思いをはせる」意、「決意」がまずい。
②「宮城」の「宮」と「宮中」の「宮」は「同一の語」でしょ?掛詞の定義は「同一の箇所に異なる語を掛ける」です。って、バツの選択肢の作り方のお手本ですな。
③「露=涙」の比喩の読み取りの問題でした。「小萩=若宮」の比喩を問うあたり、良問です。
④それを「小萩=更衣」とスリカエてバツさせる、シブイ!だって「小」だから、小さくないとね。
⑤やはり「思ひやる」の問題。
いろいろな複合動詞を作るので、「やる⇔おこす」はセットでおさえましょう。

・やる…こちらからあちら(遠く)へ「送ってやる」
・おこす…あちらからこちらへ「送ってよこす」


「言ひやる」「言ひおこす」とか、手紙のやりとりなどでも頻出、和歌の贈答の人物関係など、いろいろ使えますよ。

問6.
本文の要約。「五条大后宮⇔桐壺更衣」の勝ち負け、何が「対比のポイント」になっているか、洗い出す作業です。最後の一文の解釈ですね。
①「国家の安定⇔国家の乱れ」の問題ではない。
③「家族への貢献」の問題ではない。
④「政治力」の問題ではない。
⑤「尊敬⇔疎まれる」の問題ではない。

以上、良問ぞろい。
さて、いろいろ解説したいことがありますが、主なところで。

【まぎらわしい敬語】

1.時めき給ふ
2.時めかし給ふ
3.時めかせ給ふ
4.時めかさせ給ふ


と、これらをきちんと訳すことができますか?人物関係までだいたいわかりますよ。

1.「時めく」+「給ふ」=(女)寵愛されなさる。
2.「時めかす」+「給ふ」=(男)寵愛なさる。
3.「時めく」+「せ給ふ(最高敬語)」=(女御・中宮・后などが帝に)寵愛されなさる。
4.「時めかす」+「せ給ふ(最高敬語)」=(帝が女御・中宮・后などを)寵愛なさる。


とね。
ポイントは「時めく」も「時めかす」も「四段活用」だ、ということです。ひっかかるでしょ?
「たのむ」四段/下二段
とかやっているものだから、「時めかす」下二段、っていきたくなるところが「ひっかけ」どころ。
ちなみに「す」「さす」の接続、ダイジョウブ?「四段・ナ変・ラ変」の未然形には「す」が、それ以外の未然形には「さす」が接続します。
ナニを言っているのか、わかりますか?
「時めか(四段未然形)」「時めかさ(四段未然形)」だから「す」しか接続できない。
つまり、
「時めかせ」という下二段連用形は存在しない。
「時めか」四段未然形に助動詞「さす」は接続しない。
ということ。
さらにちなみに、重要単語「おどろく」「おどろかす」も、「どちらも」四段活用ですよ。
細かいようですが、「時めく」「時めかす」って、その性質上、「必ず」尊敬表現になるでしょ?早稲田の法で出したっけ。

【重要話型】
・「おこたりもやり給はで~」=つまりは「なやみ」続けて、
 ↓
・「かくてつひにかくれ給ふ」
 ↓
・「露けき秋」…「涙」でしめりがちな秋(悲しみ)


という文脈に着目!だから、

・病気表現

・臨終表現

・出家表現


は、一連の表現としておさえてしまうのです。古文で再頻出の文脈ですからね。
今回、「出家」には展開しなかったけど、これら、もし出たら「時間かけずに点数まる取り!」でしょ?合格一直線じゃないですか?
上記「早稲田合格者数300超」って、まんざらシャレじゃないのですよ。

次回は「古文・2006年・本試験」です。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

部活と勉強の両立で悩める全国の現役生集まれ!!
キミの答えはココにある!

 →→→ 田中十督先生の「猛ダッシュ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

大学受験の数学で悩める者は
学ちゃんに訊け!!
添削担当者が知るかぎり、最高の数学講師!!
佐藤学の数学はコチラ
→→→数学専門塾「スタッフ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ここからがわからない 古文・漢文

『ここからがわからない』
     入試基礎 古文・漢文40題


添削担当者、監修済み!
旺文社『ここからがわからない 古文・漢文』
「O-sys」(オーシス)という、旺文社独自の教育システムで解説付き。

好評発売中!!

続いて『小論文』も監修予定!

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「2 ウェイ メソッド 現代文/小論文」テキスト
フットプリンツ テキスト


フットプリンツの優秀答案の紹介
第五回 小論文

danpei 優秀答案現代文第五回 joe


全体を見わたす視点!

この生徒さん、やはり「全体をみわたす視点」が優れている。
現代文の「要約」の視点が、
そのまま小論文の「立論」の視点にいきています。
両者が表裏一体、「不可分」の関係であることを体現しています。

「常に全体を見わたして部分に取り組む!!」

だから、「小論文は小論文」「現代文は現代文」て、
きわめて効率がわるいのですよ。
                          

受講生 一人一人に目がとどく!!
   受講生限定=50名

受講生を限定、プロの講師が少数精鋭で徹底的に添削をしていきます。
現代文・古文・漢文・小論文 オール・イン・ワン!
会員にかぎり、古文、漢文、すべてフットプリンツが請け負います。
                                 
現代文/小論文の
   相互補完的実力養成
「2-way method 
   現代文/小論文」


みなさま、さらなる応援、
m(_ _)m よろしくお願いいたします!m(_ _)m
人気blogランキング ただいま75位
   ↓      ↓      ↓
スポンサーサイト
ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
    ↓   ↓   ↓
人気blogランキングへ
【2009/12/10 17:16】 | センター国語徹底研究!! | トラックバック(0) | コメント(0)
<<センター国語徹底研究!! 其の十九 | ホーム | 人生の「おしたし」 其の二十三>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
現代文と小論文の同時並行演習
最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

よろしくお願いします

参考になった方は応援願います!      ↓   ↓   ↓

人気blogランキングへ

極小論文 (無料)

メールで小論文。 あなたの論述力を手軽に試してみませんか?優秀論文は矯正随時ブログにアップしていきます。                   今月のテーマ 『日本の行方』

名前:
メール:
件名:
本文:

結論の根拠(論証)を明示して、あなたの意見を百字程度で論じてご投稿ください。あなたの論述力を診断してご返事いたします。

ブログ内検索

わからないことがあったら検索してください。

それでもわからない場合は上記メールフォームよりお問い合わせください。

プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

添削担当者からのお願い

受講生以外の方でもご自由に質問・コメントをお寄せください。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

携帯用 QRコード

携帯電話で読み取ってアクセスしてください。

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。