大学入試の国語・小論文
  に関するワンポイント・アドバイス
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
    ↓   ↓   ↓
人気blogランキングへ
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告
大学入試 基礎講座『古典文法入門篇』 其の二十六
<助動詞 推定「めり」「なり」にともなう撥音の便無表記>

「撥音(はつおん)」とは「ん」の音。
シリトリをやって、最後に「ん」がつくと負け、になるのは、「ん」で始まる「単語」がないからです。
ということは、
「ん」とは、もともと正式にあった音ではない。
「なまり」、音が転ずる(音便)のなかで派生したもの。
だから、本来、撥音を表記する文字がなかった。
だから、話している中では「ん」という音はあったのですが、文字がない、だから筆記する際に書かない、書きようがない。
と、「撥音便の無表記」はそんなところから生じたものです。

詳細は語りつくしていますから、以前の記事を参照。
↓ ↓ ↓
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の六十二
「助動詞」 〈推定「なり」「めり」 2〉


ポイントは、「ラ変型活用語」をおさえること。
そうすれば「撥音便無表記パターン」はすべて、いえるようになるはずです。
「ラ変動詞」は「あり・をり・はべり・いまそかり」など。
「ラ変型活用語」は無数にありますよ。


【ラ変型活用語】

ラ変動詞

形容詞補助活用

形容動詞補助活用

ラ変型活用の助動詞  完了「たり」

形容詞型活用の助動詞 「べし」「まじ」

形容動詞型活用の助動詞 断定「なり」

特殊型活用の助動詞 「ず」の「ざり」系列


です。
推定「めり・なり」は終止形接続の助動詞ですが、
これらは「ラ変型」だから、「連体形」に接続する。
ココが文法初心者の「つまづきどころ」なのです。

撥音便の無表記パターンをしっかりおさえてしまえば、おもしろいぐらい点数かせげるようになりますよ。

1.単純な文法説明問題。
「べかなり」とか、「ななり」とか。

2.「なり」の識別問題。
断定「なり」か、伝聞・推定「なり」か、ってやつです。
↓ ↓ ↓
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の七十四
「識別」 〈三大識別「なり」「なむ」「に」〉


「に」の識別問題とからめて、「同じ語を含むものを選べ」って設問は、ちょっとむずかしいかな。
いずれ、「撥音便+なり」はゼッタイ「伝聞・推定」に決まります。

撥音便+なり=伝聞・推定

ただし、撥音「ん」を書かないから、初心者はカンタンにひっかけられるのです。

3.解釈系の問題。
コレ、マジで使えますよ!
センターしかり、特にも早稲田、上智など、難関大学の古文。
「傍線部の解釈として適当なものを選べ。」
で、
「傍線部」がやたら長い、よって、選択肢もやたら長い。
見るだにウンザリしてきますね。
で、なが~い、傍線部、よく見ると「あなる」とある。

「________________あなる名詞_______________」

長ったらしい選択肢群の中に、「~という名詞」って訳しているのがある!
「撥音便・なり」で、「伝聞・推定」、文脈から「伝聞」、
イッパツ正解!
って、よくやるパターンです。
で、早稲田大学ね。
本文難解、解説注釈ほとんどなし、
「ど~しようもないじゃん!」
でも、長~い注釈が隠されている。
どこに?設問の中に!
つまり、高配点の問題で「使える」、どころか、
本文の読解そのものにかかわってくるから、
このテの設問をクリアしたひとは、文脈全体が見えてくるから「イモヅル式」に点数かせいでいく。
ね?
だから、同じ文法事項でも、文法説明でしか聞きようがない「『に』の識別」とは、そもそもレベルが違うのです。
文法はメリハリ、つまり優先順位を明確にしてやれば、あっという間に終わるよ、バカスカ点数かせげるよ、ということで、★マークをつけて文法解説をしていったのでした。
このあたり、わかってくると「大学受験の古文」なんて、「ゲーム」として楽しめるようになりますゼ!!
スポンサーサイト
ご参考になりましたら、応援ポチッとよろしくお願いします!!
    ↓   ↓   ↓
人気blogランキングへ
【2010/10/12 14:57】 | 古典文法入門 | トラックバック(0) | コメント(0)
<<大学入試 基礎講座『古典文法入門篇』 其の二十七 | ホーム | 過去問徹底研究(慶応大学総合政策学部)>>
コメント
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |
現代文と小論文の同時並行演習
最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

よろしくお願いします

参考になった方は応援願います!      ↓   ↓   ↓

人気blogランキングへ

極小論文 (無料)

メールで小論文。 あなたの論述力を手軽に試してみませんか?優秀論文は矯正随時ブログにアップしていきます。                   今月のテーマ 『日本の行方』

名前:
メール:
件名:
本文:

結論の根拠(論証)を明示して、あなたの意見を百字程度で論じてご投稿ください。あなたの論述力を診断してご返事いたします。

ブログ内検索

わからないことがあったら検索してください。

それでもわからない場合は上記メールフォームよりお問い合わせください。

プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

添削担当者からのお願い

受講生以外の方でもご自由に質問・コメントをお寄せください。

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

RSSフィード

リンク

このブログをリンクに追加する

携帯用 QRコード

携帯電話で読み取ってアクセスしてください。

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。