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大学入試 基礎講座 『受験生の心がまえ』 其の十
第一志望の過去問、手をつけていますか?

過去問演習

=ボーダーラインの把握

 自分の実力の把握

試験本番、
まわりの受験生をみまわしてみましょう。
おそらく、半分ぐらいの人は「過去問もやっていない」、
で、宝くじでも買うつもりで試験会場に来ています。
「模試の復習」のところで、再三述べましたが、
模試は「オミクジ」「宝くじ」のたぐいではない。
まして、試験本番「運試し」の場であってよいわけが、ない!
でも、半分ぐらいの人は、「過去問もやっていない!」
そのうちの一人にならないだけでも、
難関大学、「競争率8倍」、とかいったって、実質のところ競争率は3,4倍程度じゃないですか。

先生によっては、「どうせ同じ問題でないんだから、過去問なんかやってもムダ」
という指導をしている方がいらっしゃいますね。
それはそれで一つの立場なんでしょう。
が、
過去問の演習は「同じ問題が出るからやる」わけではない。
設問のパターン、解いていくリズムを把握するためにやるのです。
やってみますか。
首都圏に限りますが、だいたい、受験生の出願のパターンには傾向がある。

【いわゆる「埼京線ライン」】
立教、早稲田って併願していくでしょ?
で、
立教、立教、学習院、早稲田、
とか受験していくのですが、
立教のノリで早稲田を受験してしまう。
過去問をちゃんと研究していないからです。

立教=まえがかり
早稲田=あとがかり


過去問を演習したら、解説を参考にしながら、解答ネタ、マーカーでチェックしてみてください。
それは傍線の「前」にありますか、「後」にありますか?
立教は、解答ネタの「後」に傍線を引く傾向があります。
例えば、立教の古文。
「傍線部はなぜか、30字以内で書きなさい。」
って、
傍線部の前に、「已然形+ば、~」(確定条件、原因理由)とかの表現が平気で書いてある。
傍線部の前に、「~て、」(接続助詞「て」は原因理由を表す場合もある。「何で遅刻したんだ?」「電車が遅れて…」みたいな)。ね?
早稲田、センターもそうだけど、解答ネタの「前」に傍線を引く傾向がある。
早稲田の評論、いわゆる本文の最初「問題提示」に傍線引いて、
「それはどういうことか、筆者の考えとして正しいものを選べ。」
って、傍線で立ち止まって考えたってしょうがない、その答えは、本文末、いわゆる「結論部」にあったりして。前後いずれにしろ、早稲田は解答ネタの近場に傍線を引くのを嫌う傾向がある。
とはいえ、ケースバイケースで、課題文がムリめな時には、設問をラクチンにしてくれるから、傍線部の直後がネタ、というばあいもあり。
と、ことほど左様に、大学によって「リズム」が変わってくる、というか、シフトしていかなくちゃいかん。
それなのに、
なんとなく演習して、
なんとなく解答して、
なんとなく受験して、
どこの大学受けても、「本文読んで、傍線、よっこらせ。本文読んで、傍線、どっこらしょ」って解いている受験生ね、いったい「どこの大学に入ろうとして、勉強しているの?」という観がある。


【いわゆる「東海道線ライン」「東急線ライン】
慶応、上智、青山、
とか受験していきますな。
で、
プラス、早稲田受ける人ね。
センター、五者択一。
早稲田、六者択二。
上智、四者択一。
上智ラクショーじゃん!
って受験生、まちがいなく過去問をやっていない!
子どもじゃあるまいし、「選択肢の数」じゃないっつ~の。
やってみましょうか。

センター=五者択一
×××△△
で、二者択一。

早稲田=六者択二=二つ×、三つ△、一つひっかけ(しっかり読めていればバレバレの×)。
××△△△ひっかけ
で、ちゃんと読めていれば三者択二。

上智=四者択一
△△△△
結局、四者択一。


と、
おおざっぱですが、こんな傾向がある。
だから、「上智はわけわかんない」。
だからだから、過去問しっかりやって、「ステ問題」の見極めやっておかないと、なのです。

例えば、東大。
最難関大学だから、問題も超難解!
かっていうと、
「へっ?」
って思うぐらい、標準的な問題だったりしますね。
そのかわり、記述だから点差がガッツリひらいていきますね。
前の文脈受けて、
「さるべき方の後ろ見もがな」
とか、お約束、希望終助詞「もがな」の記述で口語訳ってやつなのですが、
ポイントは「さるべき」の「さる」、つまり「然(さ)+あり」の指示内容の説明だったりして。
「さるべき」は慣用表現で、「それ相応の・身分教養の程度が高い」など、
「それ相応の身分の方がお世話してくれたらなあ」
とか、文脈に応じて訳していく。正確な文脈把握と、全体の要約力が問題になっていきますね。
と、
それぞれに「ノリ」「リズム」を変えていかないといけない。
だから、過去問の演習は、国語に限っていえば早く始めたほうがよい。
年をこすと、まず、やらない。やるのが怖くなっていきます。
だから、「早く、早く」なのです。
と、赤本一冊やっちゃえば、ゴールライン、ボーダーラインが見えてくる。
よって、モチベーション、演習の集中度もあがっていく。
どれぐらいできるか、ではなく、
とれぐらい足りないか、自分に「欠けているもの」が明確になる、
だから、学習の優先順位も見えてくる。

また、
トリ問題=「本番だったら、コレ時間かけずにゲット!」
ステ問題=「本番だったら、コレ捨てて、時間だけはかせいでいこう!」
ジックリ問題=「本番だったら、ココに時間かけて高配点ゲット!」

と、
常に良質のイメージトレーニングをやっていける。
これにまさる「本番想定訓練」って、ないじゃないですか。

過去問演習=最も効率的なイメトレ
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【2010/10/11 00:27】 | 受験生の心がまえ | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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