大学入試の国語・小論文
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大学入試 国語・小論文に関するQ&A 其の十二
〈模擬試験〉

Q.模試は受けたほうがよいですか?

 

A.よいです。

ただし、夏前は基礎をしっかりやる。あまり模試にこだわる必要はないでしょう。学校や塾・予備校で実施するなら受ける、ぐらいでよいのではないでしょうか。

本格的に模試に取り組むのは夏明けからです。

 

夏明けは計画的(戦略的)に模試を受ける

 

夏前は時間を切って問題演習する必要はありません。優先順位第一位は「しっかり読む、しっかり解く」です。

夏(夏季講習)からは量の演習に入っていきます。細かいことはどうでもよい、とにかくガンガン量をこなしていく。で、夏前にやった基礎(古文の文法・単語・敬語、漢文の句法)で、落としている事項があったらひろいなおしておく。

夏明け、いよいよ時間を切っていきます。夏前は「じっくり時間かけて満点かせぐ」ような勉強、夏明けは「満点はいらない、時間を切ってボーダーラインをとる」演習に切り替えていきます。そこで過去問の演習、模試の受験にとりくみます。

模試を受ける。古文(漢文)は「やったよ、出たよ、パッと点かせぐ」、現代文に「しっかり時間かけて点数もぎ取る」、でしたね。そのやりとり、自分のリズムを模試によって作っていくのです。いわゆる「仕上げ」の作業です。

ここで注意しなければならないのは、「あともう少し勉強したら…」とグズグズしないことです。「あともう少し…」「あともう少し…」、十一月をすぎると受ける模試がなくなってしまいます。結果、ウォーミングアップなしのぶっつけ本番になってしまいます。

夏が明けるころ、八月後半~九月初旬のころでよいので、受験する模試の計画をしっかりたてましょう。大学受験生、九~十一月は月に二本、隔週ペースぐらいで模試を受けていってください。「おみくじ」ではないので、合格判定や偏差値ではなく中身をみるように、というのは前に述べましたね。
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【2007/03/25 12:34】 | よくある質問 | トラックバック(1) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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