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過去問徹底研究(慶応大学総合政策学部)
過去問徹底研究(慶応大学総合政策学部) 2006年 解答例

フットプリンツの「過去問徹底研究」、
受講生の最後の最後の仕上げです。
下にあげた「解答例」は、受講生の立論にそくして、添削担当者(谷村)がリライトしたものです。
市販の模範解答って、大学院生とかが「思いっきり」書いてくるので、受験生にはムズカシすぎなのです。
ボーダーライン突破、合格すりゃいいでしょ?
だったら、それぞれの受験生の「レベル」にあわせて、合格答案の作り方を指導したほうが近道なのです。

・接続しっかり!

・二項対立のコントラスト!

・具体例は具体的に!

これら三点に留意して書くように指導したものです。
これぐらいで十分、合格レベルの答案になっているはずです。


問1.
私が最近、「これが世論である」と考えた事例は、アメリカの大統領選挙でオバマ大統領が当選したことである。
 世論とは、まず初めに個人の意思があり、それがマスとなって、大衆の意思、すなわち「世論」を形成する、と考えられる。だが、その一方で、それを取り上げるテレビや新聞など、マス・メディアの論調によって、大衆の意思、さらに個人の意思が影響をうけ、世論を形成することも見逃してはなるまい。つまり、世論とは「大多数の個人の意思の集約」であると同時に、「マス・メディアの情報によって影響された個人の意思」であり、両者が相互に影響しあいながら、形成されるものと考えられる。
 だが、近年、インターネットが普及し、個人が自由に情報を発信し取得できるようになった。高度情報化社会とよばれる情報環境の中で、マス・メディアはかつてのような影響力を失い、それに変わってブログなどの個人のホームページが世論を形成していく時代になったのではないだろうか。それを如実に示したのが、黒人初の大統領であるオバマ氏の当選である。
 オバマ氏が大統領選に向けて選挙活動を始めたころ、民主党の候補者争いにおいて、アメリカの世論は圧倒的にヒラリー・クリントン氏を支持していた。ヒラリー氏は潤沢な資金力もあり、かつてのファーストレディーとして圧倒的な知名度もあった。それに対して、オバマ氏は資金力もなく、知名度もない、圧倒的に不利な立場であった。ところが、彼はインターネットを利用し、有権者一人一人に自分の政策を訴えていった。それに感銘を受けた個人が、さらにオバマ支持の情報をネットに流して他の個人とつながり、「黒人初の大統領」「変革」というキーワードがネットの中で増幅していったのである。結果として、乏しい資金力ではあったものの、ネットを利用して支持者を集め、大統領選挙において過去最高の選挙資金を集めることになった。その勢いのまま、共和党との争いにも勝利していった。
 このように、マス・メディアが世論の方向性をにぎっていた「マスからマスへ」の時代は終わりをつげようとしている。ネット社会においては「個から個へ」情報を発信、受信し、相互にリンクしながら増幅して世論を形成するようになったといえる。(1000字 ややオーバー)
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【2010/10/11 17:06】 | 過去問徹底研究 | トラックバック(0) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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