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過去問徹底研究(慶応大学法学部) 小論文合格マニュアル
「過去問徹底研究」って、いったいなにをやっているのか?
素朴な疑問です。
フットプリンツの「過去問徹底研究」とは、カンタンにいえば、
「わたしだけの赤本」です。
一人一人にあわせた傾向と対策、
過去にフットプリンツの講座から巣立っていった先輩方にどのような指導をしてきたのか、
そのヒミツの一端をご紹介していきます。
添削担当者と受講生の血と汗と涙の足跡が、ココに刻まれています。
最速最短の「合格への近道」なんて「ない!」と、再三、拙ブログで述べてきました。
が、ありますよ。
ノーミソに汗してやりとりやりとり、
だから、
添削担当者は、その受講生に適した「しり上がりの合格道」が見えてくる。
受講生のノーミソの中でも、すでにそこに至る「足跡」が刻み込まれている。
だから、
「最速最短の合格」ルートが立ち現れる、という過程を経ていきます。
つまり、
「前提としての近道」はない!、
近道は「結果として」出現する!ということ、
以下の記事から、ご確認くださいませ。



○○さん、十分合格レベルですから、時間配分だけ注意してください。
要約の練習はさんざんやってきたはずです。

・問題点(テーマ)は何か?


・結論の根拠、論証は?

・その結論は?

この三点を早くおさえてしまうことです。

難解な引用文や用語などがあってもすっ飛ばす。早く早く大枠をおさえてください。「部分」にしがみつかない、常に「全体」を見る。さんざんやってきた練習です。大枠さえおさえてしまえばよい。
さっさと要約して、立論にしっかり時間を注いでください。その際、二項対立的な展開でよいので、
「ブッシュ⇔オバマ」
のようにコントラストをつけるのがポイント。

「三項」以上、読んできましたよね。
・「人間-道具-自然」…中間項、媒介
・「意識以前-意識-言語-科学」…階層構造
・「死者の歴史/征服者の歴史⇔語りえぬもの」…第三項


など、やってきている受験生は、いないでしょう。
自信をもってくださいね。
なぜ、ムリめな課題を消化してきたかというと、メタ(上位)のレベルをやっておけば、その下のレベル、つまり、「二項対立」なんか楽勝だからです。
慶応(法)の小論文は何のヒネリもいらない、二項対立で十分。
そのかわり、コントラストに注意です。
課題文は少々、難解。でも、言っている内容がハイレベルなのであって、文章表現自体はシンプルなものが多いです。アタマに結論がくるか、おしまいに結論がくるか、いずれにしろ、主張、結論自体は明確なはずです。少々ハードな社会科学論、でも構成は箇条書き的展開、といったものが多いですね。
だから、要約はしやすいはずです。
設問の指示、論文の題名で、ほぼ内容がわかるはずです。

具体例をしっかり決めてから書き出すこと。
字数など、具体例でどうにでもなりますから、気にしない。
その具体例が「はまったもの」であれば、どこまでもイモヅル式に出てくるはずです。

・ブッシュ…白人・共和党・孤立・排除・非対称


・オバマ …黒人・民主党・連帯・寛容・対称


と、例示させようとすれば、どこまでも展開できる、それが「はまった具体例」ということです。字数で悩まなくてもよい。だから、「コントラスト」をよくよく考える必要があるのです。

それから、論の構成ですが、


・導入(要約)


・問題提示

・結論

・論証

  なぜなら第一に~

  第二に~

  そして第三に~

以上のことから、結論(再説)

と、双括型で論じると1,000字ぐらいの長さはラクかもしれません。
最初に結論を述べてしまえば、あとは論証するだけ。
「第一に~」「第二に~」
で書きあがりそうなら、そこで結論、
足りなそうなら
「さらに、何よりも、そして、第三に~」
とダメをおせばよいでしょう。
字数が長いと、最初にもたつく、冗長になってしまう傾向がありますから、さっさと結論述べておく、というのもテです。

2004年
「筆者の言うように、これからは第四の世界が重要になってくる。~以下、論証」

という展開でいいでしょう。
設問の指示にもよりますが、基本的には課題文に賛成、筆者の意見に「まる乗り」して、具体例の例証を変えてやる、というのがいちばんラクチンです。
ハードな論文に反論するのはムリ!
それなのに、「人と違うことを言わないと」とムキになる人がいる、
ドツボです。
設問が「批判せよ」だったり、
課題文が「戦争は人類の必然」のような、ツッコミ所ありあり、といったものだったり、
その場合はガンガンつっこんでいけばよし、
そうでもないかぎりは、反論してもただの「アゲアシ取り」で終わってしまいます。
だったら、

「まる乗りして、はまった具体例で例証」

した方が、はるかにマシです。
というか、○○さんはその「ネタ」は十分に持っているはずです。
例示しようにも、「ネタ」がない人たちが
「国民一人一人が自覚を持って真摯(しんし)に取り組まなければならない」
とやってくれますから、あわてる必要はありません。
○○さんは英語でかせいだ点数さえ、はきださなければよいのですから、ヒネリを入れる必要はありません。
まっこうから勝負してきてくださいね。


以上、
「二項対立」を超えて、
「媒介項」「階層構造」「第三項」という「多項」の枠組みを「現代文」で演習。
「小論文を書くために現代文を演習する」という大枠が、
最後の最後にいきてくる、
それがフットプリンツの「2-way method」なのです。
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【2010/09/19 15:04】 | 過去問徹底研究 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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