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大学入試 基礎講座『古典文法入門篇』 其の四
<「動詞」1>
自立語(単独で意味をもつ語)で活用するのが「用言」、
「活用する言葉」、略して「用言」、
「用言」は「動詞」「形容詞」「形容動詞」の三つ、
これらの活用をしっかりやれば、受験生の最初の関門「助動詞の活用」なんか、
ぶっちゃけ、3分で終わっちゃいます。
大学受験生、「活用おぼえる」のなんか、勉強のうちに入んないからね、
そこのところ、ひとつ、シクヨロ!

ということで、
今回は「動詞の活用」、
30分で終わるべし。


大学入試 基礎講座 『古文の基礎』

で、「動詞の活用」について、
2年前の自分が、かなりくわしく解説してくれています。
「2年前の自分、ありがとう…」
で、
同じ解説してもしょうがないので、
今回は、ぶっちゃけたところで「要約」しちゃいますぜ。

動詞=動作(~する)・存在(いる・ある)

英語で言えば「do」「be」ですね。
で、

・「動作」「存在」あらわしてウ段でおわる。

これが、動詞。
現在も同じ。何か動詞言ってみて。
「書く」「見る」「笑う」「入る」「寝る」…○○ウ
になってるでしょ?
ちなみに、ラ変動詞は全て「存在」をあらわします(例外もあり)。
「あり」
「をり」
「はべり」…あります
「いまそ(す)か(が)り」…いらっしゃる
とね。
動詞は全て「ウ段」で終わる。
唯一の例外が、上記の「ラ変」、「イ段」で終わってるでしょ?
だから、
終止形接続の助動詞「べし」「めり」「らむ」などは、
「ラ変には連体形」に接続するのです。
そうするしかないでしょ?

・終止形接続の助動詞=動詞の「ウ段」に続く。

「書くべし」「笑ふめり」「見るらむ」
とね。
ところが、ラ変の終止形に続けると、
「ありべし」「はべりめり」をりらむ」
あれ~???
オカシイ!の、わかりますか?
終止形接続の助動詞は、普段、動詞の終わるカタチ、つまり「ウ段」に接続している。
「ラ変」だろうが、「ウ段」に接続したい!
ラ変の中で「ウ段」もっているのは、
「ら・り・り・る・れ・れ」
ね?
「連体形」でしょ?
だから、

・終止形接続の助動詞「べし」「らし」「らむ」「めり」「まじ」「なり(伝聞推定)」は、

「ラ変には連体形に接続する」

ってわけ?

ダイジョビ?

ハイ、
したら、動詞の活用覚えるよ。
動詞の数が決まっているのは、動詞を覚えちゃう。

・上一段活用動詞
「着る」「見る」「似る」「煮る」「射(い)る」「鋳(い)る」「居(ゐ)る」「率(ゐ)る」「干(ひ)る」
ゴロ…「きみにいゐひ」、「ひいきにみゐ」る
※「射(い)る」「鋳(い)る」…ヤ行上一段活用
※「居(ゐ)る」「率(ゐ)る」…ワ行上一段活用
「射・鋳る」がなぜに「ヤ行」なのかは、「古文の基礎」参照のこと。

・下一段活用動詞
「蹴る」のみ。

・カ変動詞
「来(く)」のみ。

・サ変動詞
「す」「おはす」の二語のみ。

・ナ変動詞
「死ぬ」「往・去(い)ぬ」の二語のみ。

・ラ変動詞
「あり」「をり」「はべり」「いまそ(す)か(が)り」の四語のみ。

そりゃ、
例外はいくらでもあります。
が、
基本はコレだけ。
30分で「動詞」と「活用」覚えて。
それ以上、かけちゃダメだよ!
なぜなら、これは「勉強」ではない。
フロの中、トイレの中、電車の中でやるべきことだから。
机に向かってやったら…
小学生に笑われちゃいますぜ!

詳細は、「古文の基礎 其の二~其の五」参照のこと。
↓ ↓ ↓
大学入試 基礎講座『古文の基礎』〈目次〉

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【2010/04/12 23:53】 | 古典文法入門 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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