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大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の五
「用言の活用」 〈動詞 4〉

 

四段活用

a  i  u  u  e  e

 

「a段i段u段e段」、四つの段で活用するので「四段活用」。四つの段で活用する動詞は他にもあるが、それらは「変格活用」として区別する。四段活用の動詞は多数あり。

 

「四段」「下二段」二つの活用をもつ動詞

 

たのむ

・四段(ま・み・む・む・め・め)…頼みにする・あてにする

・下二段(め・め・む・むる・むれ・めよ)…頼みに思わせる・あてにさせる

※下二段に活用して、意味、主語を問います。

 

★★★★★かづく

・四段(か・き・く・く・け・け)…かぶる・ほうびとしていただく

・下二段(け・け・く・くる・くれ・けよ)…かぶせる・ほうびとして与える

※ほうびとしてやりとりされるのは衣服です。「和歌を詠め→巧みに和歌を詠む→すばらしい!→かづく(四段・下二段)」といった文脈で頻出します。(「古文のツボ」で詳述しています)口語訳、人物関係など、ほぼまちがいなく問われます。動詞の中では最重要。

 

★★★★★給ふ

・四段(は・ひ・ふ・ふ・へ・へ)…尊敬の動詞、または補助動詞

・下二段(へ・へ・○・ふる・ふれ・○)…謙譲の補助動詞

※敬語の中では、というか、文法全体の中で最重要。「敬語」の講義で詳述します。

 

「四段」「下二段」二つの活用を持つ動詞は、他にもたくさんあります。一般に、

・四段…自動詞(他に作用を及ぼさない。自分だけにかかわる動詞)

・下二段…他動詞(他に作用を及ぼす。目的語(「~を」など)をとる)。

という傾向があります(絶対に、ではありません)。「立つ」などが典型です。

 

「立つ」

・四段(た・ち・つ・つ・て・て)…(自分が)立つ

・下二段(て・て・つ・つる・つれ・てよ)…(他者を)立たせる

 

やはり、下二段に活用して、主語が問われます。実は、主語問題、口語訳の問題によくなっています。一見、四段動詞にみえるもの、下二段に活用していないかよく注意してください。
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【2007/04/08 16:32】 | 古文の基礎 1-20 | トラックバック(0) | コメント(0)
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の四
「用言の活用」 〈動詞 3〉

 

上二段活用

i  i  u  uる  uれ  iよ

 

「i段u段」、二段で活用するので「二段活用」。二段活用は二つあるので、区別が必要。上にある二段活用なので、「上二段活用」。動詞の数は多数あり。

 

行に注意するもの。

「老ゆ」「悔ゆ」「報ゆ」(い・い・ゆ・ゆる・ゆれ・いよ)

 

活用に注意する動詞。

★「恨(うら)む」(み・み・む・むる・むれ・みよ)※四段活用ではありません。「恨みず」「恨むる人」のように使われます。けっこう、入試で問われる動詞です。

 


下二段活用

e  e  u  uる  uれ  eよ

 

「u段e段」、二段で活用するので「二段活用」。二段活用は二つあるので、区別が必要。下にある二段活用なので、「下二段活用」。動詞の数は多数あり。

 

行に注意するもの。


「植う」「飢(う)う」「据(す)う」(ゑ・ゑ・う・うる・うれ・ゑよ)

例題 次の空欄に適当な文字を歴史的仮名づかいで補いなさい。

・木を植(  )て、 → 正解【 ゑ 】

のような問になるので、ワ行はくれぐれもきちんと書けるようにしておきましょう。


「絶ゆ」ヤ行下二段活用(え・え・ゆ・ゆる・ゆれ・えよ)…とだえる、死ぬ。

 「耐・堪(た)ふ」ハ行下二段活用(へ・へ・ふ・ふる・ふれ・へよ)…こらえる、能力がある。

例題 次の空欄に適当な文字を歴史的仮名づかいで補いなさい。

・さびしさにた(  )ずして、涙流しにけり。

     → 寂しさにこらえきれないから涙を流している。 → 正解【 へ 】

どうです?早稲田大学の古文の難しさは「かな」だ、と言いましたね。シンプルだけど難しい。上記のような問題、文脈をもっと難しくすれば早稲田大学レベルの問題になります。結局、文脈が読めていて、単語の意味も理解し、なおかつ動詞の活用もきちんとおさえていないと解答できません。ハードルが二重、三重に設定されてきます。動詞の活用だからといって、ナメてはいけません。
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【2007/04/06 14:33】 | 古文の基礎 1-20 | トラックバック(0) | コメント(0)
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の三
「用言の活用」 〈動詞 2〉

「動詞の活用の種類」を具体的にみていきましょう。

 

上一段活用

i  i  i る  i る  i れ  i よ

 

「i 段」、一段のみで活用するので「一段活用」。一段活用は二つあるので、区別が必要。上にある一段活用なので、「上一段活用」。動詞の数は限られているので覚えてしまいましょう。

 

着る ・ 似る ・ 煮る ・ 干(ひ)る ・ 見る ・

射(い)る ・ 鋳(い)る ・ 居(ゐ)る ・ 率(ゐ)る

 

「きみにいゐひ」とか、「ひいきにみゐ」る、とか、覚え方はいろいろ言われていますが、必ず漢字で覚えるようにしましょう。たとえば、「きる」は「切る」なら四段活用になります。

行に注意するもの。

 

ヤ行上一段活用…「射る」「鋳る(金属をとかして鋳型(いがた)に流して器物をつくる)」

ワ行上一段活用…「居る(座る、存在する)」「率る(連れる、ともなう)」

 

「いる」なのに、なぜ「ヤ行」か?もともとの中国音が「ya yi yu ye yo」の「yi」だったのでしょうね。文字がないからしょうがなく「い」と書いているだけです。「鋳る」などはめったに出てこないでしょうから、「射る」ぐらいおさえておきましょう。

「ワ行」は上一段活用に限らず出ます。早稲田大学が好むネタですよ。早稲田大学の古文の難しさは「かな」だと、ずいぶん前に「古文のツボ」で展開してきました。

 

★ ワ行上一段活用 … 「居る」「率る」

 

他に「率(ひき)ゐる」「用ゐる」もあります。「ゐ」をきちんと書けるようにしておきましょう。

 

 

下一段活用

e  e  e る  e る  e れ  e よ

 

「e段」、一段のみで活用するので「一段活用」。一段活用は二つあるので、区別が必要。下にある一段活用なので、「下一段活用」。動詞は「蹴(け)る」一語のみなので覚えてしまいましょう。

「け・け・ける・ける・けれ・けよ」と活用します。

「サッカーボールをたり」

のように用いられます。
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【2007/04/05 17:05】 | 古文の基礎 1-20 | トラックバック(0) | コメント(1)
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の二
「用言の活用」 〈動詞 1〉

用言とは「活用のある自立語」、自立語とは単独で意味をもつ語。

用言とは、つまり、「動詞」「形容詞」「形容動詞」をさします。

「んなの、高一でやった…」といってナメないように。すべてきちんと活用がいえるならよし、そうでなかったら、ここできちんと習得していきましょう。

用言の活用は、文法のいちばんベースになっていく部分です。用言の活用がきちんと言えない人は、ほぼまちがいなく助動詞の活用も言えないはずです。

反対、用言の活用がきちんと言える人は、助動詞の活用などあっという間におさえてしまいます。助動詞のほとんどが用言(動詞・形容詞・形容動詞)のパターンで活用しています。助動詞だから特別に活用を覚えなければならないのは、

 

「き」「まし」「ず」

 

のみ。「まし」は活用をきいてもしょうがない、意味を問います。ということは、助動詞だから活用を覚えなければ、というのは「き」「ず」の二つだけなのです。

 

〈動詞とは?〉

動詞とは「動作、存在を表現し、必ずウ段で言い切る語」です。この「ウ段で言い切る」と言うのがのちのちミソですから、ここでよくおさえておくように!現在でも同じ。何か動詞を思い浮かべてください。必ずウ段で終止しているはずです。

 

〈行と段〉

         だざ…たなさかあ  ← a   ↓

                          i   

                          u

                          e

                          o


ヨコの並びが「段」、タテの並びが「行」。「i 段」といったら「いきしちに…」、「o 段」といったら「おこそとの…」。「ナ行」といったら「なにぬねの」、「ダ行」といったら「だぢづでど」。これらを組み合わせて、


○行○段活用

○行変格活用


と、「動詞の活用の種類」が構成されていきます。


「行」については「ア行」と「ヤ行」と「ワ行」に注意してください。

 

ア行…あいうえお

ヤ行…やいゆえよ

ワ行…わゐうゑを

 

特にも「」「」はきちんと書けるようにしてください。

難関大学といわれる早稲田大学など、実は大好きなツッコミどころです。
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【2007/04/04 21:59】 | 古文の基礎 1-20 | トラックバック(0) | コメント(0)
大学入試 基礎講座 『古文の基礎』 其の一
〈はじめに〉

四月、心機一転、古文の講義に入ります。

ここで講義していくのは、「学校文法」(学校の授業でやるような文法)ではありません。実践文法です。「何がどう出るのか」を集中的に講義していきます。

「古典文法が苦手」という人は、助動詞の一覧表を丸暗記するような、メリハリのない学習をしていたりするものです。そして、重箱のスミをほじくってドツボにはまったりして…。

古典文法習得の秘訣は

 

「出るやつを徹底的にやる」

「こまかいやつは後まわし」

 

です。1,000ピースぐらいのジグソーパズルがあるとしましょう。全体の絵をおおざっぱに思い浮かべながらつながるやつから手っ取り早くつなげていく、全体の絵がボンヤリ浮かんできたら、残りのピースは簡単に埋められます。それなのに、右スミからカンペキに…、なんてやりはじめたら、いつまでたっても終わりません。

というわけで、重要度を★マークで明示していきます。

 

…ちょっと重要、たまに設問になる程度。

★★

★★★…重要、実戦でかなり使えるもの。

★★★★

★★★★★…最重要、大学入試でほぼまちがいなく問題になるもの、出ると配点が高いもの、点差をひろげるポイントとなるもの。

 

手持ちの参考書、文法書、テキストなどでよいので、★マークをつけながら確認していってください。もし、そこに書いていなければ、書き込んでいってください。最終的にはオリジナルの参考書になっているはずです。
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【2007/04/03 15:01】 | 古文の基礎 1-20 | トラックバック(1) | コメント(0)
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プロフィール

谷村 長敬(たにむら ちょうけい)

Author:谷村 長敬(たにむら ちょうけい)
1965年生まれ。立教大学大学院修士課程修了。在学中、赤坂憲雄先生に師事。院生による共著に『「注文の多い料理店」考』。お茶の水ゼミナールで国語全般担当。テキスト(現代文・古文)、小テスト(年間3000点分)の作成にたずさわる。2006年、「ワークショップ フットプリンツ」創業。現代文と小論文を並行して演習する講座をはじめる。趣味はスキー。

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